2000-03-23 第147回国会 衆議院 憲法調査会 第5号
ここでは、ホワイトパージとか新法での衆議院選挙による構成員で十分なのかといった問題が起こってくるわけです。さらには、改正無限界論で議論されたような、マッカーサー草案の手交の問題とか、審議がGHQの完全なコントロール下にあったなどということの押しつけが、さらに問題となってまいるわけでございます。
ここでは、ホワイトパージとか新法での衆議院選挙による構成員で十分なのかといった問題が起こってくるわけです。さらには、改正無限界論で議論されたような、マッカーサー草案の手交の問題とか、審議がGHQの完全なコントロール下にあったなどということの押しつけが、さらに問題となってまいるわけでございます。
なぜかというと、このときには既にホワイトパージが行われていまして、いわゆるポツダム貴族が出てきています。そうすると、ポツダム貴族は、貴族院議員、ホワイトパージされたのを補うために入れますが、ただでさえ発言内容等を審査されている人ですから、これに政府が総司令部の意向というようなことを強く述べていきますとどうなるか。
もう翌年の一月にはホワイトパージをやるんですから、ホワイトパージをやらなくてはいけないような人が通ってはいけませんから、衆議院議員選挙法が存在するにもかかわらず、GHQが圧力でやらせなかったわけです。こういったところで民意がどうやって反映しているか。 他方では、国民の意識には国体を護持したいというのはあるんです。