1986-05-22 第104回国会 参議院 本会議 第19号
再三再四批判されている私的諮問機関による総理のブレーン政治とともに、議会制民主主義をゆがめる危険な考えであると指摘せざるを得ません。 また、内閣機能強化の一環として、安全保障会議の設置に伴い、内閣調査室を情報調査室に改組するとされており、さらに外務省情報調査局、防衛庁防衛局、警察庁警備局、公安調査庁の合同情報会議の設置も提起されております。
再三再四批判されている私的諮問機関による総理のブレーン政治とともに、議会制民主主義をゆがめる危険な考えであると指摘せざるを得ません。 また、内閣機能強化の一環として、安全保障会議の設置に伴い、内閣調査室を情報調査室に改組するとされており、さらに外務省情報調査局、防衛庁防衛局、警察庁警備局、公安調査庁の合同情報会議の設置も提起されております。
再三指摘され批判されている私的諮問機関による総理のブレーン政治とともに議会制民主主義をゆがめる危険な考えであると言わざるを得ません。また、内閣機能強化の一環としての総理による情報の一元的管理は、憲法に保障された国民の知る権利の侵害につながるのではないかとの危惧をいたずらに助長するものであります。
その証拠に、今度中曽根総理がアメリカに行く前に、前川前旧銀総裁の国際協調のための経済構造調整研究会ですか、この案を持ってアメリカへ行ったわけですけれども、これについて今党内あるいはまた政府内でも非常な、特に党側ですね、「党側への根回しが不十分だった」とか「私的諮問機関などを重視する首相の”ブレーン政治”に対する反発」、きょうもこういうような新聞記事が出ておりますけれども、法的に何の根拠もない、また我々
このことは、総理が八五年七月、自民党の軽井沢セミナーで語ったように、あなたが戦後政治で締まりとまとまりをつけたいと考えている政治課題ごとに、公的、私的の諮問機関を乱造して、しかも、これらの諮問機関には、思想的にも人間的関係でも、首相と極めて親密とされる一群の学者、文化人、財界人が、必ずその中心に座るブレーン政治に徹してきたのであります。
○柴田(睦)委員 関連させていただきまして、時間が余りありませんので、中曽根内閣の審議会政治、ブレーン政治の問題についてお尋ねしたいと思います。 中曽根内閣の政治の重要な特徴の一つは、行革審や国鉄再建監理委員会、臨教審、こういったいわゆる臨調型審議会をたくさん用いるという点にあると思います。
その象徴がブレーン政治とも呼ばれる国会や正規の審議会を棚上げし、総理個人好みの人脈を結集させた各種諮問機関の乱用であります。 総理は、行革審、臨教審、国鉄再建監理委員会や、最近設置した首相の諮問機関である経済審議会などを初め、経済、外交、文化に至るまで懇談会を設置しております。そして、そうした各種機関の構成員を見ますと、財界人、官僚OB、学者、文化人の多くが複数の機関の委員となっております。
そして、これをよりどころにして各分野の基本方向を決定する私的諮問機関政治ともいうべきもの、あるいはブレーン政治ともいうべきもの。これは一括処理方式とともに政治手法の主要な構成要素になっております。こうした政治手法というのは、国会を国権の最高機関と明記した現行憲法の趣旨から見て重大な問題があります。
○志苫裕君 民意がどこにありやを探るとあなた言うけれども、ブレーン政治というのはあなたのお気に入りのメンバーを集めるんですから、あなたとの関係は垂直的秩序なんですよ。だから仲間内政治と言われるのじゃないですか。 委員長、私は、これは何遍か総務長官も答えたり、いろいろな人が答えて、諮問機関のありようなんか答弁の限りにおいてはまともになっているのだけれども、さっぱりやってない。
○志苫裕君 ブレーン政治と言われるんですが、あなた自身の中に、こういうブレーンの台頭、諮問機関の対応というのは立法府に対するいら立ちでもありますか。