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8件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1960-05-17 第34回国会 衆議院 地方行政委員会 第31号

ピケ隊というのは、ピケ権を持っておってピケを張っておるのですが、今問題になっておるのは例のホッパーのピケの問題なのです。そしてピケ隊を排除するところの執行命令というのは出てないわけです。立ち入り禁止は出ておる。そこヘピケ隊が何千人か集まっておる。ところが最近に立ち入り禁止のところへへいを建てるということで、ここ二、三日えらく問題になるのじゃないかと思うのです。

阪上安太郎

1960-05-17 第34回国会 衆議院 地方行政委員会 第31号

それをピケ権と称していろいろこれを阻害しておる。こういう事態であれば、要請があれば、法に基づいた正当なる行動を援護していかなければならない。こういうことになりまするので、好ましいことではありませんけれども、ただいまの事態では、まだ警備力をゆるめるとか、これを半減するとか、こういうことは考えられない事態ではないか、かように私は考えます。

石原幹市郎

1960-05-17 第34回国会 衆議院 地方行政委員会 第31号

この場合に、このピケは、ピケ権に基づいてピケを張っておるわけです。ピケに対しては平和的に説得しなければならぬという解釈が出ておるわけです。この場合に、執行吏がここヘへいを建てる場合に、こういう状態のもとではどうしてもへいが建てられぬということになる。中からなら建てられますが、外からは建てられぬ。

阪上安太郎

1960-04-26 第34回国会 衆議院 法務委員会 第23号

○大野(幸)委員 私の承知している範囲では、ピケ権というのは、労働者団結を守って、一部の脱落者を防ぐ、脱落行為労働者の不利益である、こういうことを説得するのが主眼であって、外国なんかの例を引きますると、一部のスト破り労働者が集合をしようとすれば、それに向かって労働者団結の必要を説き、就業自体を妨げるものではない。

大野幸一

1960-04-26 第34回国会 参議院 社会労働委員会 第27号

そういう具体的な書面も持たずあるいは執行も告げない、あるいはその以前に認められているピケ権の正当な行使というものも許さないで、そうして警察官が五百三十六条の二項によってやつたと、こういうことになれば、その前提になる執行吏執行は、正当な執行ではなかったじゃないか。あるいは正当な執行の態様ではなかったのではないか。    

吉田法晴

1954-12-02 第20回国会 参議院 本会議 第3号

団体行動権としてのピケ権利を認めるとするならば、三友炭鉱以下、数多い判決の中に現われておる判旨、特に四月七日最高裁大法廷が最終的に認めましたピケ権正当防衛或いは緊急避難等、自救行為を認めるのかどうか、労働大臣及び法務大臣に伺いたいのであります。  最近の事例によれば、必ず争議やピケ警察官が出勤し、或いは実力行使をしておる、或いは検挙しておる。

吉田法晴

1954-11-26 第19回国会 参議院 労働委員会 閉会後第14号

それについて裁判所は一応とめて説得をするためにやる行為は、これはピケ権として認められておる。こういう判例もあることは御承知だと思う。そういう判例と、それからこういうピケ機会を全然与えない、説得機会をも与えない、こういう考え方はこれは判例とも確かに違う。この点はどう考えられるか。  

吉田法晴

1954-11-18 第19回国会 参議院 労働委員会 閉会後第13号

即ち、ピケ権といえども、その行使はもつぱら他人権利及び自由に対する承認と尊重の上に行わるべきでありまして、使用者財産権や第三者の就労権自由意思を過当に侵害し、これを否定するがごときは、現行法の理念から見て不当と言わなければならないと信ずるのであります。  そこでピケに関し具体的に問題になりまするのは、スクラムによる一般的な就業阻止の問題であろうかと考えるのであります。

松崎正躬

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