1967-07-18 第55回国会 参議院 外務委員会 第19号
○政府委員(北原秀雄君) こういう問題につきましては、結局、当事者、鳩山全権、フルシチョフ全権、ともにおられないわけでございますが、グロムイコ外相はいまだ健在でございます。この問題を話しますときには、確かに彼は、いま森委員のおっしゃいましたとおり、ソ連側のたてまえを、意向を気にしつつ、意識してしゃべってるように私どもは理解しております。
○政府委員(北原秀雄君) こういう問題につきましては、結局、当事者、鳩山全権、フルシチョフ全権、ともにおられないわけでございますが、グロムイコ外相はいまだ健在でございます。この問題を話しますときには、確かに彼は、いま森委員のおっしゃいましたとおり、ソ連側のたてまえを、意向を気にしつつ、意識してしゃべってるように私どもは理解しております。
フルシチョフ全権は河野全権に対して、領土問題に関するソビエト側の最終提案を手交した。それによると、歯舞、色丹は日本に引き渡す用意があることを示すとともに、国後、択捉も明記して、これらに関する交渉を平和条約締結にあたって継続交渉すると述べられていた。そこであなたは鳩山首相と手をとり合って喜び、日本から随行した外交官も、その夜本国に公電を打つとともに、ホテルで交渉の成功に祝杯をあげた。