1993-05-25 第126回国会 衆議院 予算委員会 第25号
プノンペン政権側は、これはベトナムの後押してできた政権でありまして、これもまた社会主義政権、世界でも今数少ない社会主義政権であるという現状。そしてまた、ラナリットさんのお父さんであるシアヌークさんという方は、果たしてどういう政治的スタンスを持っている人なんだろうか。果たして腰がきちっと定まって、国民のために一貫して頑張っていると言えるのだろうかという不安があるわけであります。
プノンペン政権側は、これはベトナムの後押してできた政権でありまして、これもまた社会主義政権、世界でも今数少ない社会主義政権であるという現状。そしてまた、ラナリットさんのお父さんであるシアヌークさんという方は、果たしてどういう政治的スタンスを持っている人なんだろうか。果たして腰がきちっと定まって、国民のために一貫して頑張っていると言えるのだろうかという不安があるわけであります。
最後に、日本政府として今できることというのは任務を中断し撤退をさせること以外に、たった今、日本人の要員の方、世界から派遣されたUNTACの要員の方たち、ポル・ポト派の人たち、プノンペン政権側の人たちがあるいは殺されているかもしれないというこういう状況の中で、日本政府として今できることは何であるかということをもう一度確認をしていただきたいと思うわけでございます。 お願いいたします。
最近またそういうことを言っておりますが、この理由というのはプノンペン政権側が選挙で嫌がらせをするということでございますので、私ども日本政府としては、非常に強くプノンペン政権側にそういうことをやってはこれは選挙を台なしにするということで非常に強い自制を強烈に働きかけております。
例えば、現在選挙キャンペーンの真っ盛りでありますが、往々にしてプノンペン政権側の警察が反対派の政党事務所を襲撃したりという、警察官が犯罪行為を行うというようなケースが多々見られるということから、現地文民警察要員の一つの任務として、選挙要員に同行して、それらに対する、発生がないように監視業務を行っているということはございますが、これは先ほど言いました業務の一環であろうというふうに考えております。
ポル・ポト派はこの構想支持の態度を表明しておりますが、プノンペン政権側は当然反対を表明しております。選挙がいまだ行われていない段階で選挙を軽視する構想が出されたわけですが、この構想を政府はどう評価されているのか、また、このような構想がSNC議長から出されたこと自体パリ協定が実質的に空洞化していることを意味していると思いますが、総理の見解を伺いたいと思います。
恐らくプノンペン政権側は日本の自衛隊に対して、武力を行使して、本当のことを言うならばポル・ポト派を制圧してほしいと思っているんじゃないかという気がするんですよね。 だけれども、そこのところはうかつに攻撃をしたりするとこれはえらいことになる。しかし、そういう差し迫った状況がだんだん近づいてきている。衝突をしたという場合になすすべもない。
特に、日本の政府がプノンペン政権側にくみしているというふうな見方でポル・ポト派は敵視をしていると、こういうことになっている。敵視をされれば、何かのはずみでぶつかったときに交戦状態になる可能性というのは十分にある。 その場合に、全く自衛のためなら武器を使っても差し支えないんだと言うけれども、自衛のためというのはどうやって判断をするかですね。
UNTACは、選挙運動が開始されました時点から、あるいはその前後から、そのような環境を醸成するためにそれぞれ各派の選挙違反行為等につきまして厳しく取り締まっておりまして、これは、例えばプノンペン政権側の違反行為に対しましても特別検察官を派遣し逮捕する、逮捕状を発行するといったようなこともやっております。
○国務大臣(武藤嘉文君) 私の承知しているのは、北京でのはポル・ポト派じゃなくて逆にプノンペン政権側じゃないかというふうに聞いているのでございますが、ポル・ポト派の方が北京でのSNCの開催に反対じゃないと私は思うのでございますね。
これはプノンペン政権側も同様でございます。私どもは、これは逆にUNTACが努めて四派と等距離、中立性を保つがゆえにこそそれぞれの派が必ずしもUNTACに対して満足をしていないということの、かえって中立性のあらわれではないかというふうに考えております。
これから戦闘が激化するだろう、プノンペン政権側はそういう軍事攻撃を激化するだろうという話でしたから、そうなると自衛隊がそれに巻き込まれるということはないか、私たちはそれを心配するということを言いましたら、答えは、それはUNTACと日本の出方いかんだ、このまま情勢がさらに悪化し混乱した情勢の中でそのまま自衛隊を含め外国軍隊がカンボジアにい続けるならば、それは戦禍に巻き込まれるということもないとは言えないと
騒ぎを起こしているのはプノンペン政権側だということですから、こういう言い分が出てくるのもある意味ではうなずけるのですね。 今、三派のうちの他のいわゆるソン・サン派やラナリット派は選挙に加わるというお話がありましたけれども、ここもキュー・サムファン氏の言い分によりますと、ソン・サン派やラナリット派は果たして選挙に参加するだろうか私は見守っている。
ポル・ポト派は、その武装解除をがえんじないのはプノンペン政権側が停戦違反をしているからだ、こう言っているわけであります。
それはなぜそういうことを言うかといいますと、きょうの新聞を見ますというと、ポル・ポト派の「民主カンボジアの声」というラジオ放送が、UNTACの明石特別代表はプノンペン政権側に肩入れしているというようなことを放送で流していると、こういう報道もなされておりますので、この中立の立場を担保するものは何なのかということをお答えいただきたい。
特に、ベトナムの支持を得て設立されたプノンペン政権側と、本来これは同根なんですけれども、それと対抗して民族路線、非常に極端な、文革当時の中国からインスピレーションを得たと言われておりますクメール・ルージュ、ポル・ポト派、この対立はまだまだ根深いものがございます。