2006-06-13 第164回国会 参議院 国土交通委員会 第24号
具体的には、地上からの機体目視点検だけではなく、高所作業車を利用した目視点検や耐空改善通報項目についての点検、エレベーター等のシステム作動点検、通常運航では現れないウオーニングシステムのチェック、特にエンジン点検につきましては、スラストリバーサーのコントロールシステム作動確認や、ボアスコープインスペクションというエンジンの中を内視鏡によって確認作業をいたしました。
具体的には、地上からの機体目視点検だけではなく、高所作業車を利用した目視点検や耐空改善通報項目についての点検、エレベーター等のシステム作動点検、通常運航では現れないウオーニングシステムのチェック、特にエンジン点検につきましては、スラストリバーサーのコントロールシステム作動確認や、ボアスコープインスペクションというエンジンの中を内視鏡によって確認作業をいたしました。
自社技術高度化による整備品質向上といいますのは、例えば今までエンジンの中の状況を調べるのに一人一人がボアスコープというちょうど胃カメラみたいなものを飲み込ましてそれによって調べておったものを、現在ではカラーTV化にしまして、それをみんなが見られるように技術開発をして品質の向上を行っているという例がございます。
それから、二番目に問題になりましたのは、エンジンのタービンのふぐあい、耐久性の少ない点でございますが、この点につきましても同じくエンジンの電子制御装置の改善とか、あるいはタービンの翼に新しい材料を使うとか、あるいはボアスコープを使って十分点検するというようなことによりまして耐久性の改善はほぼ改善されているものと考えております。
それからタービンのふぐあいの問題あるいは耐久性の問題も御指摘があったわけでございますが、これにつきましてはタービンベーンにつきまして新しい材料を適用するとか、あるいはボアスコープと言いまして胃の中を調べる胃カメラのようなものでございますけれども、それによりまして事前に材料の疲労度というものを早目にキャッチして取りかえるとかいうようなことをやりまして、現在、ことしの六月以降、点検をそういった形で実施したものについては
確かに初期のジェットエンジンを含めまして、すべて限界使用時間というものを決めまして全部オーバーホールしていたと、ところが現行ではそれは信頼性管理方式にすでに移っておりまして、これは施行規則の改正によりましてすでにボーイング用の747のJT9D、あるいはボーイング727のJT8D、あるいはロールスロイスのすべてのエンジンにつきまして、いわゆるコンテニュアス・サーベイといいますか、モジュールごとにボアスコープ
その結果、とにかく今回の事故が二件連続して起こったわけでございますが、それがいずれも両翼同時に故障が起こった、こういう特異性にかんがみまして、ロールス・ロイス社が世界一般に出しております技術通報、これは四百飛行時間内に一回ずつボアスコープという、いわゆる胃カメラでございますけれども、中をのぞくカメラでもって点検をする、こういう基準をはるかに越えましたシビアな内容の勧告を提示したわけでございます。
したがいまして、六日から七日にかけましていろいろロールス・ロイス社におきましても対策を検討いたしました結果、一般にロールス・ロイス社が世界に流しておりますいわゆる技術通報というものがございまして、これは飛行四百時間ごとにいわゆるボアスコープといいます内部を見る鏡でもって点検をしなさい、こういう通報が出ておるわけでございますけれども、われわれといたしましては、そのような基準ではとうてい安全を確保する万全
つまり、この整備方式は、一定の間隔で簡単な検査、たとえばボアスコープでながめる。何か、長い望遠鏡だそうですね。エンジンの中に突っ込んでながめるのだそうだけれども、こういうこと、という程度のもので、あとは故障が発生するまでオーバーホールもしないで使えるというやり方なんですね。