1979-03-20 第87回国会 衆議院 運輸委員会 第6号
四十八年の好況時には、大型タンカーで最高ペルシヤ湾−ヨーロッパでワールドスケール四一〇を記録したことを考えますれば、いかに市況が深刻であるか御理解いただけるかと思います。 また、不定期船市況も、昨年穀物を中心とした荷動きによりまして、一時ミニブーム的状況を呈しましたが、アメリカ・ガルフから日本向け穀物成約運賃は十五ドル程度と、これまた四十八年当時の三十六ドルの半分以下になっております。
四十八年の好況時には、大型タンカーで最高ペルシヤ湾−ヨーロッパでワールドスケール四一〇を記録したことを考えますれば、いかに市況が深刻であるか御理解いただけるかと思います。 また、不定期船市況も、昨年穀物を中心とした荷動きによりまして、一時ミニブーム的状況を呈しましたが、アメリカ・ガルフから日本向け穀物成約運賃は十五ドル程度と、これまた四十八年当時の三十六ドルの半分以下になっております。
けさの毎日新聞の報道によれば、ペルシヤ湾で日本のタンカー二隻が立ち往生していると伝えられております。エネルギー資源として重油の輸入を海外に九七・八%も依存している日本経済にとって、万一のことを考えますと、その国民経済への脅威ははかりしれざるものがあるのであります。
リヤド周辺地帯というのは、そのまん中に首府があるところで、ある程度人間が住んでいるところでありまして、また交通の便もリヤドからペルシヤ湾に通ずるところの鉄道がかかっておりますが、このイエーメン国境地帯千二百万ヘクタールは、全くの未開地域、全くの砂漠でありかつ広原であり、そこへ人が入るとすれば、おそらく南極の探検以上の労苦をなめなければ入っていくことができないほどの地域ではないかと思います。
例えば漁業の問題にいたしましても、ビルマとの間にはすでに日本の大洋漁業との間に合弁会社も作られておるし、又パキスタンのほうにまでも漁場拡張をするというようなこともありまするし、ペルシヤ湾にも、漁場等はこれに連続しておるのでありまするから、結局日本として専門家を以てする調査団を派遣するというようなことはもう当然やるべきことであつて、時日を待つておれば、ほかからもたくさんそういう手は差伸べられておるわけでありまするから
我が国の養殖真珠は、元来世界第一の天然真珠の主要なる生産地であるペルシヤ湾の真珠を第一といたしまして、これに次ぐ地位を得ていたのでありましたが、第二次の世界大戦が勃発いたしました時分から、ペルシヤ湾のバーレン島附近にて行われましたすさまじい石油の開発事業のために海の底質が変化いたしましたことや、石油事業に地元民の労力が集中されましたことなどの事情のために、二千年の歴史を誇るペルシヤ真珠は急激な減産を
印度洋のペルシヤ湾の真珠というものは、大体に天然の真珠でして、日本の養殖真珠と違いまして、装身具価値は余り大してありません。何といつても、世界に真珠として装身具価値を一等認められているのは、日本の養殖真珠であります。それは量がたくさんあることと、そうして割合天然真珠に比較して値段が安いというために、世界の各国に非常に重宝がられておるのであります。
戦後においては、その七〇%はアメリカに向けられておるということを先ほどお述べになられたようでしたが、戦前一番真珠の世界中に出廻つたという、いわゆるペルシヤ湾の真珠が相当出ておつた時代と、そうして日本の養殖真珠というものを合せた、いわゆる世界市場における真珠の生産というものは、当時どれくらいあつたものかということが、若しおわかりであるならば、それを伺いたいと思います。
この外油を運びますタンカーが、毎月約二十万重量トン程度ペルシヤ湾その他からの油の横取りに従事しております。運賃も朝鮮事変前の四、五、六と現在の運賃を比べて見ます場合に、五割以上の増高を示しておるというふうな状況でございます。
この減るのは、私は非常に歓迎すべきことでありまして、例えて申しますれば、アメリカからガソリンをただ持つて来て我々が乞食のようにこれを頂戴しておつたということを変えましてペルシヤ湾の方へ原油を積み取りに行くペルシヤ湾の方から原油を積り取つて来ますれば、向うからもそれだけ物を買うから、向うも日本から物を買わなければならん。それからバーターの輸出入が起つて来る。
先般ペルシヤ湾におきまして、日本の船舶の通信方法が悪かつたために、附近を航行いたしておつたところの英国の船舶の警急自動受信装置を働かしたということによつて、抗議を受けたことがあるのでありますが、これらにつきましては、その根本原因を私どもとしては確認する手段を、ただいまのところ持つておらないために、また私どもといたしましては、どちらがどうかということは確認できない立場にもございます。
次は船舶、航空、航路の問題でありますが、今日許されておりますのは、航路といたしましては、ペルシヤ湾に油をとりに行くだけであつて、その他は一九四六年七月二十四日のスキヤツプの覚書にある水域を一歩も出ることを許されない。
現在までの日本船舶の外國航路配船は、連合國の好意を得て、樺太、朝鮮、台湾、南洋及びペルシヤ湾等に一部少数の配船を許可されつつあることは感謝するところでありまするが、政府はこの外國航路配船に対して、もつと積極的、大幅に配船増加を懇請する意思がありますかいなや、今後に対するこれが見通しはいかがでありますか、これまた小澤運輸大臣から具体的の御答弁をお願いしたいのであります。
先般この捕鯨船團の一部を使つて、ペルシヤ湾に石油をとりにいつたのが新聞に出ておりましたが、今後は進んでああいうような手段をとることを関係方面に申出でて、そうしてわが國の船で石油を持つて帰るというようなことについて、政府がいろいろな立案をせられまして、連合國方面に御折衝になることが一番必要ではないのかと考えるのであります。この点に対しまする政府のお考えを承りたいと思います。