2006-11-01 第165回国会 衆議院 厚生労働委員会 第4号
○岡本(充)委員 事前にいただいた資料によると、文部科学省はボツリヌス菌、ボツリヌス毒素についても、また南米出血熱ウイルスについても調査が終了していると聞いておりますが、厚生労働省においてはこれらについて調査が終了していないと私は聞いております。
○岡本(充)委員 事前にいただいた資料によると、文部科学省はボツリヌス菌、ボツリヌス毒素についても、また南米出血熱ウイルスについても調査が終了していると聞いておりますが、厚生労働省においてはこれらについて調査が終了していないと私は聞いております。
このような生物兵器による攻撃に対処するためには、ワクチンとか血清の備蓄が非常に重要でございますが、例えば、天然痘ワクチンやボツリヌス菌毒素に対する血清につきまして、アメリカを初めとする諸外国の備蓄状況はまずどうなっておりますでしょうか。加えて、我が国における天然痘ワクチン、ボツリヌス菌毒素に対する血清、炭疽菌に対する抗生物質の備蓄状況、これについてもお答えいただきたいと思います。
○国務大臣(川口順子君) 国連の査察団も認めているように、イラクは、ボツリヌス菌、炭疽菌、VXガス、サリン、いろいろ挙げられますけれども、そういうものを持っていたわけです。そして、その国連の査察に対して、それを廃棄をした、あるいはどこかに隠した、あるいは今持っている、いずれにしても、そういったことを見せる責任があるにもかかわらずそれをやらなかったということであるわけです。
ボツリヌス菌、これは一万九千リットルを製造したと申告したが、それ以上の量が生産された可能性がある。ボツリヌス菌というのは、これは一グラムでもって何万人殺せるというぐらいの猛毒なんですね。サリンどころじゃないんですよ。そういうものもある。これは、そういうようなことが、これはUNMOVICでもって言われているわけでございます。
イラクは、VXガスやマスタードガスのような化学兵器、炭疽菌やボツリヌス菌のような生物兵器など、何億人もの人々を殺傷できる量を保有していたと言われています。しかし、イラクは、このような恐ろしい兵器の行方について必要な説明を行わず、国際社会に対して誠意ある回答を示さなかったのです。 国際社会は、十七本にも上る国連安保理決議を採択し、一致してイラクに対する説得に当たってきました。
イラクは、VXガスやマスタードガスのような化学兵器、炭疽菌やボツリヌス菌のような生物兵器など、何億人もの人々を殺傷できる量を保有していたと言われています。しかし、イラクは、このような恐ろしい兵器の行方について必要な説明を行わず、国際社会に対して誠意ある回答を示さなかったのです。 国際社会は、十七本にも上る国連安保理決議を採択し、一致してイラクに対する説得に当たってきました。
このVXガスもそうでありますし、ボツリヌス菌であったり炭疽菌であったり、炭疽菌一万リットル、ボツリヌス毒素が二万リットル等々につきまして、まだイラクが、廃棄したなり、持っているんだったらそれを差し出す、こういうことは行われていないというのは厳然たる事実だと思っております。
これらの中には、炭疽菌、マスタードガスの成分、致死性の筋肉けいれんを引き起こすボツリヌス菌、肺炎や肝臓・脾臓拡張、貧血、急性皮膚炎を引き起こすヒストプラズマ病原性カビ、そして他の危険な化学物質が含まれていた。しかも、この売却リストの中には、巨大化学会社のダウ・ケミカルが化学兵器に転用される可能性があることを知りながら、米国商務省の認可を受けて百五十万ドルで売却した殺虫剤まであった。
当初はボツリヌス菌を培養するということを考えまして、これは結果的には失敗に終わります。 それから、その次に炭疽菌ということで、実はその炭疽菌というのは、在家信者の中にワクチンとして使われる炭疽菌を持っている者がおりまして、それから手に入れたわけであります。
委員御指摘のように、オウム真理教が過去に炭疽菌あるいはボツリヌス菌等の培養実験を行ったということを、私どもも情報として承知しておるわけでございます。そういった視点に立ちまして現在も十分調査をしているわけでございますが、現在までのところ、過去に行ったと同様の挙に出るという確たる証拠はつかめておりません。
オウム真理教は、平成六年、平成七年とサリンを噴霧する等の化学兵器による事案を起こしたわけでありますが、その前の平成二年から平成五年にかけましては、ボツリヌス菌とか炭疽菌の培養をしまして、実際にそれを噴霧しましたけれども失敗に終わったという経緯がございます。
また、生物兵器になり得ると言われておるボツリヌス菌抗毒素につきましても、安定供給体制はどうなんだろうか、やはり心配になってまいります。 アメリカでは今回、非常用の抗生物質やワクチン、これらに対して国家が買い上げ予算として約一千八百億円の支出を決めたというふうに報道されております。具体的には千二百万人用の抗生物質を備蓄するための経費もこの中に計上されているというふうに報道されている。
○政府参考人(漆間巌君) 我が国におきましては、かつてオウム真理教が平成二年から平成五年にかけましてボツリヌス菌とそれから炭疽菌、これを培養しまして、実際にこの国会周辺等でも噴霧したわけであります。
そのほかペストでありますとかボツリヌス菌毒素といったものもございますけれども、やはり一番中心になりますのは炭疽菌と天然痘ではないかというふうに思います。 天然痘の場合には二次感染ということもあるわけでございますので、そうした面で非常に重要だと思っています。
炭疽菌あるいは天然痘、ペストそれからボツリヌス菌毒素といったようなものがその対象になるということでございますけれども、中でもこの炭疽菌につきましては、一度これにかかってしまいますと、特に肺から吸いましたものにつきましてはなかなか回復が難しい、非常に死亡率が高いということがございまして、これに対する対策をとっていかなければならないというふうに思っております。
最近、ある報道によれば、地下鉄サリン事件直前、オウムがいろいろ公安、警察から責められて非常に困窮したころ、オウムの幹部と北朝鮮の工作員、社会安全部の人が接触して、何かあったときには北朝鮮に助けてくれということを条件に、サリンとかVXガスとか、それからボツリヌス菌とか炭疽菌、そういう生物兵器の製造方法とか実験データの書類を渡したという報道がたしかきのう出たサンデー毎日に報道されていますが、こういうことについて
この部隊は、ボツリヌス菌とか生物化学兵器、サリン、VXガスなどの開発を担当しておった、LSDの合成などもやっておった。こういう人たちが、これから次から次へと出所して教団に復帰していくというようなことになりますと、果たして本当に、教義も変わらない、彼らが信仰していることは同じだということになりますと、将来の危険性がないと言えるかという問題であります。
では、次の問題をひとつ先にお聞きしておきたいというふうに思いますが、イラクが生産をし、あるいは生産をしていると疑いのかけられております化学兵器そして生物兵器、そうしたものがございますが、この生物兵器の中には、炭疽菌でありますとかボツリヌス菌でありますとか、そうした、もしも人間が大量にその菌に汚染されるということになりますと、非常な深刻な事態になる内容のものが含まれているわけでございます。
と申しますのは、これはもう我が熊本県の名産でありましたカラシレンコンというのがありまして、これが数年前にカラシレンコンの中のからし粉、これは韓国から輸入されたと言われておりますが、このからし粉の中にボツリヌス菌が含まれておったと。
その結果、同教団が炭疽菌あるいはボツリヌス菌の培養のための研究をしているという状況はうかがわれましたものの、培養ができていたかどうかについては確認するに至っておりません。 なお、Q熱リケッチアにつきましては、培養あるいは研究の事実というふうなものは私ども今のところまだ把握をしておりません。
報道などによりますと、捜査当局の方の調べなどで、オウム真理教の括弧つきのいわゆる厚生省の大臣遠藤誠一被告を中心に炭疽菌やボツリヌス菌、Q熱リケッチアなどを培養していると、あるいは東京亀戸で九三年七月に炭疽菌を散布したのではないかという疑惑も提起される、あるいは昨年三月、地下鉄霞ケ関駅で噴霧器を使ってボツリヌス菌をまこうとしていたのではないか、こういう信者の供述等も報道されているわけであります。
政府の公式文書によれば、遠藤誠一は、ボツリヌス菌の抗体を製造し、生物兵器の開発をさらに進めるために、もう一つの施設である長野県にコンクリート四階建ての施設を建設していた。こういうような記載までありました。これは今までいろいろな報道で見ておりませんでしたので、こういう事実があったのかどうか、これが二点目です。 もう一つ。
○富田委員 ボツリヌス菌や炭疽薗の培養をしようとしていたというのは確認されている。ただ、実際に製造できたのか、まあ多分その菌の存在を確認されてないということだと思うのですが、この信者の法廷での証言によりますとばらまいている。
その後、同教団に対する一連の捜査の過程で、ボツリヌス菌、炭疽菌の培養のための研究をしていた状況は認められるところでありますが、培養が実現できたという事実を確認するには至っておりません。 なお、同教団の敢行した一連の犯罪については現在その全容の解明に努めているところでありまして、その過程で刑罰法令に触れるような事案を認知した場合においては適切に対処してまいりたいと考えております。