1992-04-14 第123回国会 衆議院 安全保障委員会 第2号
しかし、今委員の指摘の後方問題は非常に重要でございまして、正面と後方とのバランスのとれた防衛力整備ということはずっとここ数年言われてきておりますけれども、委員御指摘のように隊舎、宿舎等の二段ベッド解消あるいは個室化等々の問題はなおかなり経費と時間を要します。
しかし、今委員の指摘の後方問題は非常に重要でございまして、正面と後方とのバランスのとれた防衛力整備ということはずっとここ数年言われてきておりますけれども、委員御指摘のように隊舎、宿舎等の二段ベッド解消あるいは個室化等々の問題はなおかなり経費と時間を要します。
予定ではことしじゅうに二段ベッド解消、こうなっておりますけれども、これはきちっと実現できるかどうか、お尋ねしたいと思います。
ウは新たに増設する分でありますが、先ほど申し上げました所要と現有の差二十三万平米が不足しておりますために、一部屋に十数人が圧縮収容されるなど隊舎の二段ベッド解消のための増設が必要になっておるわけでございます。これらを合計いたしますと八十一万平米となりまして、これが下の左に示す円グラフの要整備でございます。
私どももこの差額ベッド解消につきましては全力を挙げておるところでございまして、現在一番大きな問題といたしましては、やはり私大の付属病院の差額ベッドの解消でございますが、これは文部省とも連絡をとりながら、その解消につきましていま鋭意努力をしているところでございます。
ちょっと言葉が悪うございますが、差額ベッド解消、もしくはそのほか保険外負担の解消のネックになっているわけですね。事情はわかりますよ、それは教育機関、研究機関を兼ねていますから。わかるけれども、医大の付属病院についても医療保険制度の枠内で処置をしなければならぬことが当然あるわけですから。
○米沢委員 確かに段階的に室料を設定いたしますと、高い方にシフトする、あるいはまた当局の本音は、いろいろと差額ベッド解消のために行政指導をやってきたにもかかわらず、いまだに差額ベッドを放置したままにある医療機関もある。
しかし同時に、これは受診抑制だとか福祉逆行だという議論になりますから、やはりセットとして、その分の財源を、たとえば高額医療とか差額ベッド解消のためとか、それからいま一番困っておるのは、保険で付添看護婦さんが認められてないことでありますね。そういう面に向けて出すというような、一つのセットとしての議論で福祉財源の配分を、重点配分、傾斜配分を考えるということが必要ではないでしょうか。
つくり足しをいたしますと、来年度予算に関する限り、総需要抑制の見地からの公共事業費が抑制されましたために、年次計画は進めてまいりますが、来年度は、特別にこの二段ベッド解消のために、例年よりもよけい予算がついたと自慢できないということは、たいへん申しわけないと思っておりますが、まあ、これは当面の国策でありますからこれに従う。