2018-12-11 第197回国会 衆議院 農林水産委員会 第13号
これらを踏まえて、食品安全委員会プリオン専門調査会は、月齢条件を条件なしとした場合の人のプリオン病発症の可能性を検証いたしました。 その結果、米国におけるBSE対策は適正であると判断され、米国から輸入される牛肉の摂取に由来する定型BSEプリオンによる人のプリオン病発症の可能性は極めて低く、月齢条件を条件なしとしても、人へのリスクは無視できるという評価が取りまとめられたところでございます。
これらを踏まえて、食品安全委員会プリオン専門調査会は、月齢条件を条件なしとした場合の人のプリオン病発症の可能性を検証いたしました。 その結果、米国におけるBSE対策は適正であると判断され、米国から輸入される牛肉の摂取に由来する定型BSEプリオンによる人のプリオン病発症の可能性は極めて低く、月齢条件を条件なしとしても、人へのリスクは無視できるという評価が取りまとめられたところでございます。
食品安全委員会は、食品安全基本法に基づきまして、厚生労働省あるいは農林水産省等のリスク管理を行う機関とは独立してリスク評価を行う独立の委員会として設けられておりますので、プリオン専門調査会がその下部機関としてありまして、プリオン病の専門家などが入っていらっしゃるとは承知しておりますけれども、その是非については答弁は差し控えさせていただきます。
脊髄損傷、脳腫瘍、プリオン病に対して有効性を示唆する結果が出、特に脊髄損傷疾患でも好結果が出ている、このような研究を今行っております。 脳梗塞というのは四十万人が発症する非常に多い病気でありまして、その後遺症に悩む方も非常に多いわけでありまして、その結果、介護に要する家族の負担であるとか、あるいは国の負担、医療費、こういうことを考えますと、非常に注目すべき研究ではないかと思っております。
○渡辺孝男君 今、大変財政が厳しい中で、科学的根拠に基づかないということであれば、その分の予算を確保するんであれば、BSEのもとであるプリオン病、これの予防とか早期診断とか治療法の開発の方にその予算は向けるべきだと、私は個人的にはそのように思っております。 以上で質問を終わります。
我が国において確認された三十二例目までのBSEの感染原因とBSEのリスク管理措置の再点検等を行うために農林水産省が実施した委託研究においては、昨年十二月十四日に開催された第五回のプリオン病小委員会において、今まで追求してきたその成果については、この委託調査では妥当だというふうに言われているわけでございます。
○国務大臣(若林正俊君) 我が国において確認された三十二例目までのBSEの感染原因とBSEのリスク管理措置の再点検などを行うために農林水産省が実施しました委託研究について、昨年十二月十四日に開催された第五回プリオン病小委員会において、その成果などが妥当とされたところでございます。
○国務大臣(若林正俊君) 今お話にありました吉川泰弘東京大学院の教授が研究の総括者といたしまして、当省が委託をした委託研究がなされ、そしてその委託研究の中で、第五回のプリオン病小委員会においてその成果等が妥当というふうにされたものと理解をいたしており、この報告書に基づいて判断をいたしているところでございます。
それから、感染原因の関係のお尋ねもございましたけれども、三十二例目までのBSEの感染原因と、それからBSEのリスク管理措置の再点検等を行うための委託研究ということで、昨年十二月十四日に開催されました第五回のプリオン病小委員会におきましてこの委託研究の説明が行われまして、その結果が妥当とされたところでございます。
まず最初に、一昨日、新聞等にも載りましたけれども、平成十八年度厚生労働科学研究報告書にも載りましたけれども、動物衛生研究所が分担研究者となり、プリオン病センターで研究をなされた「牛海綿状脳症プリオンの生物学的性状と種の壁のメカニズム解明」というこの報告書をもとに、新聞で、「二十一・二十三カ月 BSE牛 感染性確認できず」こういう報道が躍りました。
きょうは感染症法の改正案に対する質疑でございますが、まず、この感染症の中でも、私、かねてより大いな関心を持っておりますプリオン病、特にBSE対策について、前回農林水産委員会で厚生労働省に指摘をさせていただいた件につき、再度お尋ねをさせていただきたいと思います。
そのプリオンたんぱく質は正常なたんぱく質なのですが、このプリオンたんぱく質にBSEの牛の脳などに含まれます感染性のプリオンが結合してプリオンの複製が進みますと、プリオン病が発症すると考えられています。
また、品川森一プリオン病研究センター長は、省庁が望む結論ありきの委員会でやっていられないと、こういうふうに話をして、行政への不信感から辞意を表明していたと、このように報道をされているところでございます。
シカのプリオン病です。 このシカのプリオン病も、レンダリングにシカの死体も入っているわけですよ、総理。このシカのプリオン病、狂シカ病由来ではないかとされるvCJD、バリアントCJDの方々も出ているのではないかということが報告されているし、CWDは人にうつりやすい、うつるんじゃないかということも言われている。これは、WHOもアメリカの状況を大変注目しているわけです。
実は、米国内においては、今、シカのプリオン病、狂シカ病というのが大流行をしています。このシカの死体もレンダリングをされて、シカというのも反すう動物ですから、レンダリングをされて、肉骨粉になって、鶏や豚に与えられ、その鶏ふんや鶏舎のごみ、鶏小屋のごみがチキンリッターとなって、また牛に戻っているという実態がございます。
また一方、北部を含めて、シカの、CWDと言っていますけれども、慢性消耗性疾患としたプリオン病があって、これもアメリカに存在するということは、プリオン専門委員皆承知しております。 実際に、ミンクのそれぞれの流行期に本当に罹患したミンクがレンダリングをされて飼料になったのかどうなのかというのは、余り、資料を見てもよくわかりません。その辺は事務局に問い合わせていただきたいと思います。
そういった事実はございますけれども、それだけではなくて、今言われたシカのCWD、シカのプリオン病ですが、そういったもの、あるいはミンクの問題、それは恐らくほかの国ではなくて北米、特に米国が独自に抱える問題とも言えます。英国あるいは日本、そういった経験がなかなか通用しがたい部分もございまして、確かに御指摘のように、十分な検討がされていない点はあるかと思います。
というか、増幅試験を行っているところでもありますけれども、私ども、専門家によるワーキンググループ会合の際には、この議論が行われた際に、もちろん向こう側の専門家にもウエスタンブロットのパターンを見せて、これがアーティファクトとかいうものではないということはもちろん理解されているわけでございますけれども、もう一つ加えて申し上げれば、異常プリオンたんぱくのパターンをウエスタンブロット法で示したときに、それがプリオン病
ですから、こういう言い方はここではどうかと思いますが、インターナショナルなレベルを含めまして、いわゆるプリオンあるいはプリオン病の本当に研究をされている専門家という意味での専門家です、そこの方々との話の中で、このものがグレーだとか怪しいとかという話は一切ありません。
ユーゲンさんというのは、多分ドクター・ユーゲン・リヒトさんじゃないかと思いますが、エームズ、アイオワのところにいらっしゃる方だと思いますが、あの方は確かにそれ以前はボルナ病の専門家でありまして、私は、それ以外に農務省関係のところにどのような方がいらっしゃるか全く知りませんが、少なくとも、私が理解しておりましたのは、昨年、日米のBSEに関するワーキンググループがありました、このときに出席された方の中にはプリオン病
○品川参考人 動物衛生研究所にプリオン病研究センターというものが設置されまして、ここのプリオン病研究センターの中では、非常に基礎的な領域から応用的な領域まで、幅広くテーマを持って研究をしておりまして、現在そこのテーマの中で、正常なプリオンたんぱくがどのように異常に変わっていくか、あるいは、実際牛を使った感染実験も始めておりますが、このような牛に病原性を持ったプリオンを投与しまして、体の中にどのように
そして、現実に今、USDAもしくはアメリカの獣医大学で、BSEないしプリオンの研究を行っている人は、USDAでは全くいないと言っていいと思いますし、獣医大学の方でも、シカの慢性消耗病という別のプリオン病の研究を行っているグループはいますが、BSEについては行っていない。結局、日米BSE作業部会をやって一番痛切に感じたのは、私たちのカウンターパートがいないということ。
その後、幾つかまた例が出ておりますが、平成十五年には二例、それから十六年には五例、ことしに入りまして二例の感染牛が新たに確認されておりますけれども、そのおのおのにつきましては、調査結果がまとまったものについては、専門家によりますプリオン病の小委員会で、与えられた飼料の調査分析結果を報告して、現在分析をいただいているところでございます。
その後に確認された事例については、専門家によるプリオン病小委員会に給与飼料の調査や分析結果を報告し、議論をいただいているところであります。