2020-02-26 第201回国会 参議院 資源エネルギーに関する調査会 第3号
もう一つは、坑井の中に大きな水圧を掛けて地下で地層にひびを入れる技術、これは水圧破砕、フラクチャリングというふうに言っております。この二つの技術があってシェールオイル、シェールガスが取り出されるようになったと。
もう一つは、坑井の中に大きな水圧を掛けて地下で地層にひびを入れる技術、これは水圧破砕、フラクチャリングというふうに言っております。この二つの技術があってシェールオイル、シェールガスが取り出されるようになったと。
ですから、これにフラクチャリングをやって水平掘りをすれば出るんじゃないかということで、それは実際に石油会社がやっています。ただ、これは、なかなか実はアメリカと一緒の扱いにはならなくて、地質時代も違うし、たまった場所の環境もかなり違うんですね。だから、そこのところはもう少し研究の余地があるというふうに思っています。
地表から穴を掘って、そして横にどんどん破砕していくような、フラクチャリングと言われるようなもの、水圧での破砕であったりとか、そればかりじゃなく、薬品を使う。この薬品に関しては、その成分に関しては企業側は公開をしなかったりとかということで、とにかく水質汚染というものが非常に問題になっている。水道、蛇口開けばライターで火が付いちゃったりとか。
シェールオイルの企業がなぜ強かったかということですけれども、一つは、やはりフラクチャリングといって、高圧の水を固い岩盤にぶつけて割れ目をつくって、割れ目からシェールガスやシェールオイルを追い出すというふうな、そういった水圧破砕、フラクチャリングという技術、こういった技術の要するに精緻化、高度化というものを進めたということによる生産性の向上ということと、それから、原油の先物の売りのヘッジというのを行って
では説明できないんですけれども、簡単にお話をすると、米国がまず百五十年の石油産業の歴史を持っていること、あと、米国においては実際のところシュルンベルジェを始めとして石油サービスカンパニーという石油技術を提供する会社を非常にたくさん持っているということ、それからあと、アニマルスピリットを持っている要するにベンチャー企業がいっぱいあって、そういった企業は従来の在来型の油田で使われていた水圧破砕、フラクチャリング
さらに帝国石油で最近やっておりますハイドロフラクチャリングの設備、これも帝石の設備を借用することになっておりまするし、その他試油の合理化に有効な所要の設備を計画いたしておるのであります。
これはフラクチャリング・メソッドと申しまして、最近アメリカや日本でも行いつつありますが、いわゆる油層の中に割れ目を人工的に作るわけです。その方法に大体三通りありまして、化学的な方法と申しますか、酸を使う、いわゆるアシッド・トリートメントを使いまして、そして油層の中にすき間を作ってまばらにするということと、それから物理法、これは油でありますとか水でありますとかいうものを圧力で押し込むのです。