2012-03-28 第180回国会 衆議院 内閣委員会 第6号
そういう意味で、このインフルエンザも、事が起こってから私の担当ということよりも、その以前から、プレパンデミックのワクチンを準備していくということはもちろんですけれども、さっき御指摘のあったような、鳥や豚などの間でインフルエンザウイルスが変異をしていく、あるいは人から人に感染する、その過程をウオッチしながら絶えずモニターしていくというふうなこと、それも各省庁の中で連携をとっていくということ、これは本当
そういう意味で、このインフルエンザも、事が起こってから私の担当ということよりも、その以前から、プレパンデミックのワクチンを準備していくということはもちろんですけれども、さっき御指摘のあったような、鳥や豚などの間でインフルエンザウイルスが変異をしていく、あるいは人から人に感染する、その過程をウオッチしながら絶えずモニターしていくというふうなこと、それも各省庁の中で連携をとっていくということ、これは本当
○鴨下委員 本題に戻りますけれども、そのときに、例えばCDCだとか何かは、変異したH5N1なんかをできるだけ採取して、そしてプレパンデミックをつくっていくための種をしっかりと採取している。日本はなかなかそこまでは体制はできないんでしょうけれども、今用意してあるプレパンデミックワクチンというのはどういう範疇に入るんですか。
プレパンデミック原液は一銭も買っていないんですよ。全部新型インフルエンザワクチンの購入に流用したんじゃないですか。 これから先のインフルエンザの問題を考えるときに、特にこれは公衆衛生の問題が非常に大きな意味を持ちますので、国の関与は大切なんです。そして、それを、メーカーもあれば供給もあるんですから、それについても十分な配慮の上、これからの検討をお願いしたいと思います。
ということでございまして、生産能力、これプレパンデミックだけに限らず、生産能力そのものを高めていくような取組が必要であるし、我々もそういう方針で要求をしていきたいと、そのように考えております。
今、主に季節性インフルエンザと新型インフルエンザ、H1N1、そして、プレパンデミックではありますが鳥インフルエンザのH5N1ということで、これをどう整理するかという話なんですが、ことしはやはり季節性インフルエンザと新型インフルエンザのH1N1に対して、このワクチンを国内四メーカーにつくっていただいておりますから、プレパンデミックの方はつくれる状況にはない。
それからもう一つ大事なことは、鳥インフルエンザ、H5N1、これに対してはプレパンデミックワクチン、パンデミックになっていませんからプレパンデミックなんですけれども、これは三千万人分という形で準備しております。 WHOの話は、先ほど委員がされましたとおりです。いずれにしても、今回の新型インフルエンザ、H1N1に対するワクチン製造が終わり次第、直ちにそこに取りかかる。
今、プレパンデミックという形で実際に一定の方々に投与して研究をしているところです。 それで、優先順位につきましては、これはやっぱり国民的な議論をもっとする必要があると思います。今は社会的機能を維持する方々を優先にということを言っていますけれども、例えば御高齢の方が先か若い方が先か、こういうことはちょっと、大至急これは国民的に議論をせぬといかぬというふうに思っております。
舛添大臣は、こうしたプレパンデミックというか、もうパンデミックになるに際して、やはり正しい情報が一番だと。本当にそうだと思います。この正しい情報の第一は、今回は、メキシコで起きている事態についての正しい情報だと思うんです。 これは健康局長でも結構ですが、答弁、繰り返しかもしれませんが、メキシコで亡くなられている方々の死因ですね。
多分、ことしの末に決まったら、今度はプレパンデミックのワクチンの接種のあり方について検討する、半年かかる、またどうのこうのいろいろと出てきますよ。そういうふうにしておくれていくのが、基本的に国家の危機管理体制としてはバッテンを食らうんですよ。ぜひそこは、大臣、ちょっとそこのところを、難しいかもしれないけれども、少なくとも急がせるということが必要じゃないですか。
その意味で、半年ほど前でしたか、流行に備えてプレパンデミックワクチン、まだ大流行にはなっていないけれどもそれに備える、プレ、前段階のパンデミックワクチンということの治験、治療実験において使われている同意書が、パンデミック、プレパンデミックの概念の混同があって、同意書をとるときに、同意される患者さんや、子供さんについては親御さんが、そこを誤解しかねない。
日本ではプレパンデミックと言っているので、そこに一文字入れるだけでも新型インフルエンザワクチンではないんだと予想して、可能性が高いかもしれないワクチンとしてこれは安全性が確認されているにすぎないわけです。 私は、先ほど申しました、感染症にあっては国民の正しい知識の共有というのが大前提であります。これは、パニックを起こさないためにも大前提であります。
さらに、在外公館の中で一番大事なお医者さんあるいは大使の方々、大使館で実際何かあったときに第一線で活躍される方々に対するワクチン、とりわけプレパンデミックのような予防するワクチンについては今備蓄がないというふうに説明を受けました。これで本当に実際に対応できるのかと。 在留邦人で一番今関心が高いのは、鳥インフルエンザという話も出張のときに聞きました。
特に、発症する前のプレパンデミック用のワクチンというのは、実際、現場の大使や司令官が病気になってしまってはもうどうしようもありませんし、やっぱり第一線のお医者さん、看護師の方々が感染してしまってはいけないし、実際に一番感染しやすいのはそういう医療従事者ということはもう周知のとおりで、エイズなんかの場合でも実際に医療従事者が一番の感染する可能性が高いと。
それとあと、それも、予算のことももちろん今指摘したとおりなんですが、例えば今パンデミック、それからプレパンデミックのワクチンのこと出ていますが、注射するにしても、医師だけに頼っていてはとてもできることではない。看護師さんとか、あるいは私は今、院外処方薬局は全国津々浦々というか、できていますね、そこで対応できることはないのかというようなことも検討課題だと思います。その点、申し上げておきます。
この呼称、プレパンデミックをもしこのまま使い続けると、世界でも使っていないわけではないんです、でも、日本でこれから大量のワクチンを打つというようなことが言われているときに、正しく国民に伝わるかと懸念いたしますが、いかがでしょうか。
ただ、その間にパンデミックワクチン自体の製造というのを急がせる必要がある、そして予防段階で全国民対象にする、そして最終的には、さらにパンデミックワクチン自身も、予防と言ったのはプレパンデミックのことなんですけれども、第一段階はプレパンデミック、そしてこのパンデミックワクチン、その両方をきちんと、全体的な、システマチックに準備して国民の命を守っていくと、こういう体制を早急に確立することが重要だと、そういうふうに
○渡辺孝男君 そのほかの国々では、プレパンデミックのワクチンの事前接種というのは余り検討されてないということでよろしいんでしょうか。今スイスの例を挙げられましたけれども、そのほかには余りこういう議論はされてないということでよろしいんでしょうか。
ただ、個別の案件に対しては、科学的に判断するとどうかなというところが幾つかありまして、例えばプレパンデミックワクチン、これはプレパンデミックという名前はついておりますが、実は、はやるものかどうか全くわからない株でつくったワクチンなわけですね。それを打とうということですから、要するに全く益がない可能性があるわけです。
全く同意見でありまして、例えば、今のワクチン、新型インフルエンザワクチン承認とか、非常に誤解を与える形で、私たちは、むしろプレパンデミックの方がまだわかりやすい。あるいは、鳥インフルエンザワクチンに使った原型であるとか、その辺の説明がなされないうちに名前として動き出してしまうというのがあります。
○光石参考人 今の点について言えば、フェーズ4になっても、とりあえずはプレパンデミックでやらざるを得ないという期間があるようです。その辺のところを明確に説明する、理解してもらうというあたりが、安全性を検討していくときに非常に重要じゃないかなと。
○舛添国務大臣 基本的にはそういう方向で準備を進め、努力をしたいということなんですが、委員御承知のように、一つは、プレパンデミックですから、今はベトナム株、インドネシア株、中国株で用意していますけれども、全く違うのが来たときにどこまで効くかというのがあります。 それから、生産能力の問題があります。
それから、最後になりますけれども、ちょっともう一つ申し上げたいのは、パンデミックが起こってから、プレパンデミックの原液から製剤化して、それからワクチンを二回打たなきゃいけないんですね、あれは。一回じゃなくて、抗体価が上がるまで二回打たなきゃいけない。その期間を計算すると、まず、大体ワンボトル七万人分と言われていますね。
このパンデミックの問題についても、パンデミックが起こってからは確かに半年なり一年かかってしまうわけですが、プレパンデミックの場合は用意をすることができるわけですから、人数分は、少なくとももうちょっとふやしていただきたい。
ただ、どんどんそういうやり方で、アメリカもプレパンデミック、パンデミックの起こる前にもそういう形でコントロール、マネージして、そしてアメリカは、パンデミックが起きてから、組織培養という、卵を使わなくて済む、本当だったら、有精卵を一々集めて、そしてやっていくという、かなり遅い方法なんです。
プレパンデミック予算、製造の予算を聞いているんだよ」と呼ぶ)申しわけございません。 二十年度予算においては、プレパンデミックワクチンの製造予算については、今のところ用意しておりません。
○末松委員 これは、ことしの二十年度の予算には、本予算の方には、このプレパンデミック予算、これが書かれていないわけですけれども、ことしの予算はないんですか。
○柳澤国務大臣 現在、アメリカのプレパンデミックの段階のワクチンというのは、人口のことを考えますと、日本とほぼ同水準の備蓄ということで理解してよろしいんではないかと思います。(末松委員「二倍じゃないの」と呼ぶ)いやいや、それでいい、こういうことです。
だから、もっと、あれは一たんつくると数年間もつという話なんで、そこはきちんと、やはりしっかりと予算をとってプレパンデミックのワクチンを、何か卵で培養するというんだけれども、卵を確保できなかった、つくれないという話になるわけでしょう。だから、澤議員もそこはしっかり言われていましたけれども、そこのところをきちんとやっていくんだということを、ちょっと改めて決意を表明していただきたいと思います。
一つは、プレパンデミックを作るウイルス株というのは毎年新しい株が出てきています。つまり、新しい株に対応ができないとせっかく作ったワクチンが有効性がないということであります。現に、今作っている一千万人分のワクチンも五百万はベトナム株であります。五百万はインドネシア株ですね。このベトナム株はもうそろそろ主流ではなくなりつつあります。
プレパンデミックのワクチンに対するウイルス株を変更して行うということについて御説明いただきました。ありがとうございました。 それでは、一般にインフルエンザの治療薬として、ウイルスの表面たんぱく質を阻害する薬品でありますけれども、商品名で申し上げるとタミフルでありますが、この薬品はインフルエンザ発症後四十八時間以内に服用しないと効果が得られないと、こういうことになっているわけであります。