2005-02-28 第162回国会 衆議院 国際テロリズムの防止及び我が国の協力支援活動並びにイラク人道復興支援活動等に関する特別委員会 第2号
要は、皆さんは、アメリカ軍と旧イラク・フセイン軍の残党みたいなものが戦ったときには、それは国に準ずる者として認定をしやすかったんでしょうけれども、ここまでの混乱の事態の中で、この法律が既に有効性を全く失っていると私は思っているんです。 ですから、全体が戦闘地域じゃないかという言い方も我が党は多くの委員がすることもあります。
要は、皆さんは、アメリカ軍と旧イラク・フセイン軍の残党みたいなものが戦ったときには、それは国に準ずる者として認定をしやすかったんでしょうけれども、ここまでの混乱の事態の中で、この法律が既に有効性を全く失っていると私は思っているんです。 ですから、全体が戦闘地域じゃないかという言い方も我が党は多くの委員がすることもあります。
それで、米国の戦力構成からいきますと、そういう主要なものが全部破壊されたフセイン軍は、手持ちのもの全部、機関銃とか小銃とか手りゅう弾とか小さいロケットとか、そういうものを持って、民間の服に着がえて地下に潜ってしまいましたので、こうなりますと、さすがアメリカの正規軍といえども難渋するわけであります。したがって、それ以降、いろいろな攻撃が起こる。
首相は、安全確保支援活動の中には、武装した米兵の輸送、イラク人による米占領軍への抗議、抵抗運動の鎮圧への支援、フセイン軍残党に対する米軍の掃討作戦への支援など、米英占領軍が行う軍事作戦への支援も含まれることを認めています。すなわち、実態的にも自衛隊は、占領軍が行う占領支配の一翼を担うことになるのであります。
(資料を示す) これはイラク特措法で防衛庁長官が答弁されたこと、一つは米軍の武器弾薬の輸送、武装兵員の輸送、イラク人による米占領軍への抗議・抵抗運動の鎮圧の支援、フセイン軍残党の米軍掃討作戦の支援、武装解除や敵の部隊を打ち破る攻撃の支援、つまり支援活動としてはこういうことができるんだと政府がこれまで説明してきたことであります。 総理、こういうことも今度の基本計画の中には含まれているんですね。
米英占領軍は、砂漠のサソリ作戦やガラガラヘビ作戦など、フセイン軍やバース党の残党を掃討する攻勢的な軍事作戦を展開しています。イラク国民の民家を急襲し、強圧的な捜索と攻撃、パトロールと、武装を解除させるための作戦であります。この作戦によって米軍がイラク国民と敵対関係に陥っていることも報告されています。
ことしは、後ろ側にありました納骨堂と前面の納骨堂の一体化の工事が終わりまして、そのことによって大変御遺族にも喜んでいただけましたし、大臣の御裁量でそこまで進んできたことを一つ大きくお礼申し上げながら、一方では、私はせんだって朝日新聞を読んでいて非常に胸を打たれたのですが、イラクで息子さんがサダム・フセイン軍に徴兵されて、米軍によって殺されて、そしてその遺骨をお母さんが捜し歩くというお話でした。
現在、イラクでは今なお、全域においてフセイン軍の残党が散発的に占領軍への攻撃を繰り返し、いまだ占領軍に死者が出ているのが実態であります。 政府は、委員会の答弁でも、繰り返し、自衛隊は非戦闘地域に展開させると述べましたが、イラクでは、比較的安全と言われる地域においても、日々刻々と情勢の変化があります。
しかし、イラクでは、今なお、全域においてフセイン軍の残党が散発的に占領軍への攻撃を繰り返し、毎日のように占領軍に死者が出ているのが実態でございます。戦闘地域と非戦闘地域を区分することは不可能であり、イラクの現状からすると、非戦闘地域で活動していてもいつ攻撃されるかもわからない、実際には占領軍とともに戦闘に参加しているのも同然だというのが専門家の見方であります。