1960-12-16 第37回国会 衆議院 法務委員会 第4号
ただスチュワーデス殺し事件の点につきましては、きわめて簡単でございますが文書でお答え申し上げたところでおわかりいただけると思いますが、ベルメルシュ神父が、この事件の重要な参考人でありましたことは、捜査の過程において明らかになってきたのでございますが、しかし殺人の容疑というようなものにまでは至っていなかったのでございます。
ただスチュワーデス殺し事件の点につきましては、きわめて簡単でございますが文書でお答え申し上げたところでおわかりいただけると思いますが、ベルメルシュ神父が、この事件の重要な参考人でありましたことは、捜査の過程において明らかになってきたのでございますが、しかし殺人の容疑というようなものにまでは至っていなかったのでございます。
もしそうであるとすれば大へん重要なことだと思いますので、この際一般国民の疑惑を解く意味において、まず一つ警察側から、本件の真相並びにベルメルシュ神父と本件との関係について、差しつかえない限りの報告を承わりたいと思います。
それでベルメルシュさんが武川さんを殺したと疑われるに至る資料はいまだ発見されていないのでございますけれども、被害者の方と非常に親しい間柄であって、交通もあった、のみならず、その両者、被害者とベルメルシュ神父がよく会合しておられるという場合も少くなかった、ことに被害者の方と非常に親しい間柄でありますから、行動をともにされる場合も少くなかった、こういう事情がございますので、殺人被疑者だということは言えませんが
○中川説明員 今お話申しましたように、武川知子さんの殺害された殺人被疑事件があることは警察が認定いたしまして、そこで本部を設けまして、警視庁を中心にして各方面の協力を得て捜査はとにかくやっているわけでございますが、問題のベルメルシュ神父が殺害をしたと疑うに足る資料が現在のところ得られない。