2017-03-23 第193回国会 衆議院 農林水産委員会 第4号
民間と都道府県の農業試験場が連携した優良事例ということでございますけれども、例えばビール大麦につきまして、ビール会社が自身で高品質なビール大麦の品種を開発されて、その加工の適性の評価をしている。これに乗じて、今度は北海道が、ビール会社が開発した品種について、地域の気候や土壌への適応性を検定するといったような連携を行った例などがございます。
民間と都道府県の農業試験場が連携した優良事例ということでございますけれども、例えばビール大麦につきまして、ビール会社が自身で高品質なビール大麦の品種を開発されて、その加工の適性の評価をしている。これに乗じて、今度は北海道が、ビール会社が開発した品種について、地域の気候や土壌への適応性を検定するといったような連携を行った例などがございます。
若干詳しく御説明申し上げますと、今先生も御案内のとおり、国産のビール大麦でございます。が、生産者団体と業界団体が三年ごとに契約を結びまして基本的な条件を決めまして、それに基づいて各年契約栽培が行われているということでございます。現在は平成七年産から九年産までのビール大麦につきまして契約が決まっておりまして、これはかなり難産でございましたけれども、昨年の十月にようやく両団体で合意されております。
次に、麦についてでございますが、麦に関しては、新法案の第五条の二で麦の生産者の義務検査の項がございますが、法案によりますと、麦について、生産者から政府以外の者に販売される場合の検査は従来の義務検査から任意検査に移行する、そしてビール大麦、飼料用麦、これは北海道、九州、栃木、あのあたりで生産されているわけですが、ビール大麦、飼料用麦のように生産者と実需者の間で直接売買されるものは同様に任意検査に移行をすることになる
○矢上委員 この場合に、任意検査ということですから、ビール大麦をつくっておられる方々が皆さん任意検査を受けられれば理論的には全部クリアするわけですよ。ビール大麦の業界がそのような統一のとれた業界なんでしょうか。それともまた、検査を受けるとして、先ほど申しましたように任意検査の手数料の問題も含めまして、ちょっと答えにくい問題だとは思いますが、ぜひお聞きしたいと思います。
それから麦についても、試験用の栽培として、これは稲よりも件数ははるかに少のうございますが、ビール大麦について、これもビルマとか中国というような国でございますが、やはり栽培適応性試験用種子ということで、極めてわずかの量が輸出されたという実績がございます。
ビール大麦でございますと、先ほどの御指摘のように、最近非常にしま萎縮病が多発して問題になっておりますが、これにつきましては、既に二十年前からこのしま萎縮病に対する抵抗性の育種に取りかかっておりまして、中国から導入しました木石港という品種がそのしま萎縮病に抵抗性がある、そういう遺伝子を持っていることを発見いたしまして、ちょうど二十年かかって、今日関東二条二十二号が新品種候補として注目されている、そういう
このビール大麦のしま萎縮病に対する取り組みについて、一年前倒しで実需者と農水省が真剣な取り組みをしておられる、これについては大いに評価をいたすところですが、こういう問題は何も最近起きた問題ではなくて、前々から指摘をされ、その必要性が議論されてきておったわけであります。私は、もっともっと早く真剣にこの品質の向上のための取り組みをやっていただきたい。
さらに、ビール大麦の計画的な生産、流通を確保するため適切な指導措置を講じてほしい、こういう問題が出ておりますが、この点につきまして御回答をいただきたいと思います。
お尋ねのございました中長期的な対策、こういうことにつきましては、実は現在は五十八年から六十年産までの間の第一次の中長期対策でビール大麦の対策を講じたわけですが、ことし六月、つい先般でございますが、第二次のビール大麦中長期対策、六十一−六十三年度ということで合意がなされました。
このうち、関係者が注目しているのはビール大麦について。今年の秋まき限りで、六十年からは作付けしないアズマゴールデンは、割合を長期計画の数字よりさらに低く抑えられ、代わって、ビール会社などが強く推すはるな二条、あまぎ二条の割合が増える。
また、ビール用のビール大麦につきましても適切な自給率を維持する必要があるというような観点から、特に五十三年度水田利用再編対策を実施するに際しまして、重点作物として以後重視しておりまして、現在約三十五万ヘクタール弱まで回復しておりまして、生産量も百万トンをオーバーしたというようなことでございます。麦につきましては、確かに米に比べますと収量の変動も大きい。
農業基本政策及び米穀政策の確立等に関する陳 情書外十六件 (第六二号) 北洋漁業の安定確保等に関する陳情書 (第六三号) 大規模林業圏開発事業の推進に関する陳情書 (第六四号) 農業振興対策の拡充強化等に関する陳情書 (第六五号) 水田利用再編対策等に関する陳情書 (第六六号) 農業対策推進等に関する陳情書 (第六七号) 農地転用の適正化に関する陳情書 (第六八号) ビール大麦
圃場整備事業に対する国庫補助制度の充実強化 に関する陳情書 (第一九二 号) マツクイムシ防除制度の拡充強化に関する陳情 書 (第一九三号) 蚕糸・畜産・酪農政策の確立等に関する陳情書 外四件 (第二五〇号) 林業振興等に関する陳情書外二件 (第二五一号) 農地の転用に関する陳情書 (第二五二号) 飼料用水稲を転作作物として開発、実用化に関 する陳情書(第二五 三号) ビール大麦
○参考人(中小路茂次君) すでに御高承のこととは存じますが、ビールはビール大麦を発芽させてつくります麦芽とホップを主原料としまして、それに米、でん粉などを副原科として仕込みをいたしまして、それから酵母によって発酵、熟成させてつくりますところの低アルコールの健康的な嗜好飲料でございます。
○二瓶政府委員 小麦の方は、確かに自給率はビール大麦といいますか二条大麦に比べましてまだ低い線でございます。ただいま申し上げましたように、まだ日本めん用の需要というのは相当大きゅうございますので、さらに小麦の方は大価に仲はしていきたいと思います。
したがいまして、今後ビール大麦をさらに生産を増強していくということであれば、当然先生おっしゃるように、麦芽の製造能力、こういうものを強化していかなければならぬ、拡充していかなければならぬということになるわけでございます。したがいまして、所管の国税庁等とも十分話しまして、その面の行政指導というものをやっていきたいと思います。
○澤邊説明員 ビール大麦につきましては、これはビールという主食以外の特定の商品の原材料であるということにかんがみまして、従来から生産者とビール会社の間の契約栽培によって円滑に民間流通が行われてきておりますし、われわれといたしましても、ビール大麦につきましては今後とも民間流通によることを原則として国内の原料処理能力の増強を図ったりしながら需給の均衡を図っていくことが大事だと思います。
こういう状況から、政府といたしましては、ビール大麦につきまして今後とも民間流通によることを原則としてその健全な発展が図られるように、必要な指導に努めてまいりたい、このように考えております。 なお、ただいま御指摘のございました酒米につきましても、酒造用米は原則として民間の自主流通、こういう形で処理されておるところでございます。
○野崎説明員 先生いまおっしゃいました百七十二億、昨年が百八十七億あったわけでございますが、これはこのうち三十六億が、例の生産振興奨励金を麦価に繰り入れた、その関係で特別な措置といたしまして五十二年産のビール大麦に対しまして五十キロ当たり千円でしたか、ビール会社に補助をする。それと、規格外麦に対しまして米麦改良協会に十八億全額国庫で金を出しておる。
個々の農家と直接契約をやるわけではございませんので、そこのところは個々の農家とビール会社との関係はそう生じてこないわけでございますが、先ほどもちょっと御質問ありましたけれども、結局、ビール大麦も相当増産をしてきておるわけでございますが、やはりビールの伸びの方がはるかに多い、したがって麦芽の必要量もはるかに多い、したがって足りない部分はどうしても輸入に頼らざるを得ない、そういうようなかっこうにいまなっておるわけでございます
○野崎説明員 ビールにつきましては、ビール大麦につきまして全農とそれから全中、それからビール会社、それぞれが中央段階で契約をいたしますし、県では県の経済連、それから会社、それぞれ契約をいたして契約量を毎年決めておるわけでございます。本年はたしか十五万一千トンの契約が済んでおるはずでございます。
それから大麦でございますが、ビール、ウイスキー用の国産ビール大麦でございますが、これは二等で一トン、政府の告示価格でございますが、四十四年に六万一千二百九十五円であったものが十五万八千六百四十円。それからビールにつきましては輸入ビール大麦、これも一トン、政府売り渡し価格でございますが、六万三千百九十円が六万一千七百二十円ということになっております。
ビール大麦が二千七百五十四円。大臣どうでしょうか。こんな安い賃金が日本の現実のいまのこのインフレの中でどういうところに実現しておるのか。もう一つは、こういう賃金で麦を生産できるのか、生活できるかどうか。こういうことが公表されておるわけですね。いやしくも食糧の自給、麦を生産するということになれば、三木内閣の政策として、もう麦の生産を放棄するというなら別です。これはどうですか。
以下、六条大麦、裸麦、ビール大麦につきましてはごらんいただいたとおりでございますが、なお、「注」に書いてございますように、小麦、裸麦につきましては、一俵と申しますのは六十キロであり、六条大麦、ビール大麦については五十二・五キログラムということになっております。
として、小麦、六条大麦、裸麦、ビール大麦をそれぞれ列記しているじゃないですか。どこにも参考事例云々なんてことは書いてないじゃないですか。だめですよ。小麦については生産費と去年の買い入れ価格が大体似たようなものだが、それ以外は全部生産費よりも下回った価格でしょう。ことし決めたのもまた下回っておる。
○説明員(戸塚金郎君) ビール大麦のことについてちょっと申し上げておきたいと思います。 ビール大麦は生産者と工場とが大体契約栽培的に直接買われておりますので、先ほど渡辺先生がおっしゃられましたような、政府から管理した麦をお売りするというのでなくて、直接買っておられます、工場が生産者から。
それで、四十九年産麦の動向を見ましても、小麦とビール大麦はふえている、裸麦、六条はそれほどではございません。これはやはり麦別のいろいろ作付条件があろうかと思うわけでございまして、それにぴしゃり見合いまして奨励金に差をつけるということも、なかなかむずかしい問題があろうと思います。
はもちろん形式上は奨励金がございませんが、仮に加えて試算をしたわけで、それから契約生産奨励金がございますが、これも加えて試算いたしますと——これは厳密に申しますと、先生十分御承知だと思いますが、単純に加えることはいかがという問題がございますが、仮にやってみますれば、小麦の場合は四十八年で家族労働報酬は一日当たりで四千三百三十九円と相なりまして、その他六条大麦が三千五百六十八円、裸麦がが二千三百六十五円、ビール大麦