1954-11-17 第19回国会 衆議院 労働委員会 第44号 ピケツト・ラインそのものが、暴力的なあるいは破壊的なものではなくて、官憲の介入によつて修羅場が現出したのだ。われわれはこういう事象を是認するような労働次官の通牒の精神に反対をする。 東証ストの場合にも、同様に、腕を組んだピケツト・ラインは、何ら暴力的な態度をとつたものではなかつた。しかし、官憲は棒を振い、棒をつつ込み、暴力をもつてピケツト・ラインを襲つた。 高野實