1974-10-18 第73回国会 衆議院 商工委員会 第3号
つまりプロパン分とブタン分の割合によっても違ってくる。
つまりプロパン分とブタン分の割合によっても違ってくる。
プロパン分が多ければ産気率は高くなるわけだから、メーカーに対してブタン分は何%であり、プロパン分は何%だという表示をまず義務づける。そうしなければ、今度はブタン分が非常に多かった、産気率は低く出た、これでは損をすると小売り業者が考えれば、小売り業者はあなたのほうで通達でお出しになった産気率で販売をしないで、十キロボンベの重量売りをすることになるのだ。
プロパン分は、いま私が申し上げたことと関連をしてくるのですけれども、この品質が悪ければ産気率というのは低く出るわけですね。いわゆるブタン分が多ければ産気率は低く出る。プロパン分が多ければ産気率は高くなる。そうなってくると、当然プロパン分が何%、ブタン分が何%入っているというその品質表示というものが私はなされなければいけないと思う。
そういたしますと、産気率が、ある地域については同じでございますので、プロパン分の多いものは実は産気率できめたものと同じような気化をいたしますが、ブタンが相当混入しておりますと実際は気化が少し少ないわけでございますので、気体になる量が少ないわけでございます。
、そういう技術上の基準、規格でございますけれども、ブタジェンは含有量が何パーセント以下であるというふうなことで、最高限度を押えますとか、あるいはまた硫化水素等の形体の硫黄分を押えますとか、あるいは逆にプロパンの含有量を、A規格については何パーセント以上であるというふうな、そういうふうな内容をはっきりさせまして、そしてその品質に応じたこれはA号品であるということの表示をすることによりまして、これはプロパン分