1950-04-30 第7回国会 衆議院 運輸委員会 第35号
○松村説明員 江口川河口の導流提百四十七メートルは、昭和二十四年七月十七日のフエイ台風により流出いたしまして、すでに災害復旧工事として採択済みであります。現存江口港船だまりは流失して、漁獲高も減少している状況でありますので、緊急整備の必要性を認め、昭和二十五年度において災害復旧工事を実施すべく、予算を計上中でございます。
○松村説明員 江口川河口の導流提百四十七メートルは、昭和二十四年七月十七日のフエイ台風により流出いたしまして、すでに災害復旧工事として採択済みであります。現存江口港船だまりは流失して、漁獲高も減少している状況でありますので、緊急整備の必要性を認め、昭和二十五年度において災害復旧工事を実施すべく、予算を計上中でございます。
私は途中でフエイ台風に遭い続いてジユデイス台風にも遭つて來たのでありますが、その都度都度それを非常に痛切に感じたのであります。それと同時に又この末端における樣子を見ますると、すでに二三日前から台風の襲來に対しての正式の予告が出ておるにも拘わらず、その各地方の末端の町村に至りますと役場自体も村役場町役場も台風が來ることを知らない。その役場自身にラジオを持つております。
本年に漁村の災害がまことに多数でありまして、六月にデラ台風、フエイ台風、七月にヘスター台風、八月にジユイス台風、九月にキテイ台風がありまして、これらの台風はいずれも漁村の船だまり、定置漁業の設備の流失、その他多数の損害をこうむりましたので、普通の手段ではとうてい復活ができないと思うのであります。
○藤田説明員 今年災害が非常にたくさんございまして、御承知のようにデラ台風、フエイ台風、ヘスター台風、それからジユデイス、キティー等、そういうふうに数次の災害があつたわけであります。この被害の状況について、現在私どもの方でも調査をいたしておりますし、縣の方からも被害の報告が参つておりますが、しかしながら災害が激しければ激しいほど、その都度においての調査がまだはつきりまとまつておりません。
○池田(峯)委員 両大臣にお尋ねするのですが、ざつくばらんに今度のデラ台風のフエイ台風、その他の台風が來まして九州四國方面は莫大な被害を受けたのですが、その災害復旧費、それから應急対策費、それから昨年度の災害復旧費用について莫大な負債がある。これを拂つてもらわないと、次の緊急工事が依然としてできない。
八月十日現在の調査によりますと、デラ及びフエイ台風による土木災害復旧費としましては、鹿兒島縣、二十二億三千万円、宮崎縣二十億九千万円、福岡縣二十億三千万円を筆頭に、九州全般にわたりましては約八十億円と査定されるのでありますが、さらに現在までに判明いたしましたジユデイス台風による土木関係被害額は五十五億三千万円に達しておるのであります。
前述のごとく本年の台風は例年に珍しく早期襲來であり、ことにデラ、フエイ台風のごときは植付期であつたために、復旧の運速が直接食糧の生産に重大影響のあるのにかんがみ、次の本格的台風の襲來期に備え緊急措置の必要を痛感し、政府はただちに十億三千万円を鹿兒島縣ほか九縣に特別融資して緊急復旧を強行せしめ、引続きこれら諸縣に対し公共事業費のわく内操作による十二億円の國庫補助金を支出して緊急措置したのであります。
その表はわけまして、二十四年度災害復旧費調、デラ台風以前が三十二億、デラ台風による被害が百三十七億、フエイ台風が十一億、ヘスター台風が四十二億九千万、今度のジユデイスが五十七億、——ジユデイスはまだ中間報告でありまするから、さらにこれより増加すると思いますが、これを集計いたしますると二百八十三億という数字に相成つたのであります。
○説明員(和達清夫君) デラ台風に続きまして日本の附近に來た台風はフエイ台風でありまして、この進路と來た日は資料の眞中頃の長くなつておりますところの直ぐ前の第一図という、頁はありませんが眞中頃にあります。フエイ台風はこの図にありますような進路を通つて日本に近づいて來たのであります。
それから二十三年度の災害復旧の進捗状況でありますが、我々の考えておりますのは、デラ台風、フエイ台風、ヘスター台風で相当に被害が大きいというのでこれに対する措置を講じなければならんとは思いまするが、一方二十三年度の災害に対する國庫補助の支出が非常に少いのであります。
○渕委員 このたび九州地方を襲いましたデラ台風、並びに続いて襲來しましたフエイ台風に際しましての災害はまことに甚大なものがございます。特に政府当局におかれましては、あまりにも災害の甚大なるに驚かれまして、山口國務大臣を中心とする実地視察團を派遣せられました。多くの諸君が実地に見られまして、その被害の予想以上に大きかつたことをば体驗せられたことと信ずるのであります。
さらにフエイ台風——最近北九州地方を襲いましたあの台風によりまする被害もこれに加算されて参つたのであります。そういたしますると、総計百六十九億というような厖大な数字が今上つております。
○野崎説明員 先ほどお話に上りました供出割当の補正の問題でございますが、デラ台風その他フエイ台風、そういうものによるところの減收量は、全般の今年度の麦あるいは馬鈴薯の減収量に対しまして、その数字は割合少いのでございます。