2005-05-17 第162回国会 衆議院 財務金融委員会 第23号
ペイオフ解禁拡大後の金融システムにおいては、金融機関及び預金者の自己責任と、そして市場による規律づけが中心となり、行政における規律づけは補完的な役割に移行することになると私どもとして認識をいたしているところでございます。昨年末に公表いたしました金融改革プログラムの中でも、今後の金融行政当局の基本的な姿勢として、金融行政は市場規律を補完する役割に徹すると明記をしたところでございます。
ペイオフ解禁拡大後の金融システムにおいては、金融機関及び預金者の自己責任と、そして市場による規律づけが中心となり、行政における規律づけは補完的な役割に移行することになると私どもとして認識をいたしているところでございます。昨年末に公表いたしました金融改革プログラムの中でも、今後の金融行政当局の基本的な姿勢として、金融行政は市場規律を補完する役割に徹すると明記をしたところでございます。
○国務大臣(伊藤達也君) ペイオフ解禁拡大は、もう委員御承知のとおり、市場規律の下で預金者の選択というものを前提にして金融機関がより一層緊張感を持って経営基盤というものを強化をしていく、そうした取組が金融システム全体の安定性というものを確保していく、こうした観点からもペイオフを予定どおり四月一日に実施をさせていただいたところでございますし、また主要行や中小地域金融機関においても、このペイオフ解禁拡大
ペイオフ解禁拡大は、もう言うまでもなく、市場規律のもとで、預金者の選択というものを前提にして、金融機関が緊張感を持って経営基盤というものを強化していく。そのことの努力が金融システム全体の効率化、安定化ということを実現していく。
そういう意味からいたしますと、私どもとして、ペイオフ解禁拡大が円滑に実施できるように万全を期していかなければいけないというふうに思っております。
こうした施策はペイオフ解禁拡大後も引き続き進めてまいります。 金融機関においても、無担保、第三者保証不要の融資など、利用者のニーズに対応した商品開発について新たな動きが出てきているところです。 今後とも、日本の企業の大宗を占め、我が国経済の基盤である中小企業に対する金融の円滑化に向けて、より一層積極的に取り組んでまいります。(拍手)
金融庁としては、本年三月末までに不良債権問題を正常化できるよう、手綱を緩めることなく、金融システムの安定強化に一層注力するとともに、四月からは予定どおりペイオフ解禁拡大を実施することとしております。 次に、金融・資本市場の構造改革と活性化について御説明いたします。
○国務大臣(伊藤達也君) ペイオフ解禁拡大は、市場規律、そして預金者の方々の選択の下に、金融機関の方々が一層緊張感を持って真剣に経営基盤を強化をしていただき、収益力を向上していくと。そうした努力を積み重ねることによって金融システム全体が効率化していくと。そうした観点から、予定どおり来月実施をさせていただきたいというふうに思っております。
こうしたペイオフ解禁拡大ということを考えても、金融機関は、預金者の方々の信頼とそして選択というものの中でそうしたものを確保していくことが非常に重要でありますので、それぞれの金融機関の方々が、地域やあるいは利用者の方々の信頼を確保していくために、リスク管理体制というものを整備して、そして健全性を向上させながら収益力を向上していく、利用者の方々のさまざまなニーズにこたえていけるような、そうした経営の努力
ペイオフ解禁拡大は、市場規律のもとで、各金融機関より、緊張感を持って経営基盤の強化に取り組むことにより、金融システム全体としての安定性が持続的に保持されることの観点から、本年四月より実施される、こういうことでございます。
ただし、ペイオフ解禁、拡大は目前に迫ってきておりますし、中小・地域金融機関におきましても、一層緊張感を持って、経営基盤の強化と収益力というものを向上させながら、さらに地域の方々、利用者の方々の信頼を確保していくために、みずからの健全性というものをわかりやすく丁寧に、またみずからの経営に対する考え方というものも公表しながら、経営改革を進めていくということが非常に重要なことではないかと認識をいたしているところでございます
金融庁としては、本年三月末までに不良債権問題を正常化できるよう、手綱を緩めることなく金融システムの安定強化に一層注力するとともに、四月からは予定どおりペイオフ解禁拡大を実施することとしております。 次に、金融資本市場の構造改革と活性化について御説明いたします。
ことしの四月にペイオフ解禁拡大を予定どおり実施させていただきたいと考えておりますが、その際、決済機能の安定確保策として、無利息、要求払い、決済サービスを提供できるとの三つの要件を満たす預金を全額保護する決済用預金の制度が設けられ、これを活用すれば全額保護されることとなっているわけであります。
また、主要行だけではなくて、地域の金融機関、中小の金融機関においてもリレーションシップバンキングの機能強化に関するアクションプログラムの諸施策を着実に実施することによって、全体として改革は進捗してきているというふうに思っておりますが、ペイオフ解禁拡大を控えて、さらに経営基盤の強化に対する取り組みというものを進めて、そして、預金者の皆様方に経営の改善が進んでいるんだということをわかりやすく説明していく
そして、ペイオフ解禁拡大に当たって、その円滑な実施に向けて金融行政としてどういう対応をしているのかということでありますが、これは私ども、検査においてもまた監督上も、そして預金保険機構との連携というのも非常に大切でありますので、そうした中で準備を粛々と進めているということでございます。
来年の四月からペイオフ解禁拡大になるわけでありますが、これから円滑に移行するために、金融庁あるいは金融機関の取り組みについて、最後に大臣にお伺いしたいと思います。
○伊藤国務大臣 これは、総理もこの点については予定どおりペイオフの解禁拡大というものを行っていくということは当委員会でもお話をされているというふうに思いますし、私も、就任に当たって総理から、ペイオフ解禁拡大を円滑に実施できるように金融システムの安定強化についてはしっかり取り組んでほしい、こういう指示もいただいているところでございますので、こうした取り組みを進めていきたいというふうに考えております。
○西田実仁君 続きまして、伊藤大臣にお尋ねしたいと思いますけれども、大臣のごあいさつの中で、金融システムの安定強化に関しては、平成十六年度末までに不良債権問題を正常化させ、平成十七年四月から予定どおりペイオフ解禁拡大を実施すると、このようにおっしゃっているわけでございますけれども、私の狭い理解では、いわゆるビッグバン、金融ビッグバンというものが開始されたときに、その本来の目的につきましては、日本のメガバンク
まず、金融システムの安定強化に関しては、平成十六年度末までに不良債権問題を正常化させ、平成十七年の四月から予定どおりペイオフ解禁拡大を実施することといたしております。 不良債権問題につきましては、構造改革を支えるより強固な金融システムを構築する観点から、金融再生プログラムの諸施策の推進に全力を尽くしているところです。
まず、金融システムの安定強化に関しては、平成十六年度末までに不良債権問題を正常化させ、平成十七年四月から予定どおりペイオフ解禁拡大を実施することとしております。 不良債権処理につきましては、構造改革を支える、より強固な金融システムを構築する観点から、金融再生プログラムの諸施策の推進に全力を尽くしているところです。
ペイオフ解禁拡大の対応についてお尋ねがございましたが、十六年三月期の地域金融機関の財務内容を見てみますと、足利銀行を除いてすべての金融機関は健全性基準を満たしておりまして、問題はないというふうに考えております。
来年度予算による地方経済、中小企業対策の推進、ペイオフ解禁拡大に向けた地域金融機関に対する措置等が必要であるという御指摘をいただきました。 地域の再生、中小企業の活性化なくして持続的な経済成長は望めないと思っております。このため、金融セーフティーネット対策、再生支援策、新たな事業に挑戦する中小企業支援策など、我が国経済活力の源泉である中小企業を支援する施策を強力に推進してまいります。
ペイオフ解禁拡大に向け、地域金融の安定を図ることが不可欠であるとの御指摘でございます。 ペイオフの解禁拡大に向けては、金融機関に対する預金者等の信認を確保し、金融システムの安定を図っていくことが重要であります。このため、地域金融についても、引き続き、地域密着型金融の機能強化に向け、健全性の確保等を図りつつ、中小企業の再生と地域の活性化を図るための取り組みを着実に推進してまいります。