○手塚政府委員 成田の新空港を必要といたしました理由は二つございまして、一つは、四十五年ごろ、ことしになりますけれども、羽田の空港が満ぱい状態になるので、それをオーバーフローするのを成田で引き受けなければならぬということが一つ。
○田口参考人 ただいまの最初の金融の正常化と自己資本の充実との関係、それから利子と配当の税金の問題というようなことの御質問と承りましたけれども、私どもの証券界といたしましては、いま利子、配当の税につきましてはやはり先生のおっしゃるとおり平等に扱っていただきたいということでございまして、マネーフローの面からいきましても、そういった場合に違った処置をとられますと、やはり従来の終戦後からの金融のあり方と申
そうでもしないと、フローな面では一応いいとしてもストックの面で、先ほどお話しのように、基本的なアンバランスというものをなかなかカバーできないのじゃないか。そういう独自の計画を立て、また、財政計画の中でもやはりそういう意味での公共投資計画といったようなものを一個独立の体系を考えるべきではないか。
○竹本委員 設備投資の問題についてもいろいろ議論をしたいのでございますけれども、時間がありませんからそれはやめまして、民間の設備投資も、いまもお述べになりましたように、非常な勢いで伸びておるということでございますが、その結果フローの場合とストックの場合と両方の場合で一体いわゆる社会資本ですね、この不足という問題についてはどういうふうに見ておられるのか。
○八塚政府委員 日本国民の消費支出の水準であるとか、あるいは所得水準であるとかということで、国際的に総生産は二位であるにもかかわらず二十位云々という御議論があるわけでありますが、私どもの今回の問題意識は、そういういわばフローと申しますか、貨幣でつかまえるだけではどうも国際的な生活水準の比較では不完全であろうということで、非貨幣的と申しますか、あるいは社会資本のストックであるとか、そういうものを何とか
それから、新都市への移転者が出るかどうかというお話でございましたが、これは移転者ということではなくて、先ほど申し上げました六万人の人口の中には、空港関連以外に、成田市がさらに都市化するというようなものの、オーバーフローするものを受け入れるということは考えておるわけでございます。
また、国際空港のもう一つあります伊丹につきましても、これからそう遠くない時期にオーバーフローすると思うのでございます。 こういう見地に立ちまして、既存の五十七の空港につきまして五カ年計画で着々準備を進めておるわけでございますが、他方新しい国際空港を建設しなければならないわけでございまして、今回この委員会で御審議をいただいております成田空港も実はその一つなのでございます。
これはすでにこのことばは一九二八年のフローという人が始めまして、その後一九四四年デビスという人が比較的広範に使っておりますが、まず四十年ほどの日にちがたっておる。しかし、その間ほとんどそういうことばをあまり使っていなかった。なぜならば、多くの受傷起点における、受傷メカニズムにおける一つの形でありまして、ただいまそれだけを取り上げて云々するというのは、むしろ非常に狭い範囲を見ているのじゃないか。
そこで、石油精製業等から見ましても、近い将来にはオーバーフローすることが必至でございまして、石油のために考えても輸出ということを考えざるを得ない。
それから木村委員のお話でございますが、これは確かにフローとして毎年二十億ドル、合計五年間で百億ドルの増加になるわけでございますが、これがストックとして機能するかどうかということでございますが、金価値保証がこのSDRに付されておるということからいたしまして、遠からずこの運用よろしきを得れば金に等しい地位を得るということが考えられるわけでございますが、そういたしますと、SDRを保有すること自体ストックにも
大蔵大臣は、前から不足を補う補うと言いますけれども、これはフローの解決にはなります。しかし、ストックの解決にはならぬですよ。それを渡辺さんが言われている。これは何もわれわれが言うだけじゃないですよ。IMFの総会でも、はっきり、フローの解決にはなるが、ストックの解決にはならぬと。その一点を渡辺さんはおっしゃっていると思うのですが、これは重要な点だと思うんですよ。その点をはっきり言ってください。
それに、やっぱり十分な外貨資産を持っているということと、対外支払い準備を持っているということ、これも大事なんであって、そうでなければ、生産力さえ強いならば、一切の所得は生産力の中からフロー——流れてくる。ストックなんか要らない。これは古いと言うかもしれませんが、私は確かに古いと思います。われわれもそういう制約からのがれなければならないと思うのですが、しかし、現実はそれを許さない。
いわゆるフローの概念でございます。そうして、それをつくるためにはお金は要らないのだ、ストックは要らないのだという考え方、これは高度成長論者の一番よりどころではないか。いわゆるフローだけでいいんであって、所得は、生産性を高め成長をやれば流れてくるのだ、ストックは要らないのだという考え方、これが非常に強いと思う。
それから二十年後には現在のアメリカ並みに達するというふうに述べられているんですけれども、その中でも、このビジョンに述べているところの国民生活向上の水準というのは、あくまでフローの水準であってストックの水準ではない、ストックでは西欧とまだ差があるのだということを言っておりますね。この差がなくならないというのは、一体どこに原因があるのでございますか。
たとえば、重油をタンクの容量以上に給油いたしておったようでありますが、その結果オーバーフローをしておりましたが、これは火災予防条例の違反になっております。そのほかあと一、二、条例違反はあったようでございます。
よく国際的には世界二十一位であるというようなことがいわれておりますが、それにいたしましても、いわば所得あるいはフローの面ではかなりな速度で追い上げておる、あるいは充実の方向へ歩んでおるということがいえると思いますが、いま御指摘になりましたように、たとえばいわゆる生活環境という面におきましては、これはやはり長年の蓄積の関係もあろうかと思いますが、欧米先進諸国にはまだはるか及んでいないというような点が多々
そのことは、結局法人税率があまり安いために、慎重な設備投資計画、あるいは産業再編成をもっとまじめに前向きに取り組んでいくというようなことがやられなくて、むしろキャッシュ・フローが残りますので、これを引き当てにしてまた借金負担をふやしていく、そして企業の財務内容を悪化し、国際競争力をその面では——資本自由化のもとでは、財務内容が悪化しておりますというと、簡単に乗っ取られてしまうような、そういう状況をつくり
たとえばアリナミン、ハイシー、ユベロン、リポビタンD、マミアン、アスパラ、グロンサン、チオクタン、パント、パロチン、フローミン、サモンゴールド、リキホルモ、——閣僚諸公でもこれはだいぶ愛用している人があるんじゃないかと思うのです。
私の言っておるのは、現実にこれは企画庁もやっておると思うのだが、日銀のいわゆるマネーフローの調査の中で、資料統計の中でいまのような問題が出て、それで金融資産がふくれ上がっている。実体の経済と金の経済とが跛行しているわけです。要するに長期の貯蓄よりも銀行の貸し出しがふくれ上がっているということなんです。そういうことが端的にこの残高の中にあらわれてきておる。これは常識でしょう。
日本とアメリカは非常に似た社会構造がありますけれども、西欧は日本やアメリカとは著しく違う横断的社会構造の積み重ねということに実はなっていて、必ずしもこういうふうに下から盛り上がっていくことに対しては、この横断的な社会構造なり組織というものが実はかなり影響を与えておるし、それからストックが十分にあるために、そうフローが大きくなくても、生活感覚としてそんなに働かなくてもいいという自己満足が西欧にはかなりびまんをしておりますが
使用いたします関係から生ずるマネーフローの変化をある時期をかりにとって考えますと、国債を減額したから特定の金融機関の資金量がゆとりを生じて経済全体に刺激になるというふうな断定はこれはむずかしい。
そこで、ひとつお伺いをいたしたいのは、いろいろな角度で問題が提起をされておりますけれども、やはり日本の将来の成長の問題を見るときに、私ちょっとこの間一週間ばかり欧州を見てまいりまして非常に感じたのでありますが、日本ではどうもフローのほうに非常に目がいっておりまして、ストックの問題をもう少し考え直してみる必要があるのではないか。