2006-06-09 第164回国会 衆議院 総務委員会 第28号
先ほど松原参考人がおっしゃったように、この報告書の中で、NTTのアクセス部門にはドミナンス性が強い、またボトルネック性もあるというようなことでありますので、こういうことになりますと、低廉で良質な通信サービスを国民の方が受けられない可能性も出てくるというようなことで、先ほど私、冒頭に申し上げた、この報告書の方向性は余り違和感がないというのはここのところを申し上げております。
先ほど松原参考人がおっしゃったように、この報告書の中で、NTTのアクセス部門にはドミナンス性が強い、またボトルネック性もあるというようなことでありますので、こういうことになりますと、低廉で良質な通信サービスを国民の方が受けられない可能性も出てくるというようなことで、先ほど私、冒頭に申し上げた、この報告書の方向性は余り違和感がないというのはここのところを申し上げております。
その場合には、恐らくボトルネック性やドミナンス性、そういったものをどのように認識するかとか、しかも背景には、これまでのいわゆる電話回線からIP網に変わっていく中で、そのドミナンス性というのをどのように認識するのかという、やはり踏まえなければいけない重要な問題が出てこようかというふうに思っております。
○国務大臣(竹中平蔵君) 委員御指摘のように、そして私も申し上げたつもりでありますけれども、デジタル時代のドミナント性とかボトルネック性をどのように考えていくのかということ、これやっぱり本当に、専門家の技術的な知見も踏まえてしっかりと議論をしなければいけないところであるというふうに思っております。 単純にシェアだけで議論していいというふうには私も思いません。
そういう点で具体的にお聞きしますが、特にボトルネック性については、従来のメタルのネットワークについてもボトルネック性があるという、これはだれしも認めるところでありますし、しかもこれは開放政策によって、オープン化によって、むしろ新規事業者の方がシェアをたくさん取っている。したがってこれは、懇談会、今朝ほどの座長さんのお話でもこれは進んでいると。
○有冨政府参考人 先ほどからるる御答弁申し上げておりますけれども、指定電気通信設備制度、これはいわゆるボトルネック性に着目をして平成九年に導入されたものでございまして、その具体的内容は、指定電気通信設備に関しまして、まず接続料、それから接続の条件、申し込み手続、そして接続に必要な情報、こういったことに関しまして、接続約款を作成し、それを公表する義務、こういう形になっております。
○内藤正光君 つまり、光ファイバーはボトルネック性があると。特に、現在NTTの光ファイバーにしかこの規制は掛かっておりませんから、NTTの保有する光ファイバーにはボトルネック性があると。どの事業者もみなこの光ファイバーを使わなければ事業展開ができないから、それが趣旨なわけですね。 でですね、ちょっと確認させていただきたいんですが、この規定は一体いつぐらいできたものなんでしょう、局長。
○政府参考人(上杉秋則君) 私どもの、先ほど申し上げましたように、事前規制を掛ける必要があるとすればボトルネック性というのは一つの有力な根拠になるという考えでございまして、したがいまして、ボトルネック性があるかどうかというのは厳密に検証する必要があるという考え方でございます。
そういった状況をまず踏まえつつ、ボトルネック性というのは一体何なのか。つまり、この指定電気通信設備なる規制を掛ける根拠がボトルネック性にあるわけですよ、局長もおっしゃったように。そこで、改めてボトルネック性とは何なのか、それについて考える必要があります。
) 今の局長の答弁に関連してなんですが、私が先ほど答弁申し上げた中で、私自身も若干混同している部分がありまして、誤解を与えたかもしれませんのでちょっともう一度説明させていただきたいんですが、ダークファイバーをNCCが利用している場合に、それはその競争の進展の中では、NCCが利用しているのでNCCの分としてカウントするということは競争の進展の考え方からあるわけなんですが、その後に御質問いただいたボトルネック性
今現在は、設備もNTT東西がボトルネック性を有しておりますし、その開放も、今おっしゃったように、他の事業者が自由に何でも使えるような状況になっている、そういう状況では必ずしもまだないものですから、今このボトルネック性というものを基準にしてこういうドミナント規制というものを行っているわけでございますが、将来、それじゃこの切り方を、今おっしゃっているように、設備とその上に載っかってくるサービスと、どういうふうにしていくのかということについては
○内藤正光君 それをおっしゃるならば、例えばボトルネック性というのがあることは認めます、それはあるでしょう。そのボトルネックに由来するいろいろな問題を解消するために、解決するために総務省さんは郵政省時代から全力を挙げて、例えば明確な接続ルールの策定だとか長期増分費用方式の導入等々を進められてきたわけですよね、ボトルネック性を解消するために。
これを通じてのアクセスが非常にふえてきて、ボトルネック性がだんだん変化してくるということもあります。また、電力線を使った、今申し上げたようなものもある。
○副大臣(小坂憲次君) 確かに、今、東西の加入者線の独占的な状況にありますけれども、技術の進歩によってまだいろいろな問題が残るとも言われておりますが、電力線、すなわち全部の家庭に入っている電力線を使ってこの通信サービスが行われるというような状況に仮になったといたしますと、このボトルネック性というのは解消されてくるわけです。