2011-04-30 第177回国会 衆議院 財務金融委員会 第17号
いろいろ調べましたけれども、主要国の中で、このいわゆる無利子国債にトライしたのは、フランス、一九五〇年代にピネー国債というのをつくっています。戦費調達のためです。これは評判が悪くてすぐやめています。 ということも含めて、私は、慎重な検討が必要だと思います。
いろいろ調べましたけれども、主要国の中で、このいわゆる無利子国債にトライしたのは、フランス、一九五〇年代にピネー国債というのをつくっています。戦費調達のためです。これは評判が悪くてすぐやめています。 ということも含めて、私は、慎重な検討が必要だと思います。
御指摘で具体的にあったものについて確認をさせていただきたいと思いますが、一つは、相続税を免除する無利子非課税国債でございますけれども、これについては、無利子ゆえに失われる利子収入よりも軽減される相続税額の方が大きい方が主として購入をされるというふうに思いますので、国の財政収支はその分悪化することになるかと思いますし、加えて、これはちょっと過去の事例で、フランスで、戦費調達で、一九五〇年代、ピネー国債
相続税が非課税となる国債といたしましては、一九五〇年代のフランスにおいて、保有者が死亡した場合に相続税を課さないという特典を付したいわゆるピネー国債が発行された例があるということを承知いたしております。