2011-04-26 第177回国会 参議院 外交防衛委員会 第7号
それは、私がこの二日間、原子力安全関係の条約にひときわこだわって、そういう日本のこのことについての誠実かつ積極的な対応が必要であると主張してきた理由は、それは、我が国は資源がない国であって、原子力の平和利用、これが不可欠であって、これを推進するという先輩たちの強い覚悟の下で模範的な国際基準、国際的な対応やり抜いて、そして高い立場、それはフルサイクルといいますけど、バックエンド、フロントエンド両方が許
それは、私がこの二日間、原子力安全関係の条約にひときわこだわって、そういう日本のこのことについての誠実かつ積極的な対応が必要であると主張してきた理由は、それは、我が国は資源がない国であって、原子力の平和利用、これが不可欠であって、これを推進するという先輩たちの強い覚悟の下で模範的な国際基準、国際的な対応やり抜いて、そして高い立場、それはフルサイクルといいますけど、バックエンド、フロントエンド両方が許
原子力安全という分野は日本にとって格別大事で、日本は核兵器を保有せずに核燃料をフルサイクル認められている国でありまして、これは長年、原子力平和利用、これに関する国際基準や国際約束、厳格に履行してきたということが評価されてのことなんですね。
また、日本の強みは、ウランをほぼフルサイクルで技術、施設を持っているということであります。そこで、カザフスタン側の部分的に持っているような能力と両方が一緒になることによって、まさにフルスペックでのウラン資源の活用ができるわけでありまして、そういうところもカザフスタン側にとっての日本と組むメリット、魅力だったというふうに思っております。
○甘利国務大臣 日本が核保有国でなくて、唯一フルサイクルを認められている。それは恐らく、世界で日本以上にないくらい厳格なIAEAの保障措置を受け入れているわけですね。 私も二度にわたって六ケ所を見てきましたけれども、コンマ一ミリのデータのずれでも、全部IAEA用のコントロールルームにデータがリアルタイムで入っていくわけですね。
安倍内閣においてもこれは変わらない、堅持をしていくということでございますし、先ほど原子力委員長から答弁がありましたとおり、日本が非核保有国の中で唯一核燃料サイクル、フルサイクルで認められているというのは、平和利用に徹しますということを宣言して、それをしっかり検証されているからでありまして、これを揺るがすようなことがあってはならないと思っております。
全くそのとおりでありますし、日本が原子力の平和協力、GNEP構想の中でも核保有国以外で唯一フルサイクルの核燃料サイクルを認められているというのはIAEAの厳格な査察で百点を取っているからであります。平和利用以外に利用することは一切ないということが認められていて任せられているわけでありますから、そういう政策上も核武装論を議論するつもりは全くありません。
○近藤(洋)委員 全くおっしゃるとおりでありまして、フルサイクルができる我が国の核燃料サイクル事業、要するに、原子力政策が成り立つのは、核保有の議論など全くもってのほか、一切しないという、大臣全くおっしゃるとおりの中で認められている体制なわけですね。
IAEAの厳重な査察をクリアしているからこそ、いわゆる再処理から含めて、あるいは高速増殖炉の研究開発まで含めて、いわゆるフルサイクルで認められている。これは、国際的な原子力協力、GNEPという体制が今提案されて進んでいるわけでありますけれども、そのGNEPの構想の中で、核保有国以外でフルサイクルで認められているのは日本だけであります。
○甘利国務大臣 GNEPという構想の中で、つまり、原子力の平和利用についての国際間の枠組みでありますけれども、この枠組みの中で、日本だけ核兵器非保有国でフルサイクルが認められているわけであります。これは、IAEAの査察を完璧に受けて、そのいわばお墨つきをいただいているからであります。
この環境問題でございますが、特に石炭は、何かにつけ排出が多いとかという見方がされるわけでございますが、CO2に関して見れば、フルサイクル、要するに採掘から利用まで考えますと、天然ガスも採掘現場では相当メタンガスを出しますので、今評価は少し変わってきております。 まあ、それは言っても仕方ない話でございまして、化石燃料というのは今後とも一次エネルギーの主力であることは間違いない。