2008-04-04 第169回国会 衆議院 外務委員会 第5号
今までですと、ピースキーピング、PKOの参加もございましたが、今後はピースメーキングの部分でも日本で、今までは不得意な分野もあったかとは思うんですけれども、もちろん憲法の範囲内での話ということになるとは思いますけれども、メーキングの方でも貢献していこうということの法整備も必要であるというメッセージなのかなと受けとめさせていただきました。
今までですと、ピースキーピング、PKOの参加もございましたが、今後はピースメーキングの部分でも日本で、今までは不得意な分野もあったかとは思うんですけれども、もちろん憲法の範囲内での話ということになるとは思いますけれども、メーキングの方でも貢献していこうということの法整備も必要であるというメッセージなのかなと受けとめさせていただきました。
したがって、世界の、私自身、例えばカナダのピアソン・ピースキーピング・センターの研修を広島でやっていただいたり、私自身その講師用の研修も受けていますけれども、そういうところで取り上げている非常に問題解決型の内容の研修、そういったものを主力にして、答えを探すというよりも自分で作っていく、それはどうしたらいいのか、そういったことを肌で感じ取る研修が必要であろうと思われます。
これにも一脈相通ずるものがあるだろうと思っておりますし、また国連の場で、特に平和維持活動の分野で、従来の伝統的なPKOから、今ピースメーキング、ピースキーピングからピースメーキングということで、紛争が終わってから平和維持活動をするのではなくて、紛争が起こる初期の段階で積極的に介入して平和をつくる、そういう方向の模索が今始まっておりまして、こういった考え方にもつながるんだろうと。
しかし、世界的に言いますとやはり、平和を愛するピースラビング、平和を維持するピースキーピング、そして平和を支援する平和サポーティング、それから最後に、平和をつくる、これは戦闘行為が伴うわけでありますが、平和をつくるピースメーキング、こういうような概念が一部にはもう定着しておるのではないかと思います。
そうした中で、これ、つい最近の記事がここに出てきたんですけれども、やはり我々のやっているピースキーピング、これを言わば憲章の六・五条というふうに考えて、もっと積極的にやるべきだと。そして、その車の両輪として正義というものがなきゃいかぬと。
どちらかというと、治安維持あるいはピースキーピングの意味での攻撃に対する最小限の装備を持ってというその部分をはっきりさせることによって、ここの理解というのはもっと深まった議論ができるのではないかというふうに思っております。 それから、二番目の国家間の紛争を前提にした自衛権でありますが、これは専守防衛を堅持していくということであろうかと思うんです。
もちろんそこでは武力行使はしておりませんけれども、紛争後のまさにピースキーピングのためのいろいろなオペレーションに参加するなど、日本が世界の平和づくりにさまざまな面で活動しているということについての評価は、私はかなり国際的にはある、こう思っております。
そういう意味で、ピースメーキング、これは武力行使が必要ですけれども、ピースキーピング、これは鉄砲を撃たなくても軍事力を使わなくてもできるわけでございます。ただいま町村外務大臣がおっしゃったとおり、まさに日本はピースキーピングという立場から世界の平和と安全に貢献できるのではないか。予防措置、それから事後の措置ですね。
つまり、ピースキーピングという、紛争が終わって国連のPKOが行って、そこで停戦を監視していく時代から、ピースビルディングですね、平和を構築していくという時代に変わってきていると。 国連もその対応がまだ少し鈍いので、こういうときこそ日本が、どこかで紛争が起こったら、その武力紛争になる前に、先ほど先生がおっしゃった予防外交というようなことで、その紛争を収めると。
さて、そこで、質問をしますが、この平素の協力というものを、ではPKOという今の法律でいいと思っておられるのか、あるいは、アフガニスタンやイラクの問題のように、物事が起きれば特措法でいいというふうに思っておられるのか、あるいは、もう少し違った形で、ピースキーピングではなくて、ピースメーキングとか、ピースビルディングとか、そういうことまで日本としては行うべきで、そしてその中で日米防衛協力ができるものについてはやるということを
幾らピースキーピングとはいいながら、気象条件も厳しいということがございます。そのような厳しい状況の中で整々と業務を遂行するということ、これが一番大きな経験であり、教訓であると思っております。 もう一つは、他国とどのようにして協力してやっていくかということでございます。
それは当然、ピースキーピングという国連が行う活動と国連の要請に基づいてではあるけれども我が国が主体的に行う活動とは違うのだ、行くところも違うのだ、そのことは隊員もよく存じております。 私は、PKOのときからずっと言ってきたのですけれども、安全であったら自衛隊が行く必要ないでしょうがということなんです。
ピースキーピングなんだろと、ピースなんだろと、じゃ、何で自衛隊が行くのという議論をしたことがございます。しかし、そこにおいても、もちろん停戦の合意があり、我が国の受入れの同意はあるのだけれども、一〇〇%安全だとは言い切れないから自衛隊が行くんじゃないのという議論でございました。
しかしながら、幾たびかの議論を重ねてきて、自衛隊が海外に行くのが必ずしも派兵、いわゆる武力行使のために行くのではない、PKO、いわゆるピースキーピング・オペレーション、平和維持活動に行くのだったらば自衛隊も海外で活躍できる分野があるのではないかと。この審議の際にも国会では様々な議論が行われました。徹夜の審議も行われました。
私は、こういう大きな話を拙速でやるべきではないと思いますし、本当に今イラクの現状というのは非常に戦時と変わらないぐらい危険が一杯な状況ではないかとも思いますし、それから何よりも日本が国際貢献する、平和構築のために、ピースキーピングのために貢献するというそういう態度は、別にこのイラクに乗り遅れる、バスに乗り遅れることではなくて、もっと別の、本当にPKOに予算をこれだけ確保するとかあるいはODAにこれだけ
もう一つの、軍事力の点ですけれども、これも今申し上げたとおり、EUそのものがまだ人道的援助のレベルで終わっておりまして、それをもう少し進めて、いわゆる平和創出、ピースメーキングと彼らは言っておりますが、ピースキーピングではなくてピースメーキングの部分まで立ち入るというふうに、慎重ながら一歩を進めておりますので、少しずつではありますが、共同の、何らかの形の防衛力というものを考えつつあることは確かです。
予防外交と平和形成(ピースメーキング)は、大体、紛争の平和的解決といいますかそういったことを中心にする概念でありますが、それから平和維持(ピースキーピング)、紛争後の平和構築(ピースビルディング)、この三者を一体として把握するという立場に立つ。
○国務大臣(田中眞紀子君) ちょっと私ども、今唐突におっしゃられましたが、おっしゃっているのは、ザ・UN・ピースキーピング・トレーニングマニュアル、これのことをおっしゃっておられますか。
○国務大臣(田中眞紀子君) ザ・ジェネラル・ガイドライン・フォー・ピースキーピング、これでございますか。PKOの一般ガイドライン、これについてどう思うかとおっしゃったのでございましょうか。
新聞もよくそのような観点から間違っていると私は思うんですけれども、例えば東ティモールが独立の際に非常に混乱する、現地が国連に対してピースキーピング・フォーシズを送ってほしい、こういう要請をしますと、日本の新聞は国連にPKF派遣を要請と、こういうふうに報道するわけですね。これは正しくはPKOの派遣を要請なわけです。
カナダの場合の例で申し上げますと、これはかつてはカナダの外交の場合にピースキーピング、平和維持活動というのを中核としてきたと。ところが、この平和維持活動にアメリカも積極的に関与してくる中で、ミドルパワーとしてのカナダというのは次に新しい概念を打ち出す必要がある。そういう中で、人間の安全保障ということを打ち出してきた背景があるかと思っております。
しかし、世界は、御存じのとおり、国境警備隊もありますし、沿岸警備隊もありますし、騎馬警察もありますし、さまざまなタイプの警察力があり、軍事力とは違った形での、先生の申されるピースキーピングをしておるわけです。 しかも、現在求められるものは、先進国間の大規模な戦争ではなく、民族紛争であるとかゲリラであるとかとよく言われます。現にそうです。
ただ、具体的に後でもちょっと申し上げますが、世界の各地の地域紛争に対して今最も有効な手段として機能しているのは国連の平和維持活動、ピースキーピング・オペレーションズ、日本語でPKOと呼ばれる活動であります。