1987-05-23 第108回国会 参議院 決算委員会 第3号
それから例えばこれも現実にあったことでございますが、サウジアラビアのファイサル国王が亡くなりましたときに、御承知のようにああいう国は葬儀というものをほとんど翌日行います。したがってこれに間に合うための方法というのは非常に困難でございまして、この場合も専用機を持っていれば処理ができた、こういう経験もございました。
それから例えばこれも現実にあったことでございますが、サウジアラビアのファイサル国王が亡くなりましたときに、御承知のようにああいう国は葬儀というものをほとんど翌日行います。したがってこれに間に合うための方法というのは非常に困難でございまして、この場合も専用機を持っていれば処理ができた、こういう経験もございました。
かつてサウジアラビアのファイサル国王が暗殺をされましたときに、サウジアラビア王家の葬儀のしきたりを知るスペシャリストが外務省にはお一人もいらっしゃらなかった。
サダト大統領になってから非常に急速に改善されたわけですけれども、これにはちょうど前のファイサル国王の王妃のファミリーが、かつてサダトが革命で逃げたときにかくまった、こういう特別な関係というようなものを非常に把握して育て上げている。
最近のサウジアラビアのファイサル国王の暗殺についても、CIAの謀略説が取りざたされておることは御存じだろうと思います。まことに恐るべきしろものであります。最近イギリスの下院で、アメリカ大使館員十名をCIA要員として国外退去を求めた動議が出されましたが、その理由などについて入手し得た情報を説明していただきたいのであります。
近く外務大臣がおいでになるということでございますが、さらにまた、日本と石油関係あるいはオイルダラーを通じて非常に密接な関係がありますサウジアラビアのファイサル国王が不慮の死を遂げられましたときに、イスラエルとソ連以外の政府特使が皆弔問においでになったというときに、日本は弔問が遅れた。
中東の和平調停はいまのところ失敗に終わったような状態になっておりますし、ファイサル国王は亡くなられましたが、大した大きな変化はないとは思いますが、身をもってどういうようにお感じになったか、簡単にひとつ今度の中東御訪問の感想をお聞きしたいということが一つ。 次は、北鮮に日本人の国籍を持ったままいわゆる日本人妻として帰還をいたしたといいますか、送還された方々が千八百人ぐらいおられるそうであります。
最初に、サウジアラビアとわが国との今後の関係についてでございますが、私ちょうど新国王と新皇太子と御列席のもとに弔意を述べたわけでありますが、その際、新皇太子から、日本とのこのような特殊な温かい関係は前ファイサル国王によってつくられたものであるが、新国王も自分もこのファイサル国王の遺志を継いでますます両国の国交を深め親善を高めてまいりたい方針であるということを言われました。
なお、アラブ全体、あるいは中東紛争との関連で申しますと、やはりファイサル国王が米国との間に特に深い信頼関係を持ち、他方でエジプト、サダト政権に対しても相当な説得力を持っておられたということから、これはサウジの国の力と申す点もございましょうけれども、ファイサル氏の個人的な声望にも相当負うことが多かったわけでございますので、そういう意味では、やはりその点でも損失であったというふうに感じられたわけでございます
アメリカのキッシンジャー国務大臣とこのファイサル国王との間に、八月三十一日説というのがあるんです。これは御存じですか、八月のタイムリミットというのは。——それならこれは私から言いましょう。
また、サウジアラビアのファイサル国王の暗殺に伴うわが国の石油輸入への影響、国内石油産業の経営難と対策、石油の九十日備蓄計画、和装産業の経営難、ことに韓国産大島つむぎの輸入急増による本場大島つむぎの危機に対し、ガット十九条に基づく緊急輸入制限、関税法に基づく輸入規制等の措置をとる考えはないか」等の質疑がございました。
○国務大臣(河本敏夫君) ファイサル国王が四日前に不慮の死を遂げられたということは、私どももまことに遺憾に思っております。
ファイサル国王の事件からたしか四日たっているわけですが、かなり御専門の領域から情報収集があり得ていると思います。 まず伺いたいのは、やはりOPECの中枢としてのサウジのドラスティックな変化によって相当サウジとOPECの関連というか、サウジがOPECに対して持つ影響力というか、これは変化があると思うのです。
○受田委員 宮澤外務大臣は、御就任以来多忙な日々でいらっしゃるし、加うるに今夜はサウジアラビアへ、ファイサル国王の逝去を哀悼し、両国の親善に貢献されようとしてお立ちになるのであります。非常にお疲れですが大任を果たしてこられることをお願いしておきます。 と同時に外務省に、この法案に直接関係する問題をまずお尋ねしたい。
ファイサル国王が逝去されたという報は、あの晩になりまして、晩方私どもそういう情報を確認いたしました。さしずめ特使を、葬儀に列席するために派遣すべきではないかということで、実は深夜でありましたが、総理大臣にも御相談を申し上げ、内々考えておったわけでございます。 しかるところ、第一に葬儀は、回教徒の儀式に従って外部の者を入れずに内輪に行われるということが一点。
ファイサル国王という、日本にもわざわざ来られて親善外交に努められ、また日本を友好国と見ないという情勢の中で、三木副総理、いまの総理がみずから乗り出して、友好国の列にまで引き上げてもらった。ファイサル国王の恩恵は相当なものです。その葬儀に、それぞれの国の元首、総理等が出かけて弔意を表しているときに、日本では野口という現地の代理大使——代理大使といえども身分は一等書記官にすぎない。
そこで、けさの新聞によりますと、中東のサウジアラビアのファイサル国王が暗殺されたということは、これは中東戦争の一番中心的な役割りをしてき、また中東石油の取りまとめ役というようなことをやってきた立場にある国王であるがために日本としては大変関心を持たざるを得ないことだと存じますけれども、この問題に対しての今後の情勢というものについてお聞かせ願えればと思うわけであります。
けさの新聞等によりますと、サウジアラビアのファイサル国王が急死をされた。そして、政変があったわけであります。日本なんかにも国王が来られて、なかなかりっぱな識見を持った国王だというふうに私ども感じておったのですが、これがこういう不慮の死に遭ったわけで、まことに痛惜にたえません。
○河本国務大臣 ファイサル国王の暗殺というニュース、われわれも非常に驚いておるわけでございますが、まず私は、ファイサル国王の急逝に対して、日本としても深く哀悼の意をささげなければならぬと思いますし、私自身もさように考えておるわけでございます。
○宮澤国務大臣 ファイサル国王は、特にわが国に対しては、かつて訪日をされたこともありまして非常に親近感を持っておられた方でありますし、またアラブ世界におきましてもきわめて尊敬された一人の指導者でございました。
○宮澤国務大臣 政府といたしましても、ファイサル国王の突然の御逝去に対して、謹んで弔意を表したいと存じます。 何分にも急なことでございますので、ただいま小林委員のお尋ねでございますが、十分にいろいろな事情がわかっておりませんので、明確に申し上げることができないのが事実でございますが、ファイサル国王はわが国にもおいでになりましたことがありまして、日本に対して非常に親しい気持ちを持っておられました。
○小林(正)委員 質問に先立って、サウジアラビアのファイサル国王の突然の死去に対して、心から哀悼の意を表したいと思います。
きょうは私は、日銀、それから都市銀行を中心にしてお尋ねをいたしたい、こう思っておりましたが、昨日テレビで知りましたファイサル国王の訃報、それについて、実は大平さんが来られたら、前外務大臣でもありましたし、ちょうど石油ショックのときの外務大臣ですからお聞きしようと思ったのですが、私の見解だけ先に副総理にちょっと申し上げます。
これがすぐにファイサル国王のところに蒋介石総統の親書を持って飛んだのです。蒋介石総統の親書を持って飛んで、それで何という返事をもらってきたかというと、サウジアラビアは自由諸国の利益を守るためには、最後の一滴になっても中華民国に石油を供給するであろうというファイサル国王の親書を持って帰ってきたのです。台湾はすぐにそれを全島内に、全国民に発表した。それでみずから蒋経国院長はバスに乗って通い出した。
○玉置和郎君 副総理ね、私一番心配しておるのは、副総理も御承知のように、五月のゴラン高原の問題、いわゆる国連軍を残すか撤兵するかという問題、それからもう一つ案外世界で知られていないのは、キッシンジャー国務長官とファイサル国王が中心になって、それにサダトさんが入って、それにパーレビさんが入って、いわゆるタイムリミットの問題を八月三十一日に置いた。
御承知のように、最近の報道によりますと、サウジのファイサル国王がキッシンジャーに対してこう言っているんですね。われわれは、友人、というのはアメリカでしょう。友人に対する石油禁輸を再び行ないたくはないが、友人が石油戦略の意味を認識しなければ、禁輸を行なうかどうか友人の手にゆだねられておる。
これはりアド協定、テヘラン協定、ジュネーブ協定、相次いでそういうものがあり、またヤマニ石油大臣、ファイサル国王あるいはOAPECの外相会議のいろいろな言動等から見ますと、今日の噴火が起こる初期微動みたいな現象はすでにありた。
あるいはその中で、これは全部そこを使われたかどうかは知りませんけれども、この間に、モブツ大統領あるいはファイサル国王あるいはラザク首相あるいはカルロス殿下あるいはイタリアのアンドレオッチ首相、たくさんの国賓なり公賓が来られて、そのホテル迎賓館を使われた方も相当あると聞きます。
中東について言えば、たとえば一九七一年サウジアラビアのファイサル国王が来日し、サウジアラビアは当然日本に対し答礼訪問を期待いたしておりましたけれども、それを政府は行なわず、ファイサル国王の不興を買ったこと、また、一九七三年にはイラクの国営石油会社総裁が来日し、日本への石油供給を提案したにもかかわらず、わが国政府はこれをにべもなくあしらったこと、さらに、昨年秋の総理訪ソに際しては、ソ連側は、その共同声明
とりわけ、サウジアラビア・ファイサル国王におかれては、日本の友人に対しましてできるだけ自分としても努力をいたしたいと、そのことが近いうちに実を結ぶことを期待するという趣旨のことを述べられたということで、昨夜三木特使から電話をちょうだいいたしたわけでございまして、私どもの中東政策は、そういう意味におきまして漸次アラブ関係国からも理解をいただいておると考えております。
きのうおとといの状況をながめましても、すでにサウジアラビアのファイサル国王のところに、アメリカは武器輸出の話し合いを再開して進めている。戦闘機を二十四機あるいは三十六機売ろうという交渉までしている。これは非常にみごとに転換姿勢が見えている、こういうわけであります。日本はそういった何らの外交手段も講じないというのでは、これは国民にとって外交ミスであり、政治ミスであることになってしまう。
これとからみまして、サウジアラビアのファイサル国王は、メッカ、メジナ、エルサレムという三大聖地の保護、これをはっきりさせることが自分の使命である、いま石油攻勢の頂点に立っているとの方は、この問題が片づかない限りは、サウジアラビアにおける石油戦争は終わらない、こう言っている記事がございます。この地域の方々にすれば当然な主張であります。
一昨年の万博にあたりましても、サウジアラビアからファイサル国王陛下、あるいはいまの首長国連邦になりましたアブダビからも皇太子が見えられる、あるいはクウェートからも外務大臣、経済大臣がしばしば見えられる、イランからも皇帝陛下がお見えになる、あるいは大臣がよくおいでになっておる。今回もエカフェの会議に経済大臣アンサリという人が見えられております。
特にサウジアラビアのファイサル国王ですか、日本に来訪せられたいという申し出をしましたところが、もともとそれは日本を訪問したいということを考えておったので、喜んでお招きに応ずるという返事があったようでございます。