2015-04-23 第189回国会 参議院 外交防衛委員会 第10号
具体的には、過去、平成四年には、フランス沖合から日本までの間、巡視船によるプルトニウム海上輸送の護衛を実施したほか、平成十二年からは、東南アジア海域等における海賊対策として、巡視船、航空機を計画的に派遣しております。また、最近では、昨年三月、消息不明のマレーシア航空機捜索のため当庁航空機をマレーシア等へ派遣し、当該航空機の捜索を行いました。
具体的には、過去、平成四年には、フランス沖合から日本までの間、巡視船によるプルトニウム海上輸送の護衛を実施したほか、平成十二年からは、東南アジア海域等における海賊対策として、巡視船、航空機を計画的に派遣しております。また、最近では、昨年三月、消息不明のマレーシア航空機捜索のため当庁航空機をマレーシア等へ派遣し、当該航空機の捜索を行いました。
平成元年十二月、プルトニウム海上輸送関係閣僚打合会におきまして、プルトニウムの海上輸送の護衛船として海上保安庁の巡視船を派遣するという旨の申し合わせがなされました。このための船として、海上保安庁は「しきしま」というのを建造し、平成四年の十一月から平成五年の一月まで、プルトニウムを輸送するあかつき丸という船でありましたけれども、それの護衛を実施いたしました。
○岩崎政府参考人 当時の関係閣僚の打合会の申し合わせにも書いておりますけれども、「海上における犯罪の予防及び鎮圧は第一義的に海上保安庁の任務であるので、プルトニウム海上輸送の護衛船として海上保安庁の巡視船を派遣する」ということでございます。
それを、じゃ、だれが日本でやっていくかということについて、平成元年の十二月でございますけれども、プルトニウム海上輸送関係閣僚打合せ会がございました。そこで、海上における犯罪の予防及び鎮圧は第一義的に海上保安庁の事務であるので、プルトニウム海上輸送の護衛船として海上保安庁の巡視船を派遣するという申合せがなされました。
この建造経緯については、平成元年の十二月にプルトニウム海上輸送関係閣僚打合会にて、まさに「海上における犯罪の予防及び鎮圧は第一義的に海上保安庁の任務であるので、プルトニウム海上輸送の護衛船として海上保安庁の巡視船を派遣する」、こういう申し合わせが当時ありましたよ。
第一に、「海上における捜索及び救助に関する国際条約」及び「改正SOLAS条約」の発効、日米原子力協定に基づくプルトニウム海上輸送の護衛実施、国際的な新海洋秩序形成の動き等に対応して、広大な周辺海域における航行安全体制の確立、海上における犯罪の予防及び鎮圧、我が国の権益を確保することを目的として、広域的哨戒体制等の整備及び海洋調査の充実・強化を推進するため八十六億六千七百七十八万円余を支出いたしました
第一に、「海上における捜索及び救助に関する国際条約」の発効、日米原子力協定に基づくプルトニウム海上輸送の護衛実施、国際的な新海洋秩序形成の動き等に対応し、広大な周辺海域における航行安全体制の確立、海上における犯罪予防及び鎮圧、我が国の権益を確保することを目的として、広域的哨戒体制等の整備を推進するため百八十二億六千三百三万円余を支出いたしました。
○中島国務大臣 プルトニウム輸送の護衛船の問題につきましては、平成元年十二月に関係閣僚間において、「海上における犯罪の予防及び鎮圧は第一義的に海上保安庁の任務であるので、プルトニウム海上輸送の護衛船として海上保安庁の巡視船を派遣するものである」旨の申し合わせができております。今回、この方針にのっとりまして、海上保安庁の巡視船「しきしま」が輸送船あかつき丸の護衛を実施したところでございます。
フランスからプルトニウムの海上輸送について、現在航行中でございますが、全世界の注目の的でございまして、一部の国々では本プルトニウム輸送に対して懸念を表明しているとの報道もございますが、このプルトニウム海上輸送の背景及び必要性についてお伺いしたいと思います。
○近江委員 今回の措置は、今秋から始まりますプルトニウム海上輸送の防護体制について、前もってそういう体制をとられたということが巷間言われておるわけでございます。
○政府委員(小和田統君) 御承知のとおり、平成元年十二月に関係閣僚問でこの問題について検討いたしまして、今回のプルトニウム海上輸送につきましては海上における犯罪の予防及び鎮圧が海上保安庁の任務であるということから、海上保安庁の巡視船を派遣するということを申し合わせたわけでございます。
○宮下国務大臣 プルトニウムの輸送問題につきましては、平成元年十二月十九日にプルトニウムの海上輸送関係閣僚打合会というところで申し合わせを行っておりまして、海上における犯罪の予防、鎮圧は一義的に海上保安庁の任務であるので、プルトニウム海上輸送の護衛船として海上保安庁の巡視船を派遣するものでありまして、平成元年度の補正予算において巡視船の建造に必要な予算措置を講じ建造するという方針が決定されまして、ごく
さらに、プルトニウム海上輸送の実施に当たりましては、護衛巡視船による直接護衛だけじゃなく、脅威との遭遇を避けるために慎重な輸送経路の選定や、無寄港による輸送あるいはまた厳重な情報管理などを行うこととしておりまして、さらに輸送船に海上保安官を警乗させることとしております。
海上保安庁におきましては、海上保安業務の国際化、多様化に対応した船艇及び航空機の整備等に努めるとともに、本年秋に実施される予定のプルトニウム海上輸送の護衛業務についても万全を期していく所存であります。 このほか、運輸行政をめぐる課題は数多くありますが、私は、長期的展望に立ちつつ、各課題の解決に向けて積極果敢に取り組んでまいる所存であります。
海上保安庁におきましては、海上保安業務の国際化、多様化に対応した船艇及び航空機の整備等に努めるとともに、本年秋に実施される予定のプルトニウム海上輸送の護衛業務についても万全を期していく所存であります。 このほか、運輸行政をめぐる課題は数多くありますが、私は、長期的展望に立ちつつ、各課題の解決に向けて積極果敢に取り組んでまいる所存であります。
○海部内閣総理大臣 この問題につきましては、いろいろな御意見があり、政府といたしましては、プルトニウム海上輸送関係閣僚打合会を開き、そこの平成元年十二月十九日の申し合わせに従い、ただいま申し上げましたような護衛のための巡視船の建造を進めたところでございます。それによって万全を期していきたいと考えております。
海上保安庁といたしましては、プルトニウムの九二年秋に予定をされております海上輸送を安全かつ円滑に実施いたすために、今年の四月に警備第二課にプルトニウム海上輸送護衛対策室を設置いたしまして、護衛計画あるいは各種マニュアルの作成及び十月に予定されております警乗隊並びに来年四月に就航いたします護衛巡視船の訓練計画等を作成いたしまして、準備に万全を期しております。
第一に、海上における捜索救助に関する国際条約(SAR条約)及び海上人命安全条約(改正SOLAS条約)の発効、日米原子力協定に基づくプルトニウム海上輸送の護衛実施、国際的な新海洋秩序形成の動き等に対応して、北西太平洋海域等における船舶の航行安全体制の確立、広大な周辺海域における我が国の権益の確保等を図るため、継続分としての巡視船三隻、ヘリコプター三機の整備に加え、中型巡視船一隻、小型巡視船一隻、小型巡視艇七隻
また、海上保安庁におきましては、海上保安業務の国際化、多様化に対応した船艇及び航空機の整備や、一九九二年から開始されるプルトニウム海上輸送の護衛業務を実施するために必要な体制の整備を推進してまいります。 第四に、安全で良好な生活環境の確保であります。
また、海上保安庁におきましては、海上保安業務の国際化、多様化に対応した船艇及び航空機の整備や、一九九二年から開始されるプルトニウム海上輸送の護衛業務を実施するために必要な体制の整備を推進してまいります。 第四に、安全で良好な生活環境の確保であります。
○政府委員(太田博君) 昨年十二月十九日のプルトニウム海上輸送関係閣僚打合会において、「海上における犯罪の予防及び鎮圧は第一義的に海上保安庁の任務であるので、プルトニウム海上輸送の護衛船として海上保安庁の巡視船を派遣するものであり、このため、平成元年度補正予算において、巡視船の建造に必要な予算措置を講ずること を検討する。」