これは若干酒造用とかビール用等に回っておるようでございますが、これは正確な数字が実はつかめていないのですが、ある程度回っておることは事実でございます。そのほかに、やはりそういう食品原料として、米のかわりといいますか、米と同じでん粉質原料として、トウモロコシのコーンフレークスないしはコーンスターチというものが使われております。
つきましてはカン澱からバ澱への振替措置いかんという問題につきましては、バ澱は割高であり、直ちに振りかえることは困難でありますが、澱粉需要の伸びは、グルタミン酸ソーダ、ビール用等はもちろんとして、今後の方向はブドウ糖等の甘味資源としてのものと考えられますので、甘・馬一体の需給計画につき検討する必要があるということであります。
それから加工用は百五十四万九千石でございまするが、このうち酒用が九十四万石、そのほかに味噌用、ビール用等がこの加工用の内容になるのでございます。次の減耗率は、御承知のように収穫或いは入港から配給までの消費に当るまでの減耗率を見ておるのでございまして、この減耗率は一・二%を考えております。