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16件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1972-06-01 第68回国会 参議院 内閣委員会 第16号

そういうことを考えまするときに、あのベトナム半島におきまして戦乱があるということは、アジア、極東の平和にも重大な影響がある、こういうふうにまあ考えるわけであります。あれが拡大していくというと、やがてはわが国の平和、安全、こういうことについても重大な影響がくる。これは私はいまのベトナムというものを今日の姿において理解するとそういうことになる。

福田赳夫

1972-05-30 第68回国会 参議院 外務委員会 第12号

国務大臣福田赳夫君) まあいま世界の関心を集めておりますものは、これはまあやはり中東とベトナム半島こういうふうに見ておりますが、この二つの問題とも解決に向かっての両国の具体的な意見の一致というものはない。抽象的に中東問題はまあ国連の決定を尊重しようというようなことでありますし、ベトナム問題につきましてはおのおのその意見を言い合ったと、こういうことでございます。

福田赳夫

1972-05-25 第68回国会 衆議院 内閣委員会 第26号

福田国務大臣 とにかくベトナム半島の問題は、パリ会談が再開される、これが先決問題だと思うのです。そしてジュネーブ精神というか、これに従って南北の間に平和が到来する。さらに先に行けば南北が統一されるというようなことになれば、一番理想的な形じゃあるまいか、そういうふうに考えております。

福田赳夫

1972-05-25 第68回国会 衆議院 内閣委員会 第26号

福田国務大臣 不幸にしてベトナム半島南北に分断をされておる。その南の政府わが国平和条約を結んでおる、こういう関係にありますものですから、おのずから北に対しましては、南と同じようなつき合いはできません。できませんが、それはそれなりに南の様子も見ながら逐次北との間でも交流を始めていきたい、そういうふうに考えております。

福田赳夫

1972-05-23 第68回国会 参議院 外務委員会 第10号

しかし、それにもかかわらず、兵器、技術の進歩がありますから、わが国基地ベトナム戦争作戦行動基地に使われることがあるかどうか、こういう問題でありますが、私は、まあそういう地理的な関係にあるベトナム半島また日本国という関係から見ますると、まず直接の戦闘作戦行動基地として日本米軍基地が使 れるということはまあないだろうというようには一応思いますが、しかし、念には念を入れなければならぬというので

福田赳夫

1972-05-10 第68回国会 衆議院 外務委員会 第13号

このベトナム半島事態のもとのもとをさかのぼると、いろいろ御議論もありましょう、ありましょうが、いま問題になっているのはそうじゃないのです。この北爆を契機とする非常な事態をどういうふうに救っていくか、これから脱出するか、こういう問題だろうと思うのです。その先の先、もとのもとまで議論をしておる。

福田赳夫

1972-05-09 第68回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号

ただ、当事国ではありませんけれどもアジア隣邦といたしまして、ベトナム半島にああいう不幸な事態が長続きをしておるということにつきましては、これに対して深く同情の念を持ち、一刻も早く平和が到来してもらいたい、こういうことを念願し、当事者ではありませんけれども、そういうことで何か協力することができればなと考えて、先般外務省の役人をハノイに派遣をする、こういうこともやってみた。

福田赳夫

1972-05-09 第68回国会 衆議院 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第11号

福田国務大臣 ベトナム半島事態が激化しておる、そういう状態現実でございますが、この現実ではありまするけれども沖繩が五月十五日には日本に返ってくる、こういうことになる。私どもは、安保条約本土並みにこの島々に適用する、こういうふうに申し上げておるわけなんです。

福田赳夫

1972-04-19 第68回国会 参議院 予算委員会 第15号

ところが幸か不幸か、このベトナム半島というものの背景には、ソビエトロシアあり、あるいは中国あり、あるいはアメリカがある。そうして、米中会談が行なわれる。そうして、近くはまた米ソ会談が行なわれる。その米中、米ソの谷間において突風のように起こってきたのがこのベトナムにおける不幸な事態であると、こういうふうに理解をするわけです。

福田赳夫

1972-04-19 第68回国会 参議院 予算委員会 第15号

かなりこの米中会談というものがベトナム半島には緊張要因として働くであろうと、こういう見方です。それに対してアメリカは、非常にこれを楽観しておる、こういうような状態でありました。そういうようなずっとした推移から見まして、アメリカが深く計画をいたしまして、そうしてこの事態に備えつつあったというふうにはとうてい私は受け取ることができない。

福田赳夫

1972-04-17 第68回国会 衆議院 外務委員会内閣委員会連合審査会 第1号

つまりベトナム半島事態は非常に不幸な事態だ、こういうふうに考えておりますが、これは南と北との間の問題、南といえば南越政府もありますし米軍もおるわけでありますが、そういう両国間の問題である。今回のいきさつを見ましても、北越側中立地帯を越えて南に進攻してきておる、そういうようなことが発端になっておるということもあります。

福田赳夫

1972-04-17 第68回国会 参議院 予算委員会 第13号

そのとき、ところどころによりましては緊張が激化するということばの裏には、ベトナム半島のことがあったのです。つまりベトナムにおきましては、北ベトナム米中会談につきまして、非常な不快な念を持っておった。また、その深い関連におきまして、ソビエト・ロシアがこれに同じような気持ちを持っておった。

福田赳夫

1972-04-17 第68回国会 参議院 予算委員会 第13号

国務大臣福田赳夫君) 私は、日本国は、ベトナム半島については当事者ではございませんけれども、しかし、アジアの友邦といたしまして、ベトナム半島南北間に争いが長い間続いておる、このことを深く遺憾として、かつ、一刻も早く和平が到来するようにということを念願をしておった。ところが、アメリカ側の主張によりますると、北ベトナム軍中立地帯を越えて南進をしてきた。

福田赳夫

1972-04-14 第68回国会 参議院 予算委員会 第11号

国務大臣福田赳夫君) ベトナム半島の今回の状況の急変、これの背景につきましての私の見方、それは、ただいま申し上げたとおりなんですが、私は、パリ会談というのは、かなりいいところまできたと、こういうふうな感じを持っておったのです。また、南北ベトナムにおきましても、私どもの総合した情報を検討いたしますると、戦争はもう飽き飽きだ、何とかこの辺で終止符をと、こういう気分のようです。

福田赳夫

1972-04-10 第68回国会 参議院 予算委員会 第9号

ベトナム半島につきましては、私ども非常にこれを心配しておるんです。昨年の暮れまでの状態では、アメリカの撤兵が相次ぐということになり、これはいい傾向になってきたなと、こういうふうに判断をしておった。そういうような中において、南北ベトナム両方において和平をこいねがうと、こういう空気も出てきたわけであります。

福田赳夫

1972-04-08 第68回国会 参議院 予算委員会 第8号

そういうことを総合いたしまして、このベトナム半島に及ぼす米中会談影響というものは、これはなかなか容易ならざるものがあるだろうというようなことを予想しておった。それが予想したとおりのことになってきたわけです。しかし、それだからといって、米中会談が全体としてアジアの大勢に対しまして緊張緩和の勢いをかもしだしたということを否定することはできない、こういうふうに思います。

福田赳夫

1972-04-08 第68回国会 参議院 予算委員会 第8号

国務大臣福田赳夫君) ベトナム半島で行なわれる戦闘行動について、わが国といたしましては何も手出しをするよすががない今日の現状であります。たいへん残念なことでありまするが、率直に申し上げまして、そうなんです。しかし、われわれの心情といたしましては、この半島に一日も早く平和が到来するように、そうしてジュネーブ協定精神でこの協定が結ばれるようにと、こういうことを念願をいたしておるのです。

福田赳夫

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