1982-07-06 第96回国会 参議院 外務委員会 第13号
こういうことで日本としては、いやサハリンの問題はヤンブルグとは違うぞということをるる申しておったわけでありますが、その交渉相手であったヘイグ長官もシュルツ長官に近く交代するわけで、非常に前途が暗いわけでありますけれども、しかし引き続いて再考を促していきたいと思います。
こういうことで日本としては、いやサハリンの問題はヤンブルグとは違うぞということをるる申しておったわけでありますが、その交渉相手であったヘイグ長官もシュルツ長官に近く交代するわけで、非常に前途が暗いわけでありますけれども、しかし引き続いて再考を促していきたいと思います。
それから次にはシュルツ新長官でございますが、近く就任をされるわけでありますが、シュルツ長官はニクソン政権下で労働長官、財務長官を務められ、訪日経験も多い、こういうことで私どもは日本経済あるいは日米関係について深い理解を持っておられるものと思うので、ヘイグ長官同様日本として大きな変化がなく対応されるものではないか、こんなふうに見ておるわけでございます。
○山田勇君 次は国際問題に関連して日米間の問題について質問をしたいと思いますが、先日ヘイグ国務長官の辞任について、ヘイグ国務長官を辞任に追い込んだレーガン政権内の対立は対ソ外交をめぐるものに大きな原因があるようですが、ソ連には力しか通用しないとするレーガン大統領の対ソ強硬路線に、対ソ軍備の必要性を認めながら、一方、ソ連との共存、そのための対話の重要性を認めてきたヘイグ長官の辞任により、アメリカの外交政策
○櫻内国務大臣 単純に申し上げかねますけれども、しかし、辞任後の各種の情報からいたしますと、ヘイグ長官は中東問題について意見の相違を生じておった、あるいは対ソ制裁の関係においても意見が違ったんではないか、こういうことが取りざたされておるわけで、ヘイグ長官の辞任の背景は政策面で相当ないきさつがあったということを認めてよろしいかと思うのであります。
しかし、それがレーガン政権のかなめとも言うべきヘイグ長官の辞任につながるかどうかということにつきましては、私はそのようには考えておらなかったわけでございますが、しかし本日の段階になりますと、いろいろ取りざたされておること、あるいはその外交問題についてヘイグ長官自身が辞任の理由として一貫性を欠いたというようなことがいろいろ言われますと、やはり辞任については相当な背景があったということを認めざるを得ません
それで、日本は、この措置が安全保障会議で出たその直後に、当時まだ辞任前のヘイグ長官に直ちに再考を求めておりますし、また、当時アメリカにおられた中川長官がヘイグ長官と会談をされまして、その折にヘイグ長官は、櫻内外務大臣にこの問題について自分はのどにとげが刺さっておる思いでおるということを言ってくれと、こういうような経緯があったのでありますが、ヘイグ長官が辞表を出した、こういう段階でありますので、私としては
○国務大臣(櫻内義雄君) ヘイグ長官辞任後新長官の就任をまだ見ておらないわけであります。アメリカ上院の承認が必要だと思うのでありますが、そういうわけでシュルツ新長官の御所見は何らいま報道されておりません。
それと軍備管理との問題でございますが、これはヘイグ長官も再三言っておりますけれども、たとえばヨーロッパの戦域核交渉において初めてソ連が戦域核交渉に乗ってきた背景には、やはりNATO諸国がヨーロッパにおいて戦域核を配備するという決定を七九年の末にしたわけでございます。
これにつきまして、ヘイグ長官あるいはペルー大統領等もいろいろな努力をしておりますが、当初国連の安保理事会で言われましたように、武力紛争を速やかに取りやめて国連による平和的な解決というものを私どもも期待をし、そういう角度で努力をしておる次第でございます。
OASあるいはヘイグ長官、それぞれ活発な動きがあることを承知しておりますが、日本といたしましては四月三日の安保理決議第五〇二号にのっとりまして敵対行為の即時停止、そしてアルゼンチン軍の撤退を望んでおるわけであります。
○櫻内国務大臣 これは日本は第三者的立場にあるわけでございますから、両当事国がヘイグ長官のあっせんを了とすれば、それはそれで結構なことではないかと思うのであります。
現在あの精力的なヘイグ長官のあっせん、それからこれに応ずるイギリスにしてもアルゼンチンにしても、外務大臣がワシントンまで行かれるという動きのさなかの今度の英国側の対応措置となったわけでございますが、これらの当事国におきまして、あくまでも話し合いによる平和的解決を望むということが日本の基本の姿勢でございます。 以上でございます。
しかし、この国連の安全保障理事会のそういう動きの一つ前のところでいまヘイグ長官があっせん工作をしておるということでありますので、両当事国ともにこのあっせんに応ずるように私は期待をしておるわけであります。しかし、それもうまくないというときにおきましては、安全保障理事会で十分理事国の間の協議の上で両国に対しての措置を考えていくべきではないか、こう思います。
現にヘイグ国務長官のあっせん工作が続けられておるさなかのことでございまして、イギリスあるいはアルゼンチンの外務大臣もワシントンへ来ておられる、ヘイグ長官のあの精力的な往復もある、こういうことでありますから、本当にもう全面戦争辞せずということではなく、何らかの意図を持ってのイギリス軍の行動ではないか、こういうふうに、ある程度のそういう意味の期待感を持ちながら見ておるということでございます。
現在、アメリカにおきましてヘイグ長官が、英国とアルゼンチンの間に立ちまして話し合いによる解決、これに向かって全力を挙げておるわけでありますが、私どもはそれに期待をし、その方向でイギリスもアルゼンチンも努力をするようにということで、日本としても側面の努力を続けておる段階でございます。
また、本件紛争が外交交渉によって平和的に解決されることを希望し、当面、ヘイグ長官の仲介努力に積極的に対応するよう英ア両国に要望しております。また、アルゼンチン側に対しては現在の危機が長引く場合には日ア両国間の関係、特に経済面における円滑な関係の発展が妨げられるおそれがある旨を指摘してきております。
またコータッツイ・イギリス大使も、この事件後外務省次官を訪問してイギリスの考えを申されておりますが、その間に私から、大使とお会いをいたしまして、この問題に対してすでにヘイグ長官の御努力があるので、この御努力に対し英国も協力をされるようにということを申し上げました。また、サッチャー首相から総理あてに親書が届けられましたが、この親書に対しましては、十二日に返書を出した次第でございます。
また、このような、非常にむずかしい問題の処理に当たっておる際でございますから、きわめてデリケートな立場をヘイグ長官がおとりであるということは察するに余りあるわけでございます。日本としてはイギリス、アルゼンチン両国に対し、先ほど申し上げましたように、在日の大使を通じまして、このヘイグ長官の努力について真剣に考慮をせられ平和的な解決をするように、そういう意思表示にとどまっておるわけであります。
これに対しましては、私どもは先ほど申し上げましたようなアルゼンチンの撤兵が先決である、この撤兵を強く求める、こういう立場をとり、かつヘイグ長官の仲介というものに期待いたすわけでございますけれども、武器の禁輸措置というものは、これはアルゼンチンに対しましても武器の輸出を慎むという基本的な政策はそのまま適用される、これは当然でございます。
わが国としても英国、アルゼンチンそれぞれに、真剣にこの問題についての解決のためにヘイグ長官のせっかくの仲介を十分利用されたいという希望は申し述べておるところでございます。
○櫻内国務大臣 訪米の際にヘイグ長官から米中関係についての説明がございまして、そして先ほど私が申し上げたように、これは台湾関係法に基づくので大統領としてもそれに制約される、そういう説明がございました。そこで私は、米中関係がまずくなるということはアジアの情勢上感心しないので、ひとつ腹蔵のない話し合いをされて友好関係が維持されることを期待するということを申し上げたわけであります。
○宇都宮徳馬君 ヘイグ長官がアメリカのひとり仕事でなしに、国連を代表するような形でやってくれることが望ましいし、そういう形を日本がつくる苦心をしていくというような方向が私は望ましいと思います。
それからまた国連もそういう態度をとって、現在アメリカのヘイグ長官がその線に沿ってあっせんを行っているわけです。したがって、もしそういう国際世論、またそれに基づく外交努力が実ってアルゼンチンが撤兵すれば、現在、イギリスは現地に向けて艦隊を派遣しておりますけれども、イギリスがその武力行使をするという事態になるのは回避できるわけです。
幸い国連安全保障理事会において、英国の提案ではございましたけれども、敵対行為の即時停止、またアルゼンチン国軍の即時撤退を求め、両国に対して外交的解決を要求する決議が採択されて、また安保理事会の中でこの決議に賛成した主要国であるアメリカが、直ちに両国の調停のためにヘイグ長官のあの努力が行われておるということは、これはやはり国連活動の一環と私は見ていいと思うのです。
しかし、ただいま申し上げたようなヘイグ長官のあっせんについて、これがぜひ成功して、話し合いのうちに問題が解決されることを日本として期待をしておることは表明をいたしております。
そういうことから、イスラエルについて発言の強いアメリカに対しまして、先般日米会談の折に、イスラエルの行き過ぎのないように抑制措置を希望する旨、私からヘイグ長官に対して申し上げたこともあるわけでございますが、いずれにいたしましても、中東地域に対しての外部勢力の脅威から防衛をするということが対中東外交の大事な要素ではないか。
現在アメリカが調停に動かれておるということ、これはお話の中にも出てまいったわけでございますが、アメリカとしてはイギリスとの関係も深いし、またアメリカの中南米に対する従来の関係からして、今回の調停というものを恐らく両国においても耳を傾けてヘイグ長官の話を聞かれるものと思うのであります。
○櫻内国務大臣 私が今度の会談の中で一番具体的に重要なのはヘイグ長官との会談でございます。私はサミットまでを念頭に置いてできるだけの努力をする、こういうことを申し、しかし、できないことはできないということも申してございます。そのことは相手も十分理解をしておると思います。
それから台湾の関係の問題につきましては、これはヘイグ長官とのお話し合いのときに出ておりますが、米側には台湾関係法というのがあって、大統領といえどもこの法案に縛られるので、大変苦労をしておるというお話でございました。
ヘイグ長官との間では、現に日米貿易小委員会でいろいろ話し合っておる、一つには作業部会を設けてやろうということもあるし、十月から柑橘類、肉類の話し合いをしようということもあるし、そう日にちを限ってやれと言ってもやれるもの、やれないものもあるんだ、しかし日本としてはサミットは非常に大事で、それまでにできるだけの努力をするということは結構だ、こういう受け答えになっております。
日米貿易小委員会ではいろいろな問題点を、どこに米側の要望があるのかというようなものも、これは洗いざらい出ておるわけでありますから、今度私が向こうへ行っての経済問題に関しては、レーガン大統領やヘイグ長官は、ひとつサミットまでにできるだけやってくれと、こういうことを言っておるのでございまして、今回自由民主党の江崎調査団も帰ってきて、ヨーロッパでも大体同じようなことを言っておるようでございまして、けさ経済対策閣僚会議
ただヘイグ長官との間では、私が触れましたことは、中東情勢の中でイスラエルの動向というものが日本としては非常に関心がある、日本は中東全体に対して包括的に恒久平和を願っておるのだと、そういうことからイスラエルの行動を見ていると、そのようなことに支障があるのではないか、これについてはアメリカがしっかりした指導をしてもらわなければいけないし、まあ私の一番気になったのは、イスラエルのシナイ半島返還後どういう行動
○国務大臣(櫻内義雄君) 私とヘイグ長官との間で、米中関係の説明が先方からございました。それは要約いたしますと、台湾関係法があってこれについては大統領も制約されるのだ。そういうことから米中関係が非常にむずかしいというお話でした。
それで、ヘイグ長官の方からは別段それに対する何らかの意思表示はなかったんでしょうか。
しかし、私と大統領との会談の折には、すぐわきにヘイグ長官が終始おられたわけで、この大統領と私の会談の翌日ヘイグ長官との会談を持ちました。その折に市場開放についてヘイグ長官からはどういうものを口にされたかというと、農産物、たばこ、先端技術等と、こういうことがございましたから、これを通じて米側の関心がその辺にあるからという印象は受けたわけであります。
○国務大臣(櫻内義雄君) レーガン大統領との間では、国際情勢あるいはその他の問題で大統領の意向表明、私の意向表明ということがございましたが、いまのような問題を論議をしたのはヘイグ長官の場ではなかったかと。
大臣御自身は、行かれまして、あるいはヘイグ長官とかあるいは米国首脳に対して、このドラスチックな措置をとれという要求に対してどう受けとめ、どう言うか。そして米側に対するわが国の要求というものを、ドラスチックにあなた方自身が解決すべき点が多々あるのではないかということを外務大臣御自身がむしろおっしゃられてはいかがでしょうか。
そして二十二、三と、レーガン大統領あるいはブッシュ副大統領、ヘイグ長官等とお会いする予定でありますが、いま申し上げたその顔ぶれでおわかりのように、今回私の使命といたしましては、大体国際情勢一般につきまして各角度から協議をいたしたい、こういうことでございますが、もとより二国間の重要課題である貿易問題にも触れざるを得ないと思っておりますが、貿易問題関係については、ただいま安倍通産大臣がお答えをしておりますように
さらにこれには、「ヘイグ長官らのメッセージは、首相周辺などによると、首相がテレビ録画どりで、「前年度の七・六%増前後の伸び率を確保する」と言明した二十五日ごろの時期に、首相に伝えられたという。」ヘイグ長官から防衛予算に関するメッセージが。 この辺で一遍切りましょう。これは昨年十二月二十九日の読売新聞ですがね。