2018-05-15 第196回国会 参議院 厚生労働委員会 第12号
これがフランスの現在の医師の養成課程なんですけれども、日本と同じように、高校を卒業して、日本のセンター試験に相当するバカロレアというのを受けまして医学部に入ってくるわけですけれども、一番のポイントは、第二サイクルというのがあるんですが、これは日本でいう学生のベッドサイドティーチングに相当するものですが、フランスの場合は、実はここで日本のいわゆる初期臨床研修に近い研修を行います。
これがフランスの現在の医師の養成課程なんですけれども、日本と同じように、高校を卒業して、日本のセンター試験に相当するバカロレアというのを受けまして医学部に入ってくるわけですけれども、一番のポイントは、第二サイクルというのがあるんですが、これは日本でいう学生のベッドサイドティーチングに相当するものですが、フランスの場合は、実はここで日本のいわゆる初期臨床研修に近い研修を行います。
僕は、アメリカやフランスがそうですけれども、卒前の医学教育の中で、やっぱり五年生、六年生のベッドサイドティーチングはかなり臨床的にもうある程度いろんなことができるような、今初期研修でやっているようなことにやっぱりやっていかないと、この問題なかなか解決しないんじゃないかなというふうに思います。 以上でございます。
文部科学省としては、この試験は将来的には全大学共通の、ある程度、基本的な医学知識を確認する試験として進級に必須なもの、ベッドサイドティーチングという、前にも言っておりましたけれども、いわゆる病院実習に移る際には必須のものというふうにしていくおつもりであるのか。それとも、これは、それぞれ大学の自主運用に任せていくという御方針なのか。その点、時間がないので簡潔にお願いします。
もう一つは、ベッドサイドティーチング、すなわちアンダーグラデュェートのもとにおけるベッドサイドの授業数というのは極端に少なくなってきている。これをそのままにしたままで研修という方向に持っていっていいのだろうか。 また、研修制度というものが、スーパーローテーションにするのかどうかは別としても、いわゆる今日の研修病院を見ますと、研修病院が一定の機能を備えた高度の機能を持った病院に集中している。
したがいまして、わが国の医学教育で世界に冠たるものは何かということにつきまして、なかなか比較がむずかしいわけでございますので、にわかに申し上げることは困難だと思いますけれども、いま先生がおっしゃいましたように、戦前のドイツ式の医学教育から臨床中心のアメリカ式の医学教育に最近変わっておりまして、特に臨床教育でのスモール・グループ・ティーチングというふうなもの、あるいはベッドサイド・ティーチングを積極的
〔保岡主査代理退席、越智(伊)主査代理着席〕 医学部の学部レベルの教育というのは、そもそもが医師として、指導者があれば一本立ちで診療ができるような教育を身につけさせることにあるわけでございますから、そのこと自体がまさにプライマリーケアの担当ができるだけの能力の基礎を身につけさせることにあるとは思いますけれども、しかし、さらに救急医学教育の実施であるとか、あるいはベッドサイド・ティーチングの充実等によりまして
なお、ただいま御指摘のあった点でございますが、東大におきましては、いわゆる病床の部分で行います教育、ベッドサイド・ティーチングにつきましては、各診療科の特殊性、教育上の配慮などによってさまざまな形態で行われておるわけでございますが、精神神経科での卒前教育は、外来で約三十人の外来患者を、デーケアと申すそうでございますが、一日じゅうめんどうを見ながら、そういう形で勉強させるということを行い、卒業後の臨床教育
もっとベッドサイドティーチングを手厚く実施していくべきではないかというふうにいわれておるところでございます。
そうなってくると、やはり一番問題は何かといえば、ベッドサイド・ティーチングの教育病院でありましょうが、この教育病院が付属病院と同じようなものが地域的にある程度配られたならば、そこで教育ができるということになりますから、講義をするところは大学で講義をして、いろいろなそういうベッドサイド・ティーチングはそういうところへ分散してできる、そしてまた、そこにはいろんな専門的な人がいるというような形にするほうが
もうすでに百二十になっておるところ、あるいは八十を無理して百にしておるところ、したがってまた同時に、いまのベッドサイドティーチングによっても、いま欧米のお医者さんと日本のお医者さんでは、真の臨床についての知識なり力というものが差がついてきておる。これは国民の健康の立場からもあるいは福祉の立場からもゆゆしい問題です。
それがいまほぼ終息しつつあるところで、その医学部の教育方法を振り返ってみますと、ひとつここらで私は医学部の教育というのは、やはり一つの新しい大学をつくっていくのも一つの新しい方法でありましょうけれども、もう少し教育のやり方をすっかり変えて、そして一大学の一付属病院がやっているという姿ではなくて、先ほどちょっと触れて医務局長にも聞いたわけでありますが、もっと周辺に教育の実習ができる病院、いわゆるベッドサイドティーチング
またベッドサイドティーチングもしなければならないのは、その大学の教授が、その付属病院の医長であるということであれば、そこでやはりベッドサイドティーチングもできると、こういうような形で、いわゆるその大学のそういう付属病院、あるいはまた国立病院、教育病院というものの医長は、同時にまた教授であるというふうな形を持てば、講義するときに、その大学でカリキュラムなり、あるいはまたいろいろな方針が立てられていく、
ですから、たとえばある時期で判別委員会でどうとおっしゃっても、ベッド・サイド・ティーチング等でもやって見れば、これはテレビとか、その他いろいろ科学的にも進歩しますれば、ある時点では判別でこれは無理だと言っても、病院ではけっこうできるかもしれませんし、そういった意味で先生のおっしゃいました御趣旨には異存はございません。
また、こういった子供に対します教育と医療との連携といったようなことはまだ不十分で、十分開発されておりませんが、最近ベッドサイドティーチングを強化するといったようなことで、具体的には閉回路テレビ設備を導入するといったようなことでございます。
もちろん就学猶余、免除になっております子供の中には、もう少し特殊教育というものが進んでまいりますれば、学校にも通える、さらには最近ベッド・サイド・ティーチングと申しましょうか、病院に入院した子供は、その病院に入院中、籍のある学校の先生方が行かれて、病院で教育をするとかというようなこともございます。
そこでいろいろ研究もし、学校の先生方の研修もしてもらい、さらにはベッドサイドティーチングのようなこともできるような病院施設も持ちたい、こういうことで、おくればせではございますが特殊教育研究所をつくりましたのも、そういう趣旨でございます。
○説明員(宮地茂君) これは私のほうも、こういう子供につきましては厚生省と十分連絡をとっておりますが、ただ非常に重度の障害のある子供は、極端に申しますとベッドで寝たっきりというような子供もおりますが、しかし厚生省のほうと十分連絡をとりまして、そういうときにはその子供のベッドサイド・ティーチングというのですか、病院に寝ている子供にやはり小学校、中学校の勉強もさせる。
特に研究もし、あるいはまたほんとうにベッドサイドティーチングというものが完全にいけるような形にしようというならば、これは言語道断なものだろうと思うのですね。これを少々直します、あるいはまたこれを改善しますといったっておそらくできないと思う。
しかしながら病院群というようなものを申し上げましたのも、いわばベッドサイドティーチングというようなことが、非常に多くの床例で、しかも適切に学生にも与え得ると、それを相当広げ得るというような、そういう教育上の効果ということも十分考慮した上でのことでございます。
現在医学教育、いろいろ改定を言われておりますけれども、特に基礎と臨床、臨床の講義とベッドサイドティーチングをもっと密接にかみ合わしてやれ、ベッドサイドティーチングに重点を置けということが言われております。これに重点を置くには、できれば管理下の病院、それからぜいぜいごく近所にあれば考えられますけれども、やはりあまり離れた病院ではむずかしかろうと思います。
まあ具体的に言えば学校でございますが、それからたとえば学校に通えないで病室に寝ておるというような子供に、いわゆるベッドサイド・ティーチングでございますか、そういったようなことを施すために、これは特にその研究所が付属の病院を持つということは理想ではござしましようが、そこまで考えられるかどうかということで、まあ協力機関としての病院をそばに持ちたい。
ベッドサイドティーチングとか、外来を見せるとか、いろいろやるのですけれども、そのためにも、大体百人の学生を一クラス収容すると千のベッドが要る。千のベッドを実際に、先ほど井上委員が言われたように、一人で五人とか六人持つのであれば、どれだけ診療医が要るか――いま診療医ということばで助手や無給医局員まで含めておりますけれども、それがどのくらい要るかという算定をいま各大学でしておるところであります。
いままでの研修は、免許証を与えるために必要な実習をさせるというか、臨床的な実習というのが主体になっているわけでありますが、今度は、この前の質疑の中にもありましたように、医師免許証を渡すわけでありますから、それまでにかなりのベッドサイド・ティーチングもスモールグループ・ティーチングも行なわれるということが前提であって、少なくとも医師免許証を渡された時限においては医者としての欠格条件はないのだ、完全に医者
それからもう一つここでよく考え方を聞いておきたいと思うのですけれども、いままでの研修の一年間というものは、これはたてまえとして全然勉強ができていないものを一年間勉強さして、そうしてベッドサイド・ティーチングなりあるいはまたスモールグループ・ティーチングなりグループ診療なりをやらしていこう、そうして、臨床の実際の場を研修させようというのが目的で、それを研修した人が一年間でもって習得した時点で試験を受けさせるんだ
だから、私は、今度の直後に行なわれた文部省で千二百時間に時間を改めてここでベッドサイド・ティーチングをふやすんだ、そこで十分教えるからして、卒業すればそこでほんとうに資格ができるんだという考えのもとにいかれるのなら、それで筋が通ると思う。
一面、このようなインターンの問題が起きましてからは、むしろ学部教育の中におけるベッドサイド・ティーチングを強化すべきであるという考え方がすでに起こっておりまして、早いところは二、三年前から、特に岡山大学等におきましては、医師法改正ということと関連なしに、すでにそのようなベッドサイド・ティーチングとかスモールグループ・ティーチングというものを強化しております。