2015-09-17 第189回国会 参議院 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第21号
UNMOVIC、ハンス・ブリクス元委員長がもうそれを証言されています。五百か所、七百回の調査を行った、大統領宮殿まで調べた、大量破壊兵器はない、査察団が結論付けても、アメリカは無理やりイラク戦争を始めました。そればかりでなく、アフガン戦争、テロとの闘いにおいても、数多くの、数万人以上の女性、子供たちを含めた民間人、市民を殺害している。
UNMOVIC、ハンス・ブリクス元委員長がもうそれを証言されています。五百か所、七百回の調査を行った、大統領宮殿まで調べた、大量破壊兵器はない、査察団が結論付けても、アメリカは無理やりイラク戦争を始めました。そればかりでなく、アフガン戦争、テロとの闘いにおいても、数多くの、数万人以上の女性、子供たちを含めた民間人、市民を殺害している。
総理は、フセインが大量破壊兵器を持っていないことを証明する機会を生かさなかったとイラク側に責任があるかのように言いますが、国際社会の圧倒的多数は査察の継続を求め、当時の国連査察委員会のブリクス委員長は、あと数カ月で結論を出せると述べていたのであります。それを一方的に打ち切り、国連安保理事会の合意もなしに戦争に踏み切ったのであり、責任が米英にあることは明白でありませんか。
このほかにも、この間でいうと、ハンス・ブリクス、国連のイラク査察チームの元責任者とかエルバラダイIAEAの事務局長も、核兵器のない世界を目指すべきだと。つまり、不拡散ということを追求してきた立場からも、それが重要だということで、相次いでそういう発言、提言がこの間出されているということだと思うんです。
ということは、結局、あの当時、私も外務委員会その他で何度も取り上げたことなんですが、国連査察の委員長を務めたブリクスさんは、当時、数カ月のうちに結論を出せると述べておりました。にもかかわらず、米国とイギリスが査察を打ち切って一方的に攻撃を開始したわけです。長官が早まったとおっしゃっているのは、武力行使ではなく査察による問題解決も可能であったという認識ですか。
最近のニュースですが、スウェーデン政府の提唱で設置された世界の有識者十四人から成る大量破壊兵器委員会という、例のブリクス委員長が務めておりますが、六月一日に発表した報告書で「恐怖の兵器 核・生物・化学兵器からの世界の解放」というのを出しまして、そこでは、米国などの核政策をも批判しながら、すべての核保有国に、核兵器に依拠しない安全保障の立案を開始して、核兵器違法化の準備を始めるべきだということで提言をいたしております
その委員長であったブリクスさんは、二〇〇三年の六月に退任されるときに、自分たちにあと数カ月の時間が与えられれば、大量破壊兵器はなかったということが証明できたのにと非常に残念がっておられました。 逆に、査察団を中断させて強硬に戦争に踏み切りました。国連決議を支持した国は、あの決議とは、官房長官、これもよく読んでください。
また、二〇〇二年十一月に安保理決議一四四一が採択され、イラクへの査察が再開された後も、当時のブリクス国連監視検証査察委員会委員長は、イラクから十分な協力が得られなかったとの趣旨を安保理に対する報告において述べております。 米国等による対イラク武力行使に対する支持及び自衛隊のイラク派遣についてのお尋ねであります。
○藤田(幸)委員 ブリクス委員長自身が、最近も本を書いておられますけれども、まさにそういったいわゆる大量破壊兵器については否定をしておりまして、むしろブリクス委員長の本の方が、この七月に三つ出た英米の調査報告以前にその大義がないということをはっきり言って、それから最近も講演活動をされておられるという事実だろうと思います。
ブリクス委員長も、イラクの協力は不完全だ、具体的には、ちょっと言葉、今手元に資料がないので、全く同じに申し上げられるかどうかわかりませんけれども、これだけの圧力が周りにあってもまだ小出しにしか協力をしないし、不完全な協力であるということを言っているわけです。
それから十一、十二で、十一は、いわゆるブリクス監視検証査察委員会の委員長とIAEAのエルバラダイ事務局長に対して、何か問題があったら、「武装解除の義務についてのイラクのいかなる不履行も直ちに同理事会に報告することを指示する。」と。十二番目は、直ちに会合することを決定するというようになっています。
それで、イラクは、これはブリクス委員長も言っているように、完全なる協力を行っていないということを言っているわけです、ブリクス委員長は。ですから、そういう意味で、イラクは遵守を行っていないということが明らかであって、したがって、イラクは決議一四四一の時点において重大な違反を犯している、これは決定されているわけですし、その後も継続して重大な違反を犯しているということであるわけです。
最近、総理を初め政府の皆さんは、国連決議で人道復興援助をするんだという、国連決議の方に理由づけを変えていっておりますけれども、その国連の監視検査委員会の委員長をしておりましたスウェーデンのハンス・ブリクス氏が、やはりアメリカやイギリスは大量破壊兵器の脅威を誇張していた、それから、アメリカとイギリスは魔女狩りを行っていたというような表現までしているんですね。
それで、実は、アメリカはテロに対する戦いというふうに言っておりますけれども、さらにもう一人、国連の関係でいいますと、先ほどブリクス委員長のことを引用いたしましたけれども、ブリクス委員長ばかりではなくて、アナン事務総長自身がこのテロに対する戦いに関して、最近、アメリカとイギリスを批判しているような発言を講演でされているんです。
小出しにしか出していない、十分な協力をしていない、これはブリクス委員長も認めているわけでございます。といったことで、イラクが完全な協力を行っていないということは明らかであって、したがって、一四四一が決めた、決定をしました更なる重大な違反が生じているということを言わざるを得ないということであります。
○小泉内閣総理大臣 後ほどブリクス発言等については外務大臣から答弁いたさせますが、私の開戦について、先ほどの質問に対しまして、ケイ博士の発言を山田議員は発言されましたけれども、ケイ博士は、上院軍事委員会公聴会での証言で、二十八日、次のように発言しているんですね。 イラク監視グループの作業は継続する必要がある。
ところが、ブリクス当時の国連の査察団の委員長は、あと数カ月も査察を続ければ、一切、いわゆる大量破壊兵器はなくすることができる、そうなるんだ、戦争を何としても避けたいと言っているわけです。
これは、もし大量破壊がなくて、国連の調査団が言っているように、もうほとんどないんだ、ブリクスさんが言っているように、あと数カ月待っていてくれればもう何にもなくなるんだ、そう言っているのに、戦争をしかけたんです。 これは国連憲章に反するんです。明らかに国連憲章に反するんです。
先ほど参考人のお話の中で、基本的に治安というのはむしろ英米の責任であって、その後NGO等が参画すべきではないかというお話でございましたが、例えばデービッド・ケイさん、あるいはブリクス前委員長がおっしゃっているような説がこれから国際的な評価を得ていった場合に、同じ人道復興支援の意味が変わってくると思うんです。
実は、けさのニュースでもやっておりましたが、アメリカのデービッド・ケイ調査団長が大量破壊兵器がなかったと最近証言したことに加えて、国連査察団のブリクス前委員長が、やはりこれは、大量破壊兵器が存在しなかった、アメリカとイギリスによる魔女狩りであったというところまでおっしゃっているわけです。
しかも、ブリクス委員長は、あと数カ月あればその査察は完了すると国連に報告していた。ところが、アメリカとイギリスは、イラクが大量破壊兵器を持っている、そして、それを隠ぺいしていると。 ブッシュ大統領は、開戦の演説の中でそのことを言っています。「イラクが最も破壊的な武器の幾つかを保有し隠ぺいし続けていることは疑いがない。」彼も、「疑いがない。」こう言って戦争に行かざるを得ない。
それと同時に、例えば最近、UNMOVICのブリクス前委員長、九月十七日のオーストラリアの国営ラジオ放送で何と言っているかといったら、イラクが大量破壊兵器のほとんどを一九九一年の夏までに廃棄したとの確信を国連決議でますます強めていると述べている。つまり、総理が言っている古い話じゃなくて、今の新しい話としては保有していないということを強まっているんだと言っている。
最終報告が出たら、さらに議論をしたいと思いますが、しかし、イラクの戦争前に査察委員会の委員長を務めたブリクスさんは、最近のインタビューに答えて、イラクが大量破壊兵器のほとんどを九一年の夏に廃棄したとの確信をますます強めている、米国の攻撃を抑止しようと、そうした兵器を保有しているかのように偽装していたとの見方を示しています。ブリクスさんですよ、これ。
だからこそブリクス委員長も、査察を続けたい、それは数日ではないが数年でもない、数カ月だとはっきり言ったじゃないですか。 その状況の中で、どうしてあなたは大量破壊兵器をイラクが持っているというふうに確信をしたんですか。もう一回説明してください。
○榛葉賀津也君 UNMOVIC、IAEAは一刻も早く国連による査察を再開するべきだということをあちこちでブリクス元委員長も言っていますよ。 これは一日も早く、私は大量破壊兵器がイラクになかったなんて考えていませんよ。あったんでしょう。しかし、恐らく攻撃の前にイラクによってこれはほとんどが廃棄されたということが現実なんだろうと思います。
このホームページを皆さんに御紹介しますと、UNMOVICのブリクス委員長は、四月二十二日ですが、イラク戦争後初めて安保理(非公開協議)で発言し、国連査察団の復帰の必要性を訴えた。これが六月二十二日ですか、ちょっと日にちは正確じゃありませんが、同じ発言があります。
UNMOVIC、国連監視検証査察委員会のブリクス委員長は、六月三十日の退任に際して、NHKのインタビューに応じ、開戦前の二月の、大量破壊兵器の存在を強調したパウエル国務長官の安保理演説に触れ、「米軍などは集めた機密情報を明らかに拡大解釈したと思う。亡命者、衛星写真などの情報をもとに特定の場所の査察を要請されたが、大量破壊兵器は見つからなかった。だから我々は、米軍の情報には懐疑的になった。」