1950-09-19 第8回国会 参議院 農林委員会 閉会後第2号
その後七月にグレース及びヘリーン台風が、これは九州を主としまして西日本を襲つたのでありますが、これによりますると農地関係の災害は約十八億、それから八月にこれは主として関東地方、東北地方を襲つたのでありますが、八月上旬に水害がございました。
その後七月にグレース及びヘリーン台風が、これは九州を主としまして西日本を襲つたのでありますが、これによりますると農地関係の災害は約十八億、それから八月にこれは主として関東地方、東北地方を襲つたのでありますが、八月上旬に水害がございました。
農作物に対する被害の主なものは六月の大豪雨、それからフロシー、グレース台風による被害、それからヘリーン台風による被害、それから八月上旬の豪雨による被害、次にジエーン台風による被害でございます。キジア台風につきましてはまだ取調中でございますので、まだこの資料ができておりませんわけでありますが、現在まで分つておりまする被害の中で一番大きなものはやはりこのジエーン台風であつたかと考えております。
これにつきましては、まだ県の報告でございまして、検査をいたしたわけではないのでございますが、引続いてヘリーン台風というようなものが、来ておりますので、県の方としましてもまとまりませんので、われわれの方といたしましては査定まで待つておれませんので、とりあえず係官を二班くらいにわけまして、被害の激甚地を一応視察せしめる。
しかし私どもからいたしますと、災害は例年累積して行くのでありまして、皆さんがすでに御承知のように、昨年からあるいはその前年度から起つておる被害は、逐年私どもそれを補修して来ておりますけれども、それが毎年の降雨あるいは暴風雨によりまして、一層大きいものになつて行く、昨日来出ておりますヘリーン台風によりましても、おそらく関東一帯においては、このくらいの量でもすでに相当大きな被害が出て来るのじやないかということを
また報道によりますれば、グレース台風に引続いてヘリーン台風が国土にすでに迫つて来ておる現状であるのであります。