1989-06-22 第114回国会 参議院 外務委員会 第7号
○政府委員(丹波實君) ただいま先生が御議論しておりますのは、NASAのフレッチャー長官の議会証言、八七年の二月でございますけれども、その後の八八年の三月に国防省が議会へ報告書を出していますことはもう先生は篤と御承知のところだと思いますが、その文書を見ますと、やはりペンタゴンとしては現在は宇宙基地を使うという具体的な計画は持っていないということを二、三回繰り返して言っております。
○政府委員(丹波實君) ただいま先生が御議論しておりますのは、NASAのフレッチャー長官の議会証言、八七年の二月でございますけれども、その後の八八年の三月に国防省が議会へ報告書を出していますことはもう先生は篤と御承知のところだと思いますが、その文書を見ますと、やはりペンタゴンとしては現在は宇宙基地を使うという具体的な計画は持っていないということを二、三回繰り返して言っております。
前回も申しましたけれども、八七年にはNASAのフレッチャー長官が宇宙基地は軍も利用できるというふうに述べています。それを見ますと、本協定の有人宇宙基地全体がアメリカの国家安全保障戦略の具体化されたものだというふうに見れるわけでありますが、大臣はどう考えておられますか。
○丹波政府委員 先ほどの半導体云々というところをもっと正確に申し上げますと、一九八七年二月にアメリカの下院におきまして、当時のNASAの長官でありますフレッチャー長官が、宇宙基地の上で兵器の研究は可能かという質問を受けまして、レーザービームのような兵器研究は行い得ないが、NASAも行うような半導体研究のようなものは可能であるということを言っていることを私は念頭に置いて御答弁申し上げたわけでございます
○丹波政府委員 先ほどフレッチャー長官の証言を引用いたしましたけれども、フレッチャー長官は議会の証言におきまして、レーザービームのような兵器研究は行えないということを述べておるわけでございます。
そうしますと、NASAのフレッチャー長官は宇宙基地は軍も利用できるというふうに述べたということが報道もされておりますが、まさにそういうことだろうと思うのです。アメリカの国防総省の議会に出した報告書では、「戦略防衛構想(SDI)研究の実験、開発に基地利用を検討するだろう」ということが、全文を入手した朝日が六十三年三月四日の夕刊で報道をしております。
○矢島委員 四月に引退したNASAのフレッチャー長官が、引退直前に最後の議会の公聴会で証言をしているわけですが、その証言の中で、NASAの研究成果の海外移転を制限する立法の必要性というのを強調しているわけです。
NASAのフレッチャー長官とは、向こうの方はレーザーレーダー二つを早くから上げておるわけだし、また衛星による観測もしておるわけですから、まさに世界一の地球環境に対する知見を持っておられるところでございますから、そういう意味でむしろお会いしたし、向こうは専門家も同席させて詳しい内容についての話もございました。
○国務大臣(三ツ林弥太郎君) 宇宙開発の基本的な方針で平和利用ということでございますが、私も本年の一月に訪米の際にNASAのフレッチャー長官と会談をいたしまして、平和目的が我が国の基本的立場であるということを十分にお伝えしてまいっているところでございます。
○三ツ林国務大臣 六十二年一月に私が訪米をいたしまして、もちろんワシントンにおきましてフレッチャー長官ともお会いをしまして、日本の場合は平和利用である、そういうふうに申し上げて、フレッチャー長官も、日本の立場、それはそのとおり承知をいたしております、こういうふうな話であります。