1984-08-06 第101回国会 参議院 本会議 第28号
この一連の経過は、健康保険改悪に対する国民の反対がいかに強くとも、この改悪法案は数に物を言わせて成立させずにはおかないという中曽根政治のファッショ的体質を露呈したものであります。
この一連の経過は、健康保険改悪に対する国民の反対がいかに強くとも、この改悪法案は数に物を言わせて成立させずにはおかないという中曽根政治のファッショ的体質を露呈したものであります。
それを人為的に選挙制度を変えて六割も七割にもしようというところにファッショ的体質があるのです。国民の意思を本当に、求めない傲慢さが私はあると思うのです。そういうお考えを改ためていただかないと私はこの公選法の審議に当たっても非常に危険を感ずるわけです。ですから、もし四割の得票率で四割の議席しか取れなければ連立政権という方法、これはヨーロッパで全部やっているじゃありませんか。