1949-04-28 第5回国会 衆議院 内閣委員会外務委員会連合審査会 第1号
私の言う局外中立に対して疑問があるというのは、ベルギーの局外中立は御承知の通りに條約によつて保障された局外中立であつて、その中立は戰爭が始まるとともにただちに侵された。侵したドイツの方も言い分があるかもしれませんが、侵されたことは事実であるから、條約の保障による局外中立というものは、はたして日本の安全を期し得るやいなやということは問題である。ベルギーの先例によつて問題がある。
私の言う局外中立に対して疑問があるというのは、ベルギーの局外中立は御承知の通りに條約によつて保障された局外中立であつて、その中立は戰爭が始まるとともにただちに侵された。侵したドイツの方も言い分があるかもしれませんが、侵されたことは事実であるから、條約の保障による局外中立というものは、はたして日本の安全を期し得るやいなやということは問題である。ベルギーの先例によつて問題がある。
もとより永世中立というようなことは、ベルギーの場合やその他今次大戰の場合におきまするヨーロツパ諸國の例を見ました場合において、はたしてその中立の可能性というものにつきましては、今日までの事実からいたしまするならば、かなり疑いなきを得ないのでありますけれども、また一面、今度の戰爭の惨禍というものがあまりにもはなはだしく、かつまた今予想されておりますところの戰爭危機というようなものが非常に大規模なものでありまするだけに
御承知のように今月四日、ワシントンにおきまして北大西洋條約が制定せられたわけでございますが、参加各國はベルギー、オランダ、カナダ、デンマーク、フランス、アイスランド、イタリア、ルクセンブルグ、ノールウエー、ポルトガル、イギリス及びアメリカ、合計十二箇國になつております。四日の日はワシントンにおきまして盛大な調印式が行われたのであります。
それから今のお話の局外永世中立ですが、これは私の言つた意見は、ベルギーのごときは局外永世中立ということを、條約の保障によつて保障されておつたのであるが、しかしながらそのベルギーが一番先に戰禍を食つたというような事実もあるから、この局外永世中立という問題は、そう簡單に論議ができない、いいとか悪いとかいうことは論議ができないという意味で、疑問があると申したのであります。
それから永世局外中立でありますか、これは私の言つたのはベルギーだとかいうような國の過去から考えて見て、ベルギーとしては局外中立は現に侵されたのであるから、これを以て國を守ることに全然依頼するということは疑問があると申したのであつて、日本が再び軍備をするとか、或いは軍備を以て國を守らないとするならばどうしたらいいか、これを極く率直に申せば、今の世界連合でありますか、國際連合の理想はつまり世界の戦争をなくなす
○伊原政府委員 協定で援助を受けております國は、イギリス、フランス、イタリア、オランダ、オーストリア、ギリシャ、デンマーク、ノルウエー、ベルギー、ルクセンブルグ、アイレの十一箇國と、西ドイツ、トリエストというふうな國になつております。ポルトガル、スイス、アィルランド、トルコ、スェーデン、ただいまお示しのトルコは、ただいまのところ贈與を受けておらないのであります。
そういう方面において土地の利用を高めて行くということと、もう一つはベルギーの例を倣うではありませんが、その増加する人口を今日の農村にかぶされては農村は持つて行けません。農村においては自然農村工業を発達させて余剩労力を利用して農村経営の合理化をする。必ず年々百五、六十万ずつも増加する人口を農村にかぶされては農村はたまつたものではない。
そういう場合にはベルギーの例を引くのではありませんが、この増加する人口を家庭工業、あるいは軽工業の方面に利用いたしまして、そうしてこの工業力によつて海外貿易を求めて、食糧を獲得するという方面に考えを及ぼさなければならぬ。かように考えておるのであります。 しからばさように考えながら現政府においては、この農業生産に対する予算をどれだけ見積つたか。
(拍手) 又永世中立という問題についてお話がありましたが、私が昨日申したことは、ベルギーのごとき永世中立のステータスを持つた國でも外國から侵入をされて、遂に戰爭に巻き込まれたのであるから、そういう組織は、そういうステータスは、果して國を守るか守らないかということについて疑問があると申したのであつて、敢て資本主義の観点からしてこの問題を私は拒否したわけではないのであります。
例えばベルギーのごときは永世中立國でありましたが、これも戰爭に巻き込まれたのが第二次戰爭における事実であります。故に永世中立の立場をとるがよいかということは余程考うべき問題ではないかと思いますると共に、然らば日本が戰爭に巻き込まれないようにするにはどうしたらよいか。
どうしてもここに何らか増加する人口問題を解決せなければならぬと思うのでありますが、これは御承知のベルギーのごとく國土小さくして人口の増加率が多い、こういう國におきましては家庭工業を興し、そうしてこの人口の増加を調和し、その工業力によつて必需品を海外から輸入するという方式をとつておるのでありまするが、わが國におきましてもちようどその事情がよく似通つておると思うのであります。
すでに英國を初めフランス、イタリア、ルクセンブルグ、オランダ、スイス、スウーデン、ノールーウェー、ベルギー、デンマークその他合せて十二、三の國々には、おのおのその國会内に連邦建設のための委員会が設けられ、世界憲法の立案に関する研究討議が続けられておりますが、その数はますます増加しつつあります。さらに米國においては、四十八州のうちすでに十七州の州議会が世界連邦賛成の決議を通過させたのであります。
その他オランダ、ベルギーあたりも大体これにならいまして、たとえ今回の戰爭におきまして非常な打撃を受け、こういつた社会保險から社会保障への進展も立ち遅れたとは申しながら、いずれの國も社会保障への情熱を以て進行しておるのであります。
即ち今次の欧州大戰、太平洋戰爭におきまして勝つた側の國々は皆これ社会保障への途を推進或いは実行しておる國々ばかりでありまして、イギリス、アメリカ、ソ連邦、デンマーク、ニュージーランド、スエーデン、ベルギー、オランダ、チェッコスロバキヤ、キリシヤ、といつたような國、及び南方諸國、ペルーとか、アルゼンチン、その他殆んど社会保險から社会保障へ切換えて参つており、中には又切換えを完成したところもあるのでございます
第一類として各國立法例及び事例の部では、第一として英國社会保障制度に関する資料のうち、その一としてビヴァリッヂ委員会報告書内容要旨、その二といたしまして現行英國社会保障制度概要、第三、ニュージーランド社会保障法概要、第四、アメリカ社会保障法概要、第五、ソ連邦社会保障、第六がデンマークの社会保障、それから第七のスウェーデンの社会保障、第八のフランスの社会保障、第九のベルギーの社会保障は一両日の間にできる
この点について参考になるのは、ベルギーのいわゆるナシヨナル・レール・ウエイ・カンパニーの制度であります。一九二六年にベルギーでは御承知のように國有鉄道会社を始めております。
私の希望といたしましては、國有鉄道といえども会社組織で経営することができるのでありまして、公團とせずに、ベルギーなどのように——ベルギーはたしか國有鉄道会社というものでやつております。株式組織であります。千万株が政府持ち、二千万株が民間持ちということでこういうような形態にすれば、経営は能率的な経営ができるものと信じております。
○國務大臣(水谷長三郎君) 只今田村議員の御質問でありますが、まあ一番大きな原因は御案内のように戰前一人当り十六、七トン程度の能率があつたのでありまして、一番不景氣の昭和十二年でございましたが、北海道の夕張のごときは二十九トンか三十トン、つまりイギリス、ベルギーの水準にも達しておつた時代があつたのであります。
それから列國の生産高と比べて——これはやや古いのでありますが、昨年の三月あたりに比較して見ると、わが國の鉄鋼生産高は、ロシヤが占領しりいる現在におけるポーランドのざつと二分の一、チエコスロヴアキァの六分の一、ベルギーの七分の一というような生産高でありまして、このような状況では、とうていわが國の再建は不可能であろうと思います。
(拍手) それから最後に、企業資本の借入れ依存主義から、自己資本を賄う主義の方への移行の問題についてのお話がありましたが、大蔵大臣も無論御承知だと思いますが、第一次大戦後のヨーロッパの各國で、インフレが非常に起きました場合に、ドイツ、フランス、ベルギー、チエコスロバキヤ等で、いずれも企業の経理上及び税法上、インフレによる貨幣價値低落に伴つて特殊な措置が講ぜられておるのであります。
三月中旬にトルーマン大統領が声明を発し、マーシヤル長官も声明を発したのでありますが、特にトルーマン大統領は議会に特別教書を送りまして、ソヴイエトの対外政策を非常に強く攻撃いたしまして、米國のとるべき措置として、マーシヤル・プランによる欧州復興援助計画を至急立法化する、また一般の軍事訓練法を制定する、また選拔徴兵法というものを一時的に制定する、同時に当時ヨーロッパで成立いたしましたイギリス、フランス、ベルギー
その他フランス、スイス、オランダ、ベルギー或はデンマーク、ノルエー、スエーデンという各國も競つて米人観光客誘致に活發な宣傳活動を開始しておるのであります。