2015-05-13 第189回国会 参議院 国際経済・外交に関する調査会 第5号
ただ、今回の日本人人質殺害事件を見ますと、どうも、やはり旧フセイン政権時代の情報機関やあるいはバース党の人間が関わっていないとこういう展開にはならないんじゃないかと思うところが多々あります。 あるいは、奪った兵器を翌日には使いこなしている、こういうところを見ますと、恐らく旧フセイン政権時代の軍隊の上から下まで、将官から下士官、兵まであらゆる階層が関わっているのではないか。
ただ、今回の日本人人質殺害事件を見ますと、どうも、やはり旧フセイン政権時代の情報機関やあるいはバース党の人間が関わっていないとこういう展開にはならないんじゃないかと思うところが多々あります。 あるいは、奪った兵器を翌日には使いこなしている、こういうところを見ますと、恐らく旧フセイン政権時代の軍隊の上から下まで、将官から下士官、兵まであらゆる階層が関わっているのではないか。
イラクは現在戦時下にありますが、この国には世界遺産に認定された文化遺産が二件、このほか、フセイン政権時代に世界遺産に登録申請したものだけでも五件あると報じられています。
ことしの九月には、上院の情報特別委員会が、フセイン政権時代のイラクが国際テロ組織と関連性を持っていなかったとする報告書をまとめています。これら二つの権威ある報告書は、イラク戦争開戦の根拠を真っ向から否定するものです。
一方で、今御指摘のとおり、内務大臣、国防大臣等は依然首相、副首相が代行しているというようなことでありますので、今後引き続いて動向を注視していかなければならないと思っていますし、目の前には、連邦制の問題、それから憲法の改正という問題、それから、フセイン政権時代にアラブ化が行われたキルクーク、これをどうするのか、この帰属問題、こういった課題に対応しなければならないということで、こういう課題を克服してイラク
フセイン政権時代の残党、あるいはスンニ派の過激派、またアルカイダ系の武装勢力、それぞれが独自の活動をする、あるいは場合によっては連携をとっているという見方もあるわけでありますが、このタイミングに照準を合わせて攻撃を繰り返している、テロ活動を強化している、そういう状況であると私どもは認識いたしております。
本年一月七日、現地部隊においては、ヒドルにおいてTNT火薬が発見されましたが、旧フセイン政権時代のもので使用不可能な状態であったことを確認しました。 一月九日、現地部隊においては、サマワ市内の元バース党が使用していた建物の中で古いロケット弾九発が発見され、すべて警察により回収されたことを確認しました。
また、パラボラアンテナ、テレビの放映ですね、これフセイン政権時代には許されていなかったものが、パラボラアンテナが出てきて、そういうふうにテレビも見られる。正に民生の安定が治安の安定につながっていくというような兆候が見られているわけでございます。
フセイン政権時代、人々は、いかにして抑圧的な当局から逃れるかや、また日々のパンをどう手に入れるかばかりを考えていた。そういう発言の後、フセインがいなくなり、人生に新たな可能性が開けたが、暴力に彩られた文化や宗派、民族による抗争という遺産は数十年にわたって積み重なったものであり、すぐには消えない。
ただ、率直な国民の素朴な気持ちをお伝え、一般的にしていることと、これは、統治評議会の大部分のメンバーというのは、元々イラクのフセイン政権時代にずっといろいろ政府の主要なメンバーじゃないわけですよね。
でございますけれども、これは実際、今の予算、支出収入といったような体系的な統計がきっちりあるわけでもございませんので、現実、実際にどういうふうになっているかというのは難しいところがございますけれども、少なくとも私が先ほど御指摘させていただいたのは、二十万バーレル、日量二十万バーレルというような、かなりの程度の石油が輸出、産出できるようになったということは、ある意味では八〇年代の半ば、すなわちフセイン政権時代
フセイン政権時代に大分破壊されたと、イラクの湿原につきましては。それを復元するということは、イラク国民が最も歓迎する事業の一つではないかということであります。 この点については、私は浜四津議員と会う前に、イラクの民主主義運動に挺身しておられますリカービ氏が日本を訪問されたときに初めてその話を伺いました。
○達増委員 ある意味で非常に正直な文章になっていて、武力行使を経て政権が崩壊したことが住民が困難な状況に置かれている理由だということは、これはもう明らかで、それをはっきり書いていると同時に、ただ、そこだけが原因、理由だとしたら、戦争の大義というものが疑われてしまいますし、今の米英中心のイラク統治がうまくいっていないということになりますので、四半世紀にわたる圧制というフセイン政権時代のことをつけ加えてあるわけでありますけれども
それは、主として旧フセイン政権時代の大規模な排水事業等がございまして、そういったことの結果として起こってきまして、塩害、生態系の悪影響、そこに住んでいる住民が生活基盤を失った。強制移住措置もフセイン政権は行いまして、今十万人ぐらいしか人口がいないということになっています。
ともあれ、こうした現場の調査で分かってきたことは、サマワの治安状況はバグダッド周辺とは異なって、テロ攻撃ではなく失業に対する不満からの抗議行動が散発していること、フセイン政権時代の冷遇と弾圧により住宅は破壊され、多くの住民が不自由で不衛生な生活を余儀なくされていること、川の水を飲み水代わりにしていること、学校や病院などが破壊されていること、失業率が七〇%を超えていることなどであります。
これは、旧フセイン政権時代の共和国防衛隊員やその同調者などが最大一万人規模で潜んでいる、最大一万人規模で潜む可能性を示しているということで、オランダの国防省はオランダの議会に報告しているんですが、その報告について政府は情報を得ておられたのか、そして、情報を得ているのであれば、それについての政府の考え方も示してください。
やはり、フセイン政権時代に苦しめられたと、この戦争がなかったら相変わらずフセイン政権に大きな苦痛を与えられたんじゃないかと思っているイラク国民もたくさんいると思います。 現に、去る十月二日に、国連総会におけるイラク代表のチャラビ氏の演説、アメリカ、イギリスに言及した関連部分、簡単にお話ししますが、こう言っていますね。
○山口那津男君 この統治評議会というのは、フセイン政権時代の戦争犯罪について特別な法廷を設けると、こういうことを決定しているわけですね、既に。この地位協定をめぐっての問題の一つは、例えば刑事犯罪の関係者になった場合に、逮捕するとかあるいは訴追されるとか、こういうことをどこが行うかという点で非常に問題になる場合が多いわけであります。
私が公明党派遣団の一員として六月に同地域を訪れ、自治区政府の保健大臣から直接聴取したところによれば、サダム・フセイン政権時代、自治区内の実に二百か所以上の村々で化学兵器が使用されたとのことで、その被害の調査を日本にお願いしたいという要望を受けました。
アメリカ政府は、今回のイラク戦争中、降伏を偽装して攻撃した者や、あるいは捕虜となったアメリカ兵を虐待した戦争犯罪容疑者については、アメリカの軍法会議で裁くということと、それから、フセイン政権時代のクルド人やシーア派の弾圧、化学兵器使用など、過去の人道に対する罪は、イラクの法廷にゆだねる方針を示しております。