2020-12-01 第203回国会 参議院 外交防衛委員会 第5号
本年六月のイージス・アショアの配備候補地への配備断念時は、代替地についてブースターの落下が予想される範囲に住宅等が存在しないことを最優先の要件といたしまして、我が国全域を効果的に防護するとの観点から検討を行いましたが、代替地を見付けることは困難な見通しであったところでございます。 六月以降も防衛省におきまして同様の調査を継続的に実施してきましたが、代替地はないとの結論に至ったところでございます。
本年六月のイージス・アショアの配備候補地への配備断念時は、代替地についてブースターの落下が予想される範囲に住宅等が存在しないことを最優先の要件といたしまして、我が国全域を効果的に防護するとの観点から検討を行いましたが、代替地を見付けることは困難な見通しであったところでございます。 六月以降も防衛省におきまして同様の調査を継続的に実施してきましたが、代替地はないとの結論に至ったところでございます。
各地で反対運動を巻き起こし住民を翻弄した挙げ句、ブースターの落下が制御できず結局中止されたイージス・アショアの契約額は実に一千七百八十八億円、既に支払った額は累計二百七十六億円に上りますが、配備が中止されたにもかかわらず、契約はそのままになっています。直ちにキャンセルしないことで、結局更に無駄な支出が増えるのではないでしょうか。国民に分かるように、防衛大臣、説明をお願いします。
すなわち、我が国に弾道ミサイルが飛来するという極限のリスク状況とブースター落下のリスクとを比較して、やはり何らかの形で住民の理解を得たかった、そういう防衛省としての思いがにじみ出ているというふうに受けとめられます。
○岸国務大臣 これは、配備までのプロセスの段階で、地元に対する説明が、防衛省からは、ブースターを演習地内に落とすことが確実にできる、こういう御説明をしてまいりました。秋田においては、洋上に落とすことができる、こういうことだったと思いますが、特に山口県萩の方については、演習場内に落とすということが可能である、こういうことで説明をしてきたわけです。
普通のワクチンは、ブースター、二度目の接種を受けた後に抗体価がぐんと上がるんですね。そこから半分ぐらいまで半年ぐらいで落ちるという感覚ですので、まあもっと長いのもありますけど、抗体価が下がる上がるということについて一喜一憂する必要はなく、ワクチンを打ったことによって誘導される免疫はきちんと誘導はされているんです。記憶も残っている状態にあると考えていただければいいかなと思います。
まあ、三回目のブースターを掛けるということですよね。それか、じゃなかったら、あるいは別のワクチンを新たに打つということがあるのか。ちょっとその点について教えてください。
ただ、現時点で公表されている論文の内容を見る限りでは、ウイルスベクターワクチンであるアストラゼネカのワクチンについては、一回目接種後よりも二回目接種後の方が抗体価が上昇しており、御懸念のブースター効果の減弱が大きな課題となるような状況ではないかなと思っています。
○佐藤正久君 昨日、秋田県選出の国会議員から、今検討している洋上案のうちリグ案、リグ案についてはブースター落下の問題、これについて大きな懸念があると、二段目、三段目について防衛省の方に伝えたと。そういう懸念というものは大臣の方に伝わっていますか。
実は、昨日、秋田県選出の国会議員から防衛省に対して、この今検討している洋上案のうち、リグ形式については、ブースターの落下、二段、三段目のブースターの落下について大きな懸念があるということを伝えたようです。これ、大臣の方にはその報告上がっていますか。
○佐藤正久君 大臣、実はこのミサイルというのは、ブースターは三段式なんです、三段式。なので、今回断念になった問題は、ブースター、一段目のブースターだけなんです。このミサイルというのは三百六十度飛んでいきますから、例えば山口の方に配備したもの、で、大阪の方に北朝鮮から三発飛んできた場合、一発目は日本海の方に行きますよ。
ブースターが落下するということを避けられないということをもって核抑止の鍵となるイージス・アショアを停止するというのはどうか、こういう意見もある中で、今度は多機能な、弾道ミサイルだけじゃない、人によってはIAMD、統合防空ミサイル防衛の機能を持たせるとか、もし本当にそこまで必要なんだとすれば、前提となる現状認識がもう既に変わっているというふうに理解するべき局面に来ているのではないかと思うんですが。
それが、ことし六月に公表されたわけですけれども、河野前大臣の御判断もありまして、ブースターが確実に海に落下するためには、ソフトウエアのみならずハードウエアを含めシステム全体の大幅な改修が必要となり、相当のコストと期間を要することが判明して、イージス・アショア配備計画は停止をしたという経緯でございますが、この前大臣の判断は今なお正しかったというふうに岸新大臣は思われますか。
○重徳委員 判断はいろいろ、ブースターによって、もちろん地元住民との関係におきまして、これはもうもたないというような御判断もあったとは思うんですけれども、配備を停止するということであれば、それにかわるものとしてこうするからというのがあって、あわせてセットでそれを表明するというのが本来だとは思います。
先ほども言いましたけれども、地上案、地上に配備する予定だったイージス・アショアの配備を、プロセスを停止したのは、ブースターの落下場所について確定できないと、安全性を確保できないということから停止を、停止せざるを得なかったと、こういうことでございます。
その段階で、いわゆるミサイルの一段目のブースターの落下場所について、安全が確保できるところに落とせるということに確証がないということでございましたので、それまでの説明と異なると、防衛省が現地に対して行ってきた説明と異なるということになったものですから、このプロセスを停止したということでございます。(発言する者あり)
ミサイルで迎撃するということについては、新屋の場合には、当時申し上げておりましたのは、海にブースターを落下させるという前提で発射をし迎撃をするということであったと思います。
○国務大臣(河野太郎君) むつみの演習場の地元の皆様に対して、このブースターをむつみの演習場内に確実に落下させますという御説明をしてきたところでございます。 防衛省といたしましては、このブースターの落下を定められたところに落とすというのは、ソフトウエアを改修することによってそれが実現できるというふうに認識をしておりました。
ますますイージス・アショアの必要性は高まるのではないかと考えるのが自然ですし、今回問題にされておりますブースターに関しましても、前防衛大臣も前々防衛大臣もこれは安全であるというふうな答弁をされております。 この時点で、どうして、緊張感高まっていると、ブースターの安全性も安全であるというふうな答弁をされた後で、この時点でどうして配備停止という決断に至ったのか、御説明いただきたいと思います。
そして、ブースターについての住民説明は余りにも不誠実であったということは、大臣も、今後、どのような認識の変化があったのか、ブースターの落下地点についてですね、そういったことも明らかにすべきだというふうなお考えを示していただきましたけれども、これだけのことなので、私は、外部に検証委員会を設置して、国民に対する説明責任をしっかりと果たしていただく、そうすることによってまた新たな取組が生まれてくるものだというふうに
今回、事実上の撤回をした一つの問題にブースターの落下問題がありますけれども、これもそもそもわかっていたのに、また、落下しませんとかちゃんと回避できますって、住民にはうそか、見抜けなかったというのも、これも能力不足ですから。見抜けなかった能力不足。もしわかっていたのを隠したら、これも問題です。いずれにしろ問題なんです、防衛省の説明のあり方が。
今の装備品でブースターが落ちるのではないかというお話でございますが、地対艦誘導弾のブースター、先ほど申し上げたものも落下をしますけれども、落下の範囲につきましては、発射する地点あるいは射撃の方向から、あらかじめ落下の範囲を予想することができます。加えて、地対艦誘導弾は発射装置が車載型、車で積んで移動する、移動が可能である。
○ 陸上配備型イージス・システム(イージス・アショア)の配備に関するプロセスの停止について 弾道ミサイル防衛能力の抜本的向上のため、平成二十九年十二月の国家安全保障会議及び閣議において導入が決定された陸上配備型イージス・システム(イージス・アショア)については、ブースター落下地点等の技術面や安全面での確認が十分に行われないまま配備計画が開始された。
○国務大臣(河野太郎君) 当初、ソフトウエアの改修でブースターを演習場内に落下させることができると、そう認識をしておりました。
○浜口誠君 じゃ、その契約した、二〇一七年の十二月十九日、ここでNSCと閣議で正式に決定したということですけれども、その契約したときに、ブースターの落下の場所、あるいはどういう対応が取れるのかというのは、米側とは日本側は何も確認していないんですか。その時点で、このブースターの落下場所についての対応、どこまで確認されたのか、それを確認したいと思います。
○国務大臣(河野太郎君) 二〇一八年の八月の、八月だったと思いますが、説明会で、ブースターの落下について、演習場の中に落下させるという御説明をしたというふうに、したんだと思います。それまでの間に日米間でこのブースターについて協議を始めたというふうに私は認識しております。
その装備品でございますが、発射地点や射撃方向からブースターの落下範囲をあらかじめ予測することができます。 その上で、先ほど先生もおっしゃっておられましたが、有事における射撃においては、市街地を避け、周辺の安全確保に努めた上で、危険が周囲に及ばないような形でその範囲にブースターを落下させるという適切な措置を講じてまいります。したがいまして、安全等に影響を与えることはないよう実施しております。
改めて、ブースターの落下地点、これがコントロールできないという説明を受けました。このブースターの落下地点がコントロールできないという問題は、宮古島や石垣市の自衛隊駐屯地に配備する地対艦・地対空誘導弾、これでも生じる問題なのかということを事実確認をさせていただきました。
住宅地に近接した場所への配備計画自体が無謀なものであり、地元住民は、ブースター落下の危険性を当初から訴えてきました。こうした声を聞かず、基地内に落ちるので安全だとしてきた防衛省の説明の破綻は明らかです。地元への説明資料のデータの誤りなど、ずさんな実態にも怒りが広がり、配備反対を訴える地元自治体や住民の運動に押され、事実上の中止となりました。
○河野国務大臣 ソフトウエアの改修でブースターをどこに落とすかということをコントロールできるという認識がございましたので、日米の間で、そういうコントロールをする、そういう議論をずっとしてまいりました。岩屋大臣の答弁も、そういう防衛省の認識に基づいて行われたものでございます。
SM3のブースターを演習場内や海上に確実に落下させるためにはシステム全体の大幅な改修が必要となり、相当のコストと期間を要することが判明したとのことですが、具体的に、どのような改修が必要で、どのくらいのコストと期間がかかることが判明したんですか。
○本多委員 そもそも、住宅地にブースターがおっこってくるようなものを売りつけてきた人たちに、それをやめたからと余り文句を言われる筋合いは私はないと思いますけれども、きちんとアメリカにも説明する仕事をしていただきたいと思いますし、総理大臣と防衛大臣がした判断に余り変な突っ込みを入れないでいただきたいなということは申し上げておきたいと思います。
それから、長距離巡航ミサイルですとか陸上自衛隊で将来持ちたいという高速滑空弾、これは一種の、まあもちろん防衛のためにやろうとしているわけですけれども、少し前に出せば、あるいはブースターロケットのパワーを上げれば相手の国土まで届く兵器に当然なるわけですから、こういうものを持っていくことをどう考えていくかということも政治としてお考えいただく必要があるだろうと。
今般の調査結果の説明においては、言うまでもなく、レーダー波による人体への影響、周辺水環境への影響、それから、こういった装備は実際に稼働しないような安全保障環境をつくることがまず第一でございますけれども、万が一、実際に迎撃をするような場合に立ち至ったときに、ブースターの落下位置の問題あるいは攻撃目標となるリスクといった点について、その影響の有無や住民の皆さんの安心、安全につながる措置を客観的かつ具体的
また、一段目のものにつきましては、SM3というその迎撃ミサイルは、一段目ブースターの燃焼中に燃焼ガスを噴射するノズルの向きを変更することによって迎撃ミサイルの進行方向を制御する機能がございますので、この機能を用いて飛翔経路をコントロールし、演習場内に落ちるような運用を行ってまいりたいと考えております。
○国務大臣(岩屋毅君) 今のお尋ねにつきましては、一段目のブースターではなくて、二段目、三段目のロケットの落下場所に係る御質問だと思いますが、防衛省の担当者も、現地の説明会において説明ぶりが必ずしも、先生御指摘のその配付文書にありますその説明会においては説明ぶりが必ずしも適切ではなく、誤解を生んだことをおわび申し上げたと承知をしております。
お尋ねのエンジンにつきましては、最初にブースターとなる固体燃料で超音速に加速をいたします。その後、固体燃料が燃え尽きた空間、燃料が燃えますとミサイルの中に空間ができるわけですけれども、この空間を燃焼室として使用しまして、空気を酸化剤として利用しながら液体燃料をラム燃焼させると。
例えばこのクリスタルという会社でいえば、実は、まさにCPUでいえば、ブースターを付けない場合には富士通の実は倍ぐらいの速さ、ブースターを付けた場合には同じぐらいになります。価格でいうと、CPUだけではもちろん判断はできませんけれども、他社製、ほかの会社のものは大体が同じぐらいかもうちょっと速い。
○山下芳生君 4K、8K合わせて二千百五十万台ぐらいですかね、見込んでおられるということなんですが、そうすると、一つ心配なのは、これはもう既に法案の審議のときにも議論になったことですが、4K、8K放送を視聴するために右左旋対応アンテナというものを設置する必要がありますが、ブースターやプラグを改修しないと電波漏えいが起こるという問題が指摘されております。
○山下芳生君 総務省さんに簡潔に答えていただいたらいいんですけど、アンテナだけ先にもう設置して、そのブースター等の対応ができていないところもあるのではないかと思うんですが、そういう場合は、もう電気工事業者さんはアンテナは付けましたというふうになって、その工事が、対応が漏れるということがあるかもしれないとも心配しているんですけれども、その辺の対応はどうなるんでしょうか。