2002-05-31 第154回国会 衆議院 法務委員会 第15号
ことし三月一日、ブラジル原爆被爆者協会会長の森田隆さん、この方も、国と広島県を相手に提訴されました。被爆者健康管理手当の受給資格の確認と、不支給の百三十七万円の支払いを求める、こういう内容です。 森田さんはこうおっしゃっているんですね。母国を訴えるということは仕方がなかった、もう我慢の限界だ、同じ苦しみを持つ海外の被爆者のためにも、一日も早く裁判で決着をつけたいと。
ことし三月一日、ブラジル原爆被爆者協会会長の森田隆さん、この方も、国と広島県を相手に提訴されました。被爆者健康管理手当の受給資格の確認と、不支給の百三十七万円の支払いを求める、こういう内容です。 森田さんはこうおっしゃっているんですね。母国を訴えるということは仕方がなかった、もう我慢の限界だ、同じ苦しみを持つ海外の被爆者のためにも、一日も早く裁判で決着をつけたいと。
既に六十歳代半ば以上の方たちでありますから、ブラジル原爆被爆者協会というのがありまして、ここでは現地の医療機関に委託するなどして国内の被爆者と同じ待遇を受けられるようにとずっと日本政府に要請をしてきたと言っておられるのですけれども、その辺厚生省は要請をどう受け取っておられますでしょうか。