1985-03-09 第102回国会 衆議院 予算委員会 第21号
○岡田(利)委員 今オーストラリアのヘイドン外相がハノイを訪れて、確かにオーストラリアもカンボジア問題の仲介国の一つの国でありますけれども、しかし私は、やはりこれからのカンボジア問題の政治解決の仲介国はASEANに所属するインドネシアであろう、こう思うのであります。
○岡田(利)委員 今オーストラリアのヘイドン外相がハノイを訪れて、確かにオーストラリアもカンボジア問題の仲介国の一つの国でありますけれども、しかし私は、やはりこれからのカンボジア問題の政治解決の仲介国はASEANに所属するインドネシアであろう、こう思うのであります。
ヘイドン外相は毎年ハノイを訪問いたしておるわけでございますが、これから雨季に入れば外交を舞台にしたいろいろの動きが出てくると思います。その動きの一つとして、今度のバンドン会議、三十周年のバンドン会議というものが非常に注目を浴びておるわけであります。
カンボジア問題について意見の交換をしたんですが、彼はやはりタク外相の五項目提案というものを評価しておったわけでありますが、しかしその後のカンボジアの状況を見ますと、いわゆるベトナム乾季大攻勢が始まっておりをすから、したがって、一方ではそういう五項目を提示しながら、一方では軍事的な攻勢をかけておるということで、ベトナムの真意がわからないじゃないかということを私も言った次第でして、それについてはヘイドン外相
○関嘉彦君 日本としてもインドシナ半島の平和の回復の一日も早いことを望むわけですけれども、そのためにオーストラリアと日本とが同じ太平洋国として手をとり合って平和回復に努力するということは非常に有益なことだと思うんですが、私、昨年の秋にヘイドン外相が見えましたときと、それからことし、あそこの総理大臣が見えましたときに党としてごく短時間の会談で余り詳しい突っ込んだ話はできなかったんですけれども、どうも私
○国務大臣(安倍晋太郎君) 率直に言いまして、私も当初はそういう感じを持っておりましたし、またヘイドン外相もそういう動きをしておりまして、みずからハノイにも飛んでいきましたし、また場合によってはオーストラリアはベトナムに対して経済協力をするんだというふうなこういうことを言って、これはASEANから非常な反撃を受けたこともあるわけでありますが、その後の今日の状況では、ヘイドン外相もやはりその点については
○関嘉彦君 外務大臣、今度のESCAPに来られたオーストラリアのヘイドン外相ともお会いになったわけですね。それでやはりこのカンボジアの問題はお話しされましたですか。
○国務大臣(安倍晋太郎君) きのうオーストラリアのヘイドン外相がやってきまして、まず日米農産物交渉に触れまして、日本がアメリカから相当大きく買わされてしまったと、これは要するに日米間の貿易のインバランスがアメリカをして農産物についてもああいう強い態度をもたらしたことであるけれども、しかし、むしろこういうことは見当違いで、お話しのようにアメリカの高金利に実は問題があるんだと。