1964-03-24 第46回国会 参議院 農林水産委員会 第17号
むしろ八月はボンド当たりの国際価格の相場は六・四五セント、六月においては九・八一セント、最近ではまた十セントあるいは九セントということで、国際価格はきわめて上げ潮にある、そういう国際糖価の情勢の何ら変化がない中で、あなたが答弁されたような、突如として三年ないし五年の期間を経てやるということから完全自由化に踏み切ったということは、現実の情勢判断を相場の変動等から見てこれは納得しがたいわけであります。
むしろ八月はボンド当たりの国際価格の相場は六・四五セント、六月においては九・八一セント、最近ではまた十セントあるいは九セントということで、国際価格はきわめて上げ潮にある、そういう国際糖価の情勢の何ら変化がない中で、あなたが答弁されたような、突如として三年ないし五年の期間を経てやるということから完全自由化に踏み切ったということは、現実の情勢判断を相場の変動等から見てこれは納得しがたいわけであります。
IMF統計によりますと、ボンド当たりCIFで四ドル九十二セントになっおります。これを日本から幾らで積み出したかというFOB価格は、これはJES統計、司令部の経済科学局の統計から計算をしたのでありますが、これは四ドル六十六セントでございます。したがって、四ドル六十六セント、FOBが。CIFではアメリカで四ドル九十二セント、むしろ中間マージンが少な過ぎるような感じもいたします。
——それを含めて一応申し上げますと、現在牛乳製品の値段について問題がありますのは、雪印製造のバターで半ボンド当たり十円ばかり上げてもらいたいということです。それを同時に明治乳業や関東、京阪神の飲用牛乳ですか、これを上げたいと思うがどうかということでございます。