1978-02-10 第84回国会 衆議院 予算委員会公聴会 第2号
一方、小形棒鋼の販売価格は、需要の不振という中で非常に激しい競争が企業間で行われ、また企業の資金繰り等の事情から、採算を大幅に下回る価格での出血販売を余儀なくされ、昨年一カ年間は、ベース物で約五万円程度という低い価格で低迷いたしたのであります。
一方、小形棒鋼の販売価格は、需要の不振という中で非常に激しい競争が企業間で行われ、また企業の資金繰り等の事情から、採算を大幅に下回る価格での出血販売を余儀なくされ、昨年一カ年間は、ベース物で約五万円程度という低い価格で低迷いたしたのであります。
一ミリ、一・二ミリなど品切れサイズはひと足先に六万円台に乗せ、現在では六万四、五千円でも入手困難といわれているが、比較的潤沢とされていたベース物も六万円台に顔をそろえ、公販届け出価格を一割強も上回る結果となった。大手メーカーが打ち出した緊急出荷による高値抑制策も、「現実に品物が出るまでは問題にならない。出てくるのは早くて八月下旬」と足元をみられているため、圧迫材料とはなりにくいようだ。
るのじやないか、こういうふうに計算しますと、五十五ドルのものが幾らになりますか、ある新聞でちよつと見ると、七十五ドルくらいに上るのじやないかという報道もございましたが、私どもまだよく検討しておりませんが、大体鋼材が丸棒の基準物で、銑鉄の倍であるということでありますので、もしも銑鉄が、こういう輸入炭の値上り及び輸入鉱石の値上りによつて、かりに七十五ドルくらいに終局的におちつくとすれば、十九ミリ棒鋼のベース物
これは予算的に申しました説明でございますが、なおこれを鋼材のトン当りについて申し上げてみますと、一番標準でありまする棒鋼のベース物のただいまの販賣價格は大体一万円でございます。正確に申しますと一万百二十円でございますが、各種の補給金を全部やめますと、三万円ちよつと上になるわけでございます。從いまして現在一万円で賣つておるものを、三万円内外のところまで値上げしなければならぬ。
これは私どもといたしましては、財政当局といたしまして一應の見透しをつけて、賃金は三千七百円ベース、物價は新物價というものを立てまして、これに基いて一つの一貫した予算をつくつた次第でございます。
賃金は三千七百円ベース、物價は大体消費財のおもなるもの七割、これが維持できるかどうかというのが殘された問題でありますけれども、このことに関しましては、これは將來日本の経済の情勢がどうなるかということに非常に重大な関係をもつことはもちろんでございます。從つて賃金の名目的な、貨幣量に対してどこまで裏づけが確保できるかということが問題であると思うのであります。
なお政府は國鉄復興五箇年計画というものを立てられて、貨客運賃をそれぞれ三倍半の値上げをする、なお給與の点は三千七百円ベース、物價水準は現行の七〇%増としておるのでありまして、結局昭和二十七年度においては二十二億円の黒字が出るということを発表しておるのでありますが、はたしてこの数字に現運輸大臣は確信をもつてこの計画を発表されたかどうかということもお伺いしたいのであります。
たびたびの物價改訂や賃金改訂というようなものは、先ゆき労働不安を増すばかりであつて、百害あつて一利ないというふうに私ども考えておるのでありますが、今までたびたび行われましたが、今度はこの賃金ベース、物價改訂を、最終の段階というような確信をもつて断行していただきたいと思います。
と申しますのほ、たびたび申しますように、賃金の水準も千二百円というように低いところで組んであり、物價も一昨年の九月というような新物價体系の前の、非常に古い時代の物價水準によつて、今日の通信料金ができておるのでありますから、はなはだしく今日の賃金ベース、物價の事情等にマツチをしていないのでありますので、どうしてもこの際通信料金の値上げを、〇・八のいかんにかかわらず、この國会には出して御審議を願いたいという
それと同時にこの賃金ベース、物價体形を堅持しまするためには、これはやはり緊急対策を立てましたときにやりました流通秩序の確立、勿論これにつきましても十分に効果を挙げでおるものとは思いませんが、これを強化して行くということもやはり今後努力いたす考えであります。