2016-11-16 第192回国会 衆議院 文部科学委員会 第6号
絶対安全な基準という性格ではなくて、現実的な妥協点だ、「本ガイドライン通りの設定で実施した飛び込みのスタートであっても、陸上、水中での姿勢・動作等の要因が複合すれば、プール底に頭部を強打して、飛び込み事故が起こるのも事実である。」事実であると書いてあるんですよ。
絶対安全な基準という性格ではなくて、現実的な妥協点だ、「本ガイドライン通りの設定で実施した飛び込みのスタートであっても、陸上、水中での姿勢・動作等の要因が複合すれば、プール底に頭部を強打して、飛び込み事故が起こるのも事実である。」事実であると書いてあるんですよ。
さらに、使用済み燃料プール底部の補強工事を既に実施しております。 今後も、年四回の定期検査により、建屋の耐震性に関して、建屋の傾きがないことや、鉄筋コンクリートの強度が保たれていること等を確認していく予定であります。 このような同発電所の状況につきましては、さきのIAEA福島閣僚会議を初め、国際会議等の場を通じて情報提供を行ってきたところであります。
東電福島第一原発四号機の使用済燃料プールについては、これまでに、建屋の損傷状況を考慮に入れた上で耐震安全性評価を行うとともに、使用済燃料プール底部の補強工事を既に終えております。一方で、プールの健全性について国内外から御心配の声があることを踏まえ、燃料の取り出しについて目標を前倒しして本年十一月に開始し、来年末ごろに完了することとしたところであります。
さらに、使用済み燃料プール底部には鋼製の支柱を設置し、コンクリートで固めるなどの補強工事を既に実施しています。 また、万が一建屋が損傷してプール水が漏えいした場合にも対応できるよう、代替注水手段としてコンクリートポンプ車等を配備するなど、多層的な対応が講じられています。 次に、東京電力福島第一原子力発電所の事故収束についてのお尋ねがございました。
東京電力福島第一原発四号機の使用済み燃料プールの耐震安全性については、これまでに、水素爆発による損傷状況等を模擬した上で評価を実施し、東日本大震災と同程度の震度六強の地震が発生しても、評価上は耐震余裕があることを専門家の方々にも確認いただいており、さらに、念のために使用済み燃料プール底部の補強工事を実施するなど、安全性の向上に努めてきております。
加えて、四号機の使用済み燃料プール底部の補強工事については、既に実施されており、これまで適切な対応がとられてきているものと考えております。 以上でございます。