1995-05-12 第132回国会 衆議院 外務委員会 第17号
○法眼政府委員 まさに先生も御指摘されましたように、去年の十二月にIAEAの事務当局は、その見解といたしまして、「イランは、NPT締約国であり、ブルスコープ保障措置が義務づけられる保障措置協定をIAEAとの間で締結している。同保障措置協定に従い申告された施設についての保障措置は、現在まで、特別の問題なく実施されており、これまで未申告の再処理施設、濃縮施設等の存在を示す情報は確認されていない。」
○法眼政府委員 まさに先生も御指摘されましたように、去年の十二月にIAEAの事務当局は、その見解といたしまして、「イランは、NPT締約国であり、ブルスコープ保障措置が義務づけられる保障措置協定をIAEAとの間で締結している。同保障措置協定に従い申告された施設についての保障措置は、現在まで、特別の問題なく実施されており、これまで未申告の再処理施設、濃縮施設等の存在を示す情報は確認されていない。」
そのためにもIAEAのブルスコープ保障措置というものを大いに拡充をして、そしてだれが見てもそういうような悪用をされないようによくみんなが目をみはった中で平和利用を認めていくということがよいのではなかろうか、そう考えております。
ただ、プルトニウムは一部核兵器へも転用し得ることから、軍事転用を防止するため、我が国は核不拡散条約に加盟し、国際原子力機関とのブルスコープ保障措置協定に基づいて査察を厳格に受け入れるなど国際的義務を履行しております。そして、今まで築き上げてきた厳格な管理体制は国際的にも極めて高い評価を得ている次第であります。