2021-05-18 第204回国会 参議院 厚生労働委員会 第16号
長期滞在施設、これは家族等々が利用できるもの、こういうものの整備でありますとか、これに準じる施設の整備も必要であろうと思いますし、療養生活、それから就学、ある程度大きくなってくると今度就労ということ、それから子供のホスピス等を含めた、今相談支援センターの話もありましたけれども、相談体制もしっかりと充実していかなきゃならぬというふうに思っております。
長期滞在施設、これは家族等々が利用できるもの、こういうものの整備でありますとか、これに準じる施設の整備も必要であろうと思いますし、療養生活、それから就学、ある程度大きくなってくると今度就労ということ、それから子供のホスピス等を含めた、今相談支援センターの話もありましたけれども、相談体制もしっかりと充実していかなきゃならぬというふうに思っております。
通して、子供を性犯罪から守るDBSという無犯罪証明という仕組みですとか、あるいは子供の死因究明、CDRの仕組み、これは子供がどの場所で亡くなったかによって所管省庁が違うというところから大きな課題が四年前はありましたが、平成二十八年に、これは内閣府子ども・子育て本部でゼロ歳から六歳まではある程度統一的に対応していただいていると思っておりますが、こういったCDRの仕組みや障害者支援、そして実は子供のホスピス
今日は、子供ホスピスというテーマに的を絞った質疑をお願いしております。 私が住んでおります安曇野市というところには、長野県立こども病院というユニークな施設があります。難病の子供たちが安心して治療、療養を受けられる病院として評価が非常に高い、難病の子供たちを抱える御家族からは絶大な信頼を得ているということでございます。 そうはいっても、その子供たちに寄り添う御家族の御苦労は大変なものがあります。
○務台分科員 横浜こどもホスピスを先行的に実現されておられる田川尚登さんから、英国のマンチェスターの子供ホスピス、フランシスハウスの運営の実態を伺う機会がありました。英国では、公費が一〇%程度支弁され、あとは寄附で賄われている財源措置、そして英国やドイツでは、全国のある程度の規模の都市には必ずと言っていいほど子供ホスピスがあるのだそうです。
ホスピスカーとは、在宅療養支援診療所にお医者さんが緊急往診に使用する自動車で、平成二十一年に道路交通法施行令の改正によって緊急自動車の指定対象として追加されたもので、赤色灯をつけるわけですね。そして、特に緊急医療が不足する地域で一定の役割を担っているものと考えています。
最後にちょっと質問させていただきますけれども、あとホスピスカーについてなんですけれども、これ、この間ちょっとNHKでたまたま見ていて、このホスピスカー、これから在宅医療を進めていく上では非常に大事だなというふうに思っております。
終末期のホスピスみたいなもののイメージが広がっていますけれども、それは違うというふうに思っています。 緩和ケアは、少なくとも、ほかの疾患も、がんでもそうでしょうけど、家族へのケア、あるいは不幸にして亡くなられた後の遺族ケア、グリーフケア、これも含まれるんだというふうに思っています。
ホスピスというような言葉を皆様方耳にしたことがあるかと思いますけれども、このもみじの家というのは、イギリスの子供ホスピスというものを模倣したものでございます。ここをいろいろ御覧いただけたら、いろんな資料が出ておりますけれども、資料三に付けております。 実は、ここの子供ホスピスというのは大人のホスピスと違うんですね。
今回議論させていただきますのは、小児がん並びに小児の慢性疾患に係る長期フォローアップ、あとはホスピスケア、緩和医療の問題を議論させていただきたいと思います。 質問に先立ちまして、がん登録制度に係る推進をしていくということで、その法律が来年の通常国会に提出されるということを聞いております。これは、私も医者として非常にありがたいというふうに思います。
この一枚目につけている、「広がる子どもホスピス」というものと、「ささやかな願いさえも…」という資料がそれでございます。 最近の小児がん及び他の慢性疾患の治療現場におきましては、家族が休める空間をどんどんつくっていこうというような動きが出ております。もう公明党さんなんかはしっかり視察もされておられるようですけれども、そういった動きは非常にすばらしいなと思うんです。
もう一つ目的があったのが、実は私はホスピスがやりたかったんですね、緩和ケア病棟。ただ、緩和ケア病棟の基準は非常にハードルが高いです。もともと、緩和ケア、がん対策基本法の中で推進ということになっておるわけですが、私の山梨県でいえば、緩和ケア病棟は十六床しかないです。 そういう中で、介護保険が使える年齢であればいいですね。
私の隣の墨田区で、在宅医療と訪問看護、在宅ホスピスケアの支援をやっているパリアンというグループがありまして、川越厚医師と博美看護師の御夫妻がいらっしゃって、いろいろお話をよく聞きます。
そして、ここに、在宅ホスピスケアを支えるパリアティブケアチームというのはこのようなことです。デンマークの私がよく訪ねる第二の都市のオーフスでは、ターミナルの人の八五%が自宅で過ごしております。それができるのは、その手厚いホームヘルプサービスがあるだけではなくて、一人一人の国民が家庭医を持っていて、その家庭医が最後の段階になってくると電話一本で駆け付けてくれる。夜勤専門のナースがいる。
日本人の二人に一人ががんで亡くなるといったときに、施設に入った、ホスピス、それは、緩和ケアとして痛みをとってさしあげ、最後、本当に御自分の思いのままに生きていくことができる場所を確保していくということでございますが、日本はまだまだおくれております。
先日、日本ホスピス・在宅ケア研究会、ここの黒田裕子さん、藤田敦子さん、この方たちとかなり長時間にわたって議論をさせていただきました。その中で、今がん末期の方は二〇〇五年の法改正によって特定疾病の中に入ってきたわけであります。ところが、介護保険を、特に今緩和ケアとか、がん末期の方ですね、それから在宅ケアと、行うときにおいては非常に使い勝手が悪いと、そういうお声をいただきました。
最後に、ホームホスピスの資料をお渡ししてございますが、これは民間のNPOが、補助金とかそういうもの一切なしに、自分たちの力で非常にクオリティーの高いターミナルケアをやっている実例でございます。これはまさに、これを厳密に適用すると、届け出老人ホームでスプリンクラーとかそういう話が出てくるわけでございますが、さまざまな先駆的な実践というのは、役人は思いつきません。政治家も思いつきません。
私も、数年前でございますけれども、それはホスピスとかそういうことではないと思いますが、あるお医者さんが、自分の患者が容体がよくないということで駆けつけようとしたところ、スピード違反で捕まって、警察から、いわゆる普通の形で点数を切られていった。
それは何かというと、在宅ホスピスカーというものの関係で、四月一日から、まさにきょうから、お医者様が在宅ホスピスの患者さんのところに行くためにサイレンを自分の車につけることができる。これは別に白色の緊急車両っぽいものでなくてもいいんですけれども、そういう改正がなされました。それも実は、私は特区法の産んだ大きな産物かなと思っております。
例えば、ホスピスを在宅で迎える。医者が在宅医療をするに当たって通勤時間も掛かるでしょうし、設備の問題、家族の体制もあると。あるいは、自宅で亡くなると変死又は変死の疑いということで、検視の可能性までも出てくる、検視をよく行われたりしますけれども、在宅医療で何が問題で、どう克服すればそれはもっと改善できるのかという点について教えてください。
それからもう一点、先ほどのみとりの場なんですけれども、我々はどうしても、自宅かないしは病院か、こういうことになってしまいますけれども、例えば、外国だとナーシングホームのようなところでみとりの場がある、ホスピスというのもあります。だからこそ、終末期医療についてきちんと議論をすべきなんです。
ODAの理念のことをお話しした中において、一番これがベースですから、私も南アフリカのヨハネスブルクの郊外で、これはエイズのホスピスですが、先日亡くなられた根本神父から随分御指導を現地でいただいたときがあります。何をもって、ODAも含めてでありますが、発展途上国におけるサポートができるのかと。 欧米諸国においてはキリスト教の宗教的な影響が何かあるのかもしれません。
特に、終末期医療の評価とホスピスケアの普及が大切であると。高額な医療費は、例えば三日で五百万、一週間で一千万も掛かっているケースがある。そうしたケースは終末期医療に多くある。後期高齢者が亡くなりそうになり、家族が一時間でも一分でも生かしてほしいと要望していろいろな治療がされる。それがかさむと五百万円とか一千万円とかなってしまう。その金額は、税金である公費と他の保険者からの負担金で負担する。
私は、多分これからは、標準治療が終わると、もう治療法はありません、あとはホスピスへどうぞ、あるいは退院してくださいというふうに勧められる患者が増える。だから、これから先は、私は、がん難民がむしろ増えるだろうというふうに思っております。
ホスピスです。がんの末期の患者さんだったんですけれども、東京の大学病院にいて、僕のNHKラジオ「鎌田實 いのちの対話」というのを聞いていて、ああ、そういう医療もあるのかということで転院をしてきました。たくさんの若い医師たちが集まってくる病院なので、その方、学生たちやレジデントたちにボランティアをするというふうに言ってくださって、このがんの末期の方が非常に生き生きとして若い医師たちを育ててくれる。