1968-12-13 第60回国会 参議院 本会議 第3号
ベトナム和平実現は、これからの国際政治に大きな転機をもたらすものと考えております。この間にあって、われわれは、とにかく平和を維持する方向にわが国外交の主眼を置き、平和達成に努力しなければならないと思う。 このほか、国際社会の中で、転換期に直面している問題は、あるいは中共があります。あるいはチェコの問題があります。
ベトナム和平実現は、これからの国際政治に大きな転機をもたらすものと考えております。この間にあって、われわれは、とにかく平和を維持する方向にわが国外交の主眼を置き、平和達成に努力しなければならないと思う。 このほか、国際社会の中で、転換期に直面している問題は、あるいは中共があります。あるいはチェコの問題があります。
森恭三さんのお話は、北爆というものについて日本政府が断固として反対すべきであったであろう、そういうふうな前提がこの論説の前提に私はあったと思うのですけれども、今後のベトナム和平実現後におけるところの日本の東南アジアに対する経済協力その他のかかわりあいというのは、とにかくお金もうけをしたらいいんだというだけでないところの、そういう立場が必要なんだ、そういうふうな森さんが言っているような経済的動物といわれるような
(拍手) 最後に、私は、ベトナム和平実現に対する日本政府の当面の努力について一言しておきたいと存じます。 今回のジョンソン発表と、これに対する北ベトナムの反応に対する国民の率直な期待は、これを機会にベトナム和平をぜひとも実現させてほしいという一言に尽きると存じます。したがって、私は、この段階で日本外交の果たすべき使命は次の三点でなければならないと考えます。
すでに前者の質問でお答えしたとおり、わが国の役割りはベトナム和平実現後にあることは明らかであります。 責任をとって総辞職せよという竹入君の発言がございますが、いささか私は的はずれではないかと、かように思います。私は、今後とも、責任ある者として、国民に対する責任を遂行する考えであります。総辞職などはただいま考えておりません。これははっきり申し上げておきます。
われわれとしても、この提案をベトナム和平実現のための真剣な意図の表示であると掛け値なしに受け取り、これを評価するものであります。ハノイ側も、北爆を無条件に停止すれば話し合いに応ずるとしばしば公言しておりましたし、ウ・タント国連事務総長をはじめ、数多くの各国の首脳部が同様趣旨の発言を今日までいたしてまいりました。
同時に私は、ベトナム和平実現の一つの方向として、佐藤内閣に次の諸点の検討を要望いたします。 いまや、ベトナム戦争は、すでに戦争当事者にまかしておくことのできない危険な様相を示しつつあります。世界各国の首脳も、この認識に立って、今日真剣な和平への努力を続げておるのであります。