2004-11-30 第161回国会 参議院 財政金融委員会 第9号
さて、シティバンクでございますけれども、日本のプライベートバンク部門の閉鎖を最近命令されました。日本のマーケットというのは、弊行としてもう百年以上にもわたって操業してきたマーケットでございます。
さて、シティバンクでございますけれども、日本のプライベートバンク部門の閉鎖を最近命令されました。日本のマーケットというのは、弊行としてもう百年以上にもわたって操業してきたマーケットでございます。
特に、今回はシティバンク、特にこのプライベートバンク部門のカルチャーについて問題があったといったようなことについての御質問でありますけれども、もちろん在日支店におけるプライベートバンク部門が基本的な問題を持っていた、また基本的に問題のある分野を持っていた、そしてそういったところがうまく機能していなかったということは十分認識しております。
○参考人(ダグラス・L・ピーターソン君)(池田薫君通訳) 先ほども申し上げましたように、前回のこの是正措置がうまくいかなかった、失敗してしまったという責任を持っている者は、当時のプライベートバンク部門をつかさどっていた経営陣であり、当時のシティバンクの経営陣であります。
まず、シティバンクの処分理由を見ますと、プライベートバンク部門において、公益を害する行為、重大な法令違反、極めて不適切な取引等がまさに多数検証されたのは、御案内のとおりであります。そこで、今後の業務の継続は不適当と認められる、また、個人金融部門でも、外貨預金業務に係る内部管理体制が未整備であり、業務の改善に専念させる必要があることが確認されたとなっております。
今回の行政処分は、特に重大な問題が認められたプライベートバンク部門の在日四拠点すべてについて認可の取り消しを行ったものでありまして、これは実質的に免許取り消し処分に相当するものであります。その決定に当たっては、事案の悪質性、そして重大性、過去の他の金融機関に対する処分との整合性等を慎重に吟味したところであり、適切かつ妥当な処分であると私どもは認識をしているところであります。
また、在日支店が行う証券業務において法令違反が認められたことから、九月十四日に証券取引等監視委員会から行政処分を求める勧告がなされ、これを受けて九月十七日に、在日支店のプライベートバンク部門の四拠点の認可の取り消し並びに個人金融本部の外貨預金業務に係る新顧客との取引というものを一カ月間業務停止する処分を含む行政処分を行ったということでございます。
こうした行為の悪質性、重大性にかんがみまして、シティバンク在日支店プライベートバンク部門の在日四拠点に対する認可の取り消しを含む厳正な処分を行ったということでございます。 〔委員長退席、江崎(洋)委員長代理着席〕
しかしながら、私どもとしては、十五年十一月から十六年四月にかけて改めて立入検査を実施をさしていただいて、それまでの業務改善計画を通じて改善されたとされていた項目についても検証し、実際には改善が図られていなかったことに加えて、重大な法令違反や不適切取引が多数確認されたところ、シティバンク在日支店については、今般、プライベートバンク部門の在日四拠点についての認可の取消しを含む厳正な処分を行わさしていただいたところでございます
これらを受けて、九月十七日に、在日支店のプライベートバンク部門に属する四拠点の認可の取消処分並びに個人金融本部の外貨預金業務にかかわる新規顧客との取引の一か月間の業務停止処分を含む行政処分を行ったところでございます。 今回の行政処分は、重大な問題が認められたプライベートバンク部門の在日四拠点すべてについて認可の取消しを行ったものであり、実質的には免許取消処分に相当するものであります。
この行政処分の「命令の内容」が、平成十七年九月三十日をもって、丸の内、名古屋、大阪、福岡といったプライベートバンク部門の業務を停止する、この認可を十七年九月三十日に取り消しをし、あわせて、本年の九月二十九日から十七年の九月二十九日までの間、当該支店の業務を停止するというような行政処分の内容でございました。
こういうようなフィービジネスに我が国の金融機関がこれから乗り出していって、今プライベートバンク部門も国内金融機関も推進をしてやっておるわけでありますけれども、ただコンプライアンスだけではなくて、金融機関として果たしてどういう方向が望ましいのかという姿を想定した中で金融行政のやりぶりが必要なのじゃないかというように思っておるわけです。