1965-08-11 第49回国会 参議院 大蔵委員会 第4号
当初ブレトン・ウッヅで国際会議が開かれましたときに、そういった方式を定めたわけであります。したがいまして、その後の状況によって国の経済力が発展したとか、あるいは輸出が非常に大きくなった、こういう国はそのつど訂正をしているわけでございます。これは必ずしも五年ごとでなく、そのつどやることもございますが、今回は特別増資が一般増資と同時に行なわれることになったわけでございます。
当初ブレトン・ウッヅで国際会議が開かれましたときに、そういった方式を定めたわけであります。したがいまして、その後の状況によって国の経済力が発展したとか、あるいは輸出が非常に大きくなった、こういう国はそのつど訂正をしているわけでございます。これは必ずしも五年ごとでなく、そのつどやることもございますが、今回は特別増資が一般増資と同時に行なわれることになったわけでございます。
私も、いろいろ専門家に聞いたり、調べてみたのですが、大体ヨーロッパの方は、御承知のように、一九四四年のブレトン・ウッヅ、四七年のガットですね、そこでブレトン・ウッヅの方は為替の自由化、ガットの方は貿易の自由化というものを促進することをきめたわけですけれども、それに基づいて、急速にいわゆる自由化の段階を終わって、最近では関税政策が中心になっている、そうしてブロック化の傾向にある。
こういう通貨制度をここでずつと続けて置いていいのかどうか、將來はブレトン・ウッヅというようなことも起つて來ましよう。三百六十円でブレトン・ウッヅに参加すれば、大体一割ぐらいしか変動の余地がない。そういう場合には非常に窮屈になると思う。そこで今後日本の通貨制度においてまだ早や過ぎはしないと思う。
えなければならんことでありまして、仮に仮定を申してよろしいと思いますが、我が國の一部に自由港を設けて、そこに外國貿易の促進のために、輸出入を絶対に自由にするというごとき構想が若し実現されるとするならば、その地域内においては無論今までの行き方とは異なつた構想の産業をも考えなければならんということになるのでありますから、今後次第に貿易が自由になり、又延いて我が國が國際市場において爲替資金、その他のためにブレトン・ウッヅ
もちろん今の日本の封鎖經濟においては、今國内に通用いたしておりますところの日本の貨幣というものは、金とは何らの結びつきがないことは言うまでもないのでありますが、今般の貿易再開に對する連合軍の處置、さらに來るべき平和條約、さらにそれに伴いましてやがて日本がかりにブレトン・ウッヅ協定に參加するというような事柄を、われわれは希望的に展望いたしてみました場合に、日本の貨幣を金と直結させるということは、相當今