2017-03-30 第193回国会 参議院 総務委員会 第7号
その中で僕が例を出したのは、いわゆるフォークランド紛争、アルゼンチンではマルビナス諸島と言われているフォークランド諸島、アルゼンチンとイギリスとの戦争のことであります。 当時、サッチャー政権は、厳しい戦地の現状を国民に見せることは国民の戦意を低下させ、軍事行動への支持を喪失させると懸念をしたわけであります。これは当たり前だと思います、国の最高責任者であれば。
その中で僕が例を出したのは、いわゆるフォークランド紛争、アルゼンチンではマルビナス諸島と言われているフォークランド諸島、アルゼンチンとイギリスとの戦争のことであります。 当時、サッチャー政権は、厳しい戦地の現状を国民に見せることは国民の戦意を低下させ、軍事行動への支持を喪失させると懸念をしたわけであります。これは当たり前だと思います、国の最高責任者であれば。
ある意味で例外的なのはアメリカの同盟国であるイギリスの領土であるフォークランド諸島をアルゼンチンが攻撃したケースですが、これはとにかく、NATO条約の域外であって、集団的自衛権によって反撃されないということがわかっているからやったんです。
また、このほかに、カナダ、オマーン及びフォークランド諸島ですが、こちらはイギリス産の輸入牛での発生が報告されている、こういった国もあるわけでございます。 BSEの発生の中心はイギリスであるわけですけれども、同国におきましては、これまでに世界全体の発生の約九八・八%に相当いたします約十八万頭の発生が報告されておるところでございます。
○高村国務大臣 フォークランド諸島については、突然の御質問なので私は今詳しい話はわかりませんけれども、私が認識している限りで言えば、あのときはアルゼンチン側が軍事力をもって現状を変更しようとした、それに対して、遠くの島ではあるけれども、英国がみずからの主張する主権を守るために軍事力を行使した、こういう案件だったと思います。
このまま韓国の軍事的な占拠状態がずっと続くと、やがては事実の持つ既判力というか、そういうことによって、フォークランド諸島におけるイギリスとアルゼンチンとの関係みたいに、やがて国際的に竹島は韓国の領土として認められる、そういう結果を招きはしないかと非常に心配をしているわけで す。そういうことがないようにひとつできるだけ早く解決をしてほしい、こう思いますが、その点について一言で結構ですから。
最後に一つ申し上げたいと思いますのは、フォークランド諸島、あるいはマルビナス諸島と申すべきでございますが、その件に関しまして国連は十分な効果のある措置をとることができなかったのではないか、平和維持機能に関する国連の役割りについての無力化をさらけ出したのではないかというお言葉がございましたのですが、結果的に見まして国連での措置が有効適切な効果を生むことができなかった。これは現実であろうと存じます。
フォークランド諸島の問題あるいはレバノンの紛争の問題を挙げましても、国連の無力というものが明確に証明されたような最近の事実を考えましても、この辺も何とかしなければならぬ。だから軍縮を進めるに当たっては一体何がいま必要なのか。何を一つの手がかりとして可能性をそこに考えながら道を開かなければならぬのか。
また、今次サミットの機会に、フォークランド諸島問題、中東問題、東西関係等の政治問題についても率直な意見交換が行われましたが、レバノン問題について、独立及び主権の侵害に対する重大な憂慮を表明し、この地域の平和と安全の保全を求めるアピールが発出されたことは、時宜を得たものであったと考えます。
また、今次サミットの機会に、フォークランド諸島問題、中東問題、東西関係等の政治問題等についても率直な意見交換が行われましたが、レバノン問題について、独立及び主権の侵害に対する重大な憂慮を表明し、この地域の平和と安全の保全を求めるアピールが発出されたことは、時宜を得たものであったと考えます。
フォークランド諸島を武力で占拠いたしましたアルゼンチンの行為というものは、国連憲章の二条違反であるというのが私ども日本政府の立場でございますし、安保理事会の決議五〇二もこのような認識の上に立ったものであろうというふうに考えます。
五〇二の骨子は、敵対行為の即時停止、アルゼンチン軍のフォークランド諸島あるいはマルビナス諸島よりの即時撤退、問題の平和的解決のための外交交渉の継続、この三点でございます。わが国はこの決議に賛成いたしておりますし、問題の平和的解決のために関係国が決議の趣旨に沿って有効な行動をとるようにということを訴えたところでございます。
フォークランド諸島の紛争にも、まだまだ平和的な解決の道が開かれていない、国際的にも大変にまだ危険な状態が発生しております。あるいは、中東の状況も必ずしも安定した状況であるとは申し切れない。いつ何が起こるかわからない。こういうことからも私は、備蓄については積極的に日数をふやしていく、このことを特に御配慮願いたいと思っております。
○丸谷金保君 北方領土問題に入る前に、外務大臣に、最初にフォークランド諸島の問題についてお伺いをいたしたいと思うのです、緊急にでございますけれども。 きょう昼のニュースで、OASの外相会議が何らかの結論を出す調停案ができかかっているということと、それからヘイグ国務長官も調停案をそれぞれイギリスとアルゼンチンに提示をしたというふうなことが報道されておるのです。
そのことと、それからフォークランド諸島はもともと両方の国が領有権の主張をしたのでなくて、当初はスペインの領土だったということでございまして、イギリスも決してもともと領有権を持っていなかったのです。そこへ実力でイギリスが入っていってアルゼンチン、スペイン系統の人たちを、全部住民を出してしまって、イギリスから一つずつ入れた、この経緯はきわめて似ているのではないか。どうですか、その点については。
○丸谷金保君 今回のフォークランド諸島の紛争の状態は、これは外務省、どこら辺に入りますか。まだ宣戦布告していないから戦時とは言えないし、平時とも言えないですわね。
現在フォークランド諸島周辺水域で操業いたしております船は二種類ございまして、一つはジャパン・フラッグのもの、それからいま一つはアルゼンチンの合弁のフラッグのものでございます。
本件の根本的な原因は、ただいま先生御指摘のとおり、フォークランド諸島及び南ジョージア島、サンドイッチ島、こういうイギリスの海外領土をめぐる領有権の問題でございます。
実は、きょうの朝の新聞を拝見いたしますと、イギリスとアルゼンチン両国のフォークランド諸島の紛争、いよいよ実際に戦闘状態に入ったというふうなことも漏れ聞いているわけでございます。これも、もともとは両国間のその諸島に関する領有に端を発した問題でございます。
そういう点で、多少重なる部分もあるかと思いますけれども、今回のフォークランド諸島をめぐるイギリスとアルゼンチンとの間の紛争について、外務省としては全体的にどういう見解をお持ちなのか。また、イギリスの方はEC諸国などに一種の支持を求めている、アルゼンチンは南米を含むいわゆる米州について協同歩調を求めている、そういう場合において、日本がどういった立場をとっていくのか。
それから、サミットの中でフォークランド諸島の問題等も出てくるのではないか。そういう際に、日本はどういう態度で西側と話し合いを進めていくのか。西側の団結という名のもとでぎりぎりと紛争の中に引きずり込まれるようなことのないようにお願いしたい。そういう問題、あるいは貿易摩擦の解消の問題にいたしましても、私はこれはもっと基本的な問題でこの貿易摩擦が出ておると思うのです。
たまたまフォークランド諸島の問題が火を噴きまして、もう一遍この領有権の問題をめぐる世界の情勢というものに目を移した場合に、相当数があるんですね、あちらこちらに、百とも言われる。その中に竹島も恐らく入るのであろう、北方領土は言うに及ばずであります。これをこのままにしておいていいのかどうなのかは、これはもう政府としても、いまさらここで私が繰り返し申し上げる必要は毛頭ないと思うのであります。
○伊藤(茂)委員 二、三日前に新聞を読んでおりまして、ちょっと驚いたのですが、「アルゼンチンに国際協調融資」東京銀行など邦銀三行を含む国際協調融資団は、フォークランド諸島をめぐってイギリスと紛争中のアルゼンチンの電力会社に対して、イギリスの銀行分は各国で肩がわりするということで、二億ドルの協調融資を行うことに合意した。
フォークランド諸島はどこの領土だと文部大臣は認識していますかということを聞いているのですから。そんな答えは私の質問の答えにならないでしょう。
○井上(一)委員 外務大臣、フォークランド諸島についてはお答えをいただいたのですけれども、竹島諸島についてはお答えがなかったわけです。竹島の問題について、外務大臣からお答えをいただきます。
今度のフォークランド諸島の問題についても防衛庁がこの軍事情勢について報告されたかどうか私は知りません。しかし私は防衛庁がやはり防衛の責任当局として絶えず軍事情勢を時宜に適してあるいは定期的に報告をするということを怠ってはいけないのじゃないか、こう思います。しかもそれは大変失礼でございますけれども、軍事情勢について基本的な知識のある者が正しく報告しなければやはり正しい理解は得られないと思います。
よその国が介入すべきでないような、そういう発言等をしておるわけで、その辺大分アジアの状況というのが変わってきたと私は考えておるわけなんですが、そのアジアとまたずいぶん遠い国であるアルゼンチンの問題も、フォークランド諸島の問題で紛争がいま起きつつある。
最後に、先般の当委員会においても、私、フォークランド諸島の問題を取り上げました。これは個人的な手紙によりますと、在留邦人がやはり相当な危機感を持っているということを訴えてまいりました。
○政府委員(田中義具君) 日本としましては確かにフォークランド諸島、アルゼンチンのスペイン語ではマルビナス諸島ですが、その領有の問題をめぐって紛争があるということは認識しておりますけれども、その問題はあくまでも平和的に、外交的に解決されなければならないという立場でして、今回のアルゼンチンの措置は、それを武力を行使して解決しようとしたというところに問題があるわけで、日本政府が安全保障理事会の決議に賛成
○枝村政府委員 ただいまのお尋ねがフォークランド諸島の周辺ということでございますと、現在あのあたりで操業しておる漁船はございません。先生御承知と思いますが、実は一九六三年から六六年にかけては日本の捕鯨関係の企業があのサウスジョージア諸島を基地に使って操業いたしておりました。
○林(保)委員 時間が足りませんので、もう一言中南米局長にちょっとお伺いしたいのでございますが、先ほど来フォークランド諸島をめぐる紛争につきましていろいろお話がございまして、情勢も大体理解できたと思います。しかし、一週間前ですか、本委員会で御質問いたしましたところ、特に運輸省の立場でございましたが、余り手を打っていないということであったのです。
そこで、今回のフォークランド諸島紛争問題については、わが国の立場からしても、単に地球の裏側の出来事だということで見過ごすわけにいかない重大な問題だという認識が必要ではないかと思うのです。このフォークランド諸島に対してアルゼンチン側はマルビナス諸島、もちろんイギリスはフォークランド諸島、それぞれ呼び方も違い、それぞれ領有権を主張しているわけですね。