1993-05-21 第126回国会 参議院 国民生活に関する調査会 第5号
恐らく定期昇給制度というのもだんだん変質せざるを得ませんし、先ほど申し上げましたように、長期的に低成長時代になってまいりますと、ベースアップそのものが可能かどうかわからなくなってくる時代が来ようかと私は思います。ベースアップというのは高度成長時代に定着した制度なんですが、一年間に二%経済が成長するかしないかというような時代になりますとベースアップも無理になってくるんです。
恐らく定期昇給制度というのもだんだん変質せざるを得ませんし、先ほど申し上げましたように、長期的に低成長時代になってまいりますと、ベースアップそのものが可能かどうかわからなくなってくる時代が来ようかと私は思います。ベースアップというのは高度成長時代に定着した制度なんですが、一年間に二%経済が成長するかしないかというような時代になりますとベースアップも無理になってくるんです。
○竹下国務大臣 これはやはり私どもといたしましては、公務員の方のベースアップそのものを今年見送りしたということ自体の実態の上に立てば、私どもはその実態の上に立って、なお従来実施しつつありますところの、国民に批判等もございまして現在一〇%の削減を実施中であるという考え方に立って、やはりそのままの実態のもとでこれを行うべきものであるというふうに理解をしております。
○国務大臣(河本敏夫君) ベースアップそのものに対しましてはこれはもう一切政府は意見を申し述べないということになっておりますが、ただ経済見通しを立てます場合には当然その年度における雇用者所得が個人個人で幾ら伸びるのか、全体として幾ら伸びるかということについては想定した数字を出さなければ経済見通しが出ませんので、それにつきましては五十七年度は見通しの数字を出しておることは御案内のとおりでございますが、
それから第一の問題、ベースアップ等の問題につきましては、民間の労使の間で決めていただく、こういうことにもなっておりますので、政府の方では一人当たりの雇用者所得がどうなるか、あるいは国全体としての雇用者所得がどうなるか、その見通しは出しておりますけれども、それはベースアップとおのずから違いますので、ベースアップそのものについては政府の方としては一切意見は言わない、こういうたてまえでございます。
いま御指摘がありましたように、ベースアップそのものではございませんけれども、若干やはり連動はするのではなかろうか、こう思っております。しかし、これは政府としての試算でございまして、これを民間に押しつけようとかそういうものではございません。いま非常に微妙な段階でございますので、何を言っても誤解を受けるものですから大変言いにくい、こういうことでございます。 〔主査退席、植竹主査代理着席〕
第一の問題につきましては、政府は一人一人の雇用者所得がどうなるか、あるいは国全体としての雇用者所得がどうなるかということについては見込みは出しておりますけれども、ベースアップそのものにつきましては一切発言はしない、労使の間で決めていただく、こういうたてまえでございます。
そこで、そういう個別対策はしっかりやっていかなければならぬと考えておりますけれども、ベースアップそのものにつきましては一切論評しない、こういう考え方でございます。(春田委員「減税は」と呼ぶ) 可処分所得を伸ばすためには、公的負担が少ないということが望ましいわけでございます。政府の統一見解といたしましては、過去数年間所得税減税をしておりませんから相当負担が重くなっております。
それからもう一つ、ベースアップそのものを決めないという場合の問題でございますが、これは民間準拠ということで私どもが、いま先生も御議論されているわけでございますけれども、私どもの五十二年度の調査というのは、どんなふうな形で民間が金を支払っているのか、あるいは役所の方がどんな制度でやっているのかという、方式の問題を比較しているわけではないわけでございます。
それで、最近の民間の退職金のあり方は私の理解でよろしいのかどうか、つまりベースアップそのものが退職金にはね返るということから、将来に、やめた後の年金として継続させた方がいいじゃないかというだんだん傾向が出てくる。退職金の一時払いというのがそれこそ企業の大きな経費の負担になる。
民間の企業の活力を復活する、そして明るい景気回復の兆しをそこからひとつきっかけをつくろうではないか、そういうこと、それが先々が明るくなれば、これまた財布のひもが緩んでくるというふうな、いい循環に回ることを期待しておるという面もありますから、これを要するところ、全国民的視野に立って問題に対応する、こういうことでありまして、先ほど局長から御答弁いたしましたように、われわれの発言は、やはり春闘のベースアップそのもの
子供を持つ父母、それから国民全体についても十分な合意が可能なのでございまして、そういう合意を背景にしながら、文部大臣も積極的にそのために全力投球を行って努力をすべき問題だと思いますが、努力はしたけれどもやむを得なかったというような嘆きではなしに、このような状態まで来した文部省当局あるいは大臣の責任に対しては十分それを感じられながら、さらに第三次給与改定等々についてはその面の全教職員に対するベースアップそのもの
今回のベースアップそのものによる、一番問題として厚く遇しなければいけないと私ども日ごろ考えておりますところが、そのとおりに厚くなってアップしておるということでございます。それをそのまま準用いたしております。この点は非常に結構なことであったと考えております。
こういった問題は、ベースアップそのものではございませんが、ベースアップにいわば準じた、ほとんど一般的にすべての人が受けるであろう利益と考えて差しつかえないんじゃないか、そういうことで是正したわけでございまして、その結果を見ますと、いま先生が言われましたように、たとえば五年たつと一号俸上がり、十年たつと二号俸上がる、あるいは十五年たつと三号俸上がるというような非常に整然とした階乗的なものの形を必ずしもとっているものではないわけです
しかし、一たんスライド制ということになると、いまの、前年度の公務員給与の実績、物価というものをもとにして、実際の実行は翌々年の十月から支給が始まるというやり方は一体どうなるのかという問題になりますし、しからば当該年度の公務員のベースアップそのものをとったらどうだ。
ああいうふうに政府の方針がきまりまして、電々公社もその趣旨に従ってああいう提示があったわけでありますが、総裁御自身としましては、必ずしもベースアップそのものを百五十八円でございましたか、引き下げたということが方法としてよかったのじゃないのじゃなかろうかというようなお考えを持っていらっしゃるように私は推察するのでございます。
御指摘のようにベースアップそのものから申しますと百数十円いずれも昨年に比べて減っておる、そういうような状態になっておりますことをまことに私ども遺憾に思っておるわけでございますが、ただ、ここまで私どもこぎつけるについては、御承知のように今回は特殊事情でまだ予算も成立いたしておりません。
ただベースアップそのものの問題につきましては、われわれも先ほど申しましたいろいろな諸情勢もございますけれども、地元の問題、他産業の問題、月給制との関連の問題、いろいろございますから、それらを十分考えながら進めてまいりたいと、かように思っておるわけでございます。
○曽根田説明員 公的年金の併給限度額の問題につきましては、いろいろ問題があるところでございますけれども、今回はとにかく俸給のベースアップに見合って、しかもさらにその上に福祉年金のベースアップそのものを考慮した限度額の引き上げを行なったつもりでございますが、この点は御了承願いたいと思いますけれども、一般的に福祉年金というものを支給する場合の所得制限、これは併給の限度額の云々の問題だけでなくて、どういう
ただ、恩給のベースアップそのものも、御承知のとおり、大体三十四年の公務員の給与水準でございます二万円ベースというのを基礎にいたしておりまして、その範囲におきましては、新法になって後の一般公務員の退職者については、特に不利益になるという事態は現在までのところは起こっておらない。