1981-03-20 第94回国会 参議院 予算委員会公聴会 第1号
私はこの点についてはそれは正しい方向だろうというふうに思っておりますが、しかし、さらにもっと深く考えますと、経済協力費という形で南北問題を考える、しかも、それを日本の経済安全保障、さらにその総合安全保障という枠の中で考えるという、いわばプリンシプルそのものはかなり問題を持っているんじゃなかろうかというふうに思っております。
私はこの点についてはそれは正しい方向だろうというふうに思っておりますが、しかし、さらにもっと深く考えますと、経済協力費という形で南北問題を考える、しかも、それを日本の経済安全保障、さらにその総合安全保障という枠の中で考えるという、いわばプリンシプルそのものはかなり問題を持っているんじゃなかろうかというふうに思っております。
そういう意味におきまして、そのプリンシプルそのものには反対ではありませんけれども、まだその実力が備わっていないという意味において、縦割り制度を実行するのは早いという見解をとっております。しかし縦割り制度を捨てたわけではありません。
適當な機會に全官の諸君と話合いをして、地域給そのものは私どもやらなければなりませんが、プリンシプルそのものについては、ひとつ話合いをして改正をしてみたい、かように思つておりますが、未だその時期に到達しておりません。